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2016年12月31日 イイね!

2016年自動車界10大ニュースだって、・・??




1年の締めはやはり10大ニュースとしておきたい。振り返ることで改めて行く年を分析し、来る年の対応を立てられる思う。


以下、オートックワン編集部がピックアップしたニュースです。では10位から。


10位 フォード日本完全撤退

フォードジャパンにとっても寝耳に水だったそうな。客観的に見ると全くヤル気を感じなかった日本戦略の完全なミス。ルノーのように特徴的な車種を持ってくれば良かったのに、日本車の同じようなモデルしかラインナップしない。「ダメなクルマの売り方の見本」です。破綻していない自動車メーカーの撤退は初めてのこと。


9位 新型タンクをラブホとして活用する事をトヨタが推奨

このトヨタ タンクの広告には驚かされた!けれど不快な感じを与えるでもなく、皆さん「ニヤリ」とするのみ。出生率低下に歯止めを掛けてくれるか?イマドキ尖った広告を作れる企業は強いと思う。


8位 NSXはあれで大丈夫なのか

一番驚いたのが価格。デビュー前まで1600~1800万円になるとウワサされており「高いね!」。されど実際は2380万円!フル装備にしたら3000万円になってしまう。それでも3年分の受注を受けているそうな。人気が無くても、評価されなくても、計画台数が売れれば問題ないのかもしれません。


7位 ルマン、残り3分でトヨタリタイヤ

私は100%勝ったと思い、優勝した原稿を書いてました。すると突如「スローダウン!」という情報。レースに「れば」「たら」はないと言われるが、まさかこんなタイミングでトラブル出るとは予想もしておらず。ル・マンと言えば、今シーズンを持ってアウディが撤退するのもニュースでした。2017年はトヨタWR参戦を楽しみたい。


6位 インプレッサが日本カー・オブ・ザ・イヤー

スバルがCOTYを受賞するのは4代目レガシィ以来13年振り。思い起こせば4代目レガシィも新世代プラットフォームを採用したモデルだった。良いモノ作ればCOTYを獲れる、というのがスバルの技術力の高さなんだろう。ちなみに13年前もプリウスとの激しい戦いでした。


5位 絶妙のタイミングで三菱自に手を差し伸べたゴーン氏の経営手腕

燃費不正問題で三菱自動車の株価は暴落。このタイミングをゴーンさんは見逃さず買いに出た!冷静になって考えてみたら三菱自動車のポテンシャルは高い。苦境を脱すことが出来れば、日産・ルノー・三菱自動車の合計で1000万台になる。トヨタ、VW、GMと並ぶ規模のアライアンスになるのだからスゴイ!


4位 Google自動運転の開発断念

日産セレナのプロパイロットなどの登場で「自動運転元年」と考える人もいるようだけれど、これまで巨額の開発予算を投じてきたグーグルが事実上、自動運転の開発プログラムを凍結した。グーグルだけでなくアップルも自動運転の開発を止めている。総合的に考えれば完全自動運転は遠ざかったように思う。


3位 逆走や踏み間違い事故が多発

2016年のニュースで多かったのは運転ミスによる自動車事故。事故の総数を調べれば減少傾向ながら、メディア関係者に「クルマを嫌う世代」が増えたためクルマの事故の報道も多くなってきたのだろう。一つ一つの事故をキッチリ分析し、再発防止策を練るのはよいことだと考える。


2位 三菱自動車燃費不正問題

三菱自動車の場合、この手の不祥事が多すぎる。加えて燃費不正は国交省から課せられた再試験も不正をしていた、ということを考えるなら単純なミスではない。抜本的な社内改革をしなければ、今後もこの手の問題が起きる可能性大。日産による改革は三菱自動車にとっても好ましいのではなかろうか。


1位 2016年国産新型車が少なかった

業界的に考えれば最も大きな“事件”である。過去30年くらい遡ったって、これほど新車の少なかった年は無い。様々な事情が重なったということなのだろうけれど、日本市場の規模縮小を物語っている。2017年は多くの新型車が出て賑わうだろうか?

読者諸兄にとっての2016年はいかがだったでしょうか?

素晴らしい2017年になることを期待しています。では良いお年を!




フォード日本撤退かね。エスコートとかなかなか良かったけどね。でもそれだけか。

トヨタのあのCMねえ、トヨタもやるねえ。まあ、いいんじゃないの。最近は女の方が肉食系なのかな。

スーパーカーと言うのは性能だけではなくて夢がないといけない。NSXに夢があるかねえ。

ルマンのあのトヨタのリタイヤねえ。あれは絶句したなあ。97年のTS020のリタイア、翌年の残り20分、時速340キロでのパンク、そして今回、でも全力でトップを走行して負けたんだからやむを得ないだろう。トヨタの健闘を祈る。


スバルは10年から15年に1回ヒットを飛ばす。富士重工の企業総資産が三菱重工よりも多いのが驚きだった。


三菱自動車のスキャンダルなあ、日産が仕組んだのか、…と疑いたくなるような絶妙のタイミングだった。


自動運転ねえ、完全自動運転で事故が起きたら企業責任と言われるとちょっと引くかも、・・。


高齢者にはミニカー、最高時速60キロ、航続距離100キロ、2人乗り+荷物スペース、これで十分だろう。


三菱自動車の不正は確信犯、企業全体の問題だろう。ただ、出せもしない燃費計算方法を押し付けるお上もどうかと思う。


今年は新車が少なかったのか。よく分からんけど2017年はどうだろう。モデルチェンジも金がかかるからそうそうできないんじゃないかな。


それでは良い年を、‥(^_-)-☆。



Posted at 2016/12/31 21:34:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車 | 日記
2016年12月31日 イイね!

マツコ、トヨタ東富士研究所に行く。




マツコ・デラックスが夜の街に出没し、あてもなく気の向くままに歩く番組「夜の巷を徘徊する」(テレビ朝日系)。12月28日(水)夜11時20分からの'16年最後の放送は、“特別編”と題してトヨタ自動車の開発拠点となっている研究所を訪問する。




この番組は録画しておいた。トヨタの東富士兼研究所はトヨタの研究開発の中心地で企業秘密の塊のような場所でよく中を見せたなと思う。以前にマツコはトヨタの元町工場を見学しているが、今年、元町工場に行って、「マツコ来ただろう」と聞いたら、「ええ、1年前に、・・」と言っていた。


マツコは結構毒舌なんだけどその場その場で言葉を選んで必要以上のことは絶対に言わない。その辺はなかなか頭がいいタレントだと思う。トヨタの社長もマツコが気に入っているのか2回も取材に応じて自ら接待をしている。これもいい宣伝にはなるのかもしれない。


トヨタと言えば資産総額は20兆円以上、連結で従業員数は35万、その気になれば次期主力戦闘機だって自主開発できるほどの財力、財力だけだけど、を持っている超巨大企業で、その頂点の社長だから社員にしてみればそれこそアンドロメダ辺りの存在なんだろうけどマツコは結構タメ口聞いていて面白い。


東富士研究所の前は何度も通っているが、中は全く窺えない。どこで何をやっているか分かるとまずいそうで背景にもぼかしが入るくらいだが、自動車会社がやっていることなど一緒だろうし、ヘリか何かで上から見られれば蓋をするわけにもいかないだろう。


でも基礎研究から新車開発、モータースポーツ開発までいろいろとやっているようだ。昼飯を食っている時にマツコが社員に、「トヨタってどんな会社だ。言ってみろ」とか社長の前で言わせていたが、僕に言わせれば、「面白くない」の一言に尽きる。


トヨタはずっと昔から『80点主義』だの『無難な車作り』だのと言われてきた。日産は一時期、「千分の一秒が分かる人のために、・・」とか言って技術を売り物にしていたが、千分の一秒が分かる百人よりも百分の一秒も分からない一万人、十万人を相手に車を作る方が商売としては賢いと思っていた。それが商売の鉄則だし、商売にはそういう割り切りも必要だろう。


そうした割り切りを支持する気持ち、それは今でも変わらない。でもなあ、あれだけ大きな会社なんだから目で見て乗りたくなるような、乗って楽しくて忘れられないような、そんな車の2つや3つくらい出してもいいんじゃないか。そりゃあレクサスにはGSFやRCFとか1千万越えばかりじゃないか。買えない額ではないけれど車に1千万も注ぎ込もうとは、・・うーん、それならロータスがいい。


トヨタにも看板になりそうなスポーツカーがあったじゃないか。スープラとかセリカとかMR-Sとか、・・。スープラはちょっとでかいかなと思うけどセリカはなかなか良かった。特にGT-4は憧れだったなあ。それからMR-Sも悪くない。ディーラーで1度試乗したが、なかなか面白かった。


日産という会社はあまり好きではないが、えらいと思うのは未だにフェアレディZを作り続けていること、マツダもロードスターをコツコツと作り続けている。Zなんて500万前後の価格だけど商売としては絶対に赤だと思う。それでもなぜ作り続けるのかと言えば、それが「日産の顔」だからだろう。GT-RとフェアレディZは絶対に捨てないと、・・。マツダも一緒、トヨタがマツダにスポーツカーのノウハウを聞きに行ったら、「どんな時でも作り続けること」と言われたとか、・・。


トヨタはC-HRというSUVを発売した。プリウスのプラットフォームを使って今人気のSUVを作ったようだ。評判も極めてよろしくバックオーダーが3万台とか、・・。でもそれって今を時めく人気車種でそれだから作ったんだろう。売れるものを作る、それは商売の鉄則だからそれはそれでいい。でもねえ、見て乗りたくなる、乗って楽しくなる、そういう車が会社の顔としてあってもいいんじゃないか。


スポーツカーなんて時代に逆行している。燃費→悪い、ユーティリティ→低い、乗降性→悪い、イメージ→危ない、だけど車は走って曲がって止まるもの、それを高いレベルで融合させた車と言うのが会社の顔としてあってもいいんじゃないか。G'sなんてあんな取ってつけたような車じゃなくて、・・。


若者の車離れなんて言うけど給料は安くて上がらない、車の価格は高いでは買いたくても端から諦めてしまう。しかも走る収納ボックスのような車ばかり、・・。車の運転てもしかしたら楽しいかもしれないと思わせるような車がないからなあ。スープラにしてもセリカにしてもMR-Sにしても作り続けていれば会社の顔になっただろうにねえ。もしもセリカGT4が残っていたら今回間違いなく買っただろうけどねえ。あれ、本当に格好良かった。

Posted at 2016/12/31 16:58:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車 | 日記
2016年12月31日 イイね!

コペンと言う車、・・。




コペンと言う車をスペース的に言うと、今時の無暗と背高の軽を2/3くらいに押しつぶして後席スペースを取り払ったような車と言う。うーん、確かにそんなものかもしれない。つぶされた後席分はルーフの収納スペースと言うことだろう。


ただ、乗っている分には狭いということはない。広くはないが、2名分の快適スペースは確保されている。屋根を開ければ青天井で解放感は抜群だ。まあスペース売り物の車ではないのだから2人しか乗れないとか室内が狭いとか収納が少ないとか言うのは筋違いだろう。


これまで乗った車は概ねファミリーカーという類の車でスポーツカー的な車にはあまり乗ったことがない。敢えて言えばビスタVSなどは当時としてはハイパワーエンジンを搭載していたが、1.8リッター用に作った車に2リッターツインカムエンジンを無理やり乗せたのでフロントヘビーになってしまい、I型ストラットサスの能力不足と相まって尻振りまくりのじゃじゃ馬だった。次のビスタαⅹは機械式フルタイム4WDでどんな状況でも非常に優れた安定性を有していたが、あれをスポーツカーと呼ぶにはかなり違和感がある。サイファは冗談のような車で走りは悪くはなかったが、ごく平凡だった。


コペンは出立は何とも派手で、ジョーヌイエローと黒のコンビいう色も工事用車両のようで派手だが、SAやPAに停めておくと周りの車に紛れて見えなくなってしまうほど小柄の割にはがん飛ばしているようなつり目で何というかちびっ子ギャングのような車だ。


エンジンも普通の軽のターボで足はビルシュタインなんて言っているが、リアはトーションビームサスでブレーキもドラムだ。で、こういう車は普通はスポーツカーなどとは言わないのだが、片山右京氏は、「これ、スポーツカーだねえ」と言っている。プロモーションビデオの中での話だから普通はそう言うだろうけど、それには理由があるように思う。


まずステアリングが非常に切れが良く正確なこと、遊びがほとんどないので鷹揚なトヨタ車にばかり乗っていたものとしては最初はちょっと戸惑うが、慣れてくると狙ったラインをきれいにトレースしてくれるので気持ちがいい。


足回りもガチガチに固められていてほとんどロールしない。こういう足は限界を超えるとぶっ飛んでしまうだろうけどちょっと振り回す程度では右だ、左だと振られないので動きが機敏になる。動力性能は軽でしかも自主規制とやらがあるのでパワーはお話にならない。


でも、こいつをタイトなコーナーが連続する山坂道や屈曲の激しい平たん路に持って行けばハイパワースポーツカーともいい勝負をするのではないだろうか。そんな勝負はともかく車を思うとおりに操りたいという欲望は十分満足させてくれると思う。


ただ、今の時代に合っているかと言うとなんだか真逆の方向に行っているような気がしないでもない。価格→高い、ユーティリティ→極めて低い、スペース→最小限、でもねえ、トヨタの完全子会社になってしまったダイハツがよくこんな車を作るものだと思う。商売的には決してプラスではないだろうけどダイハツの意地なのかもしれない。

Posted at 2016/12/31 13:23:11 | コメント(1) | トラックバック(0) | 自動車 | 日記
2016年12月30日 イイね!

あり得ないことが、(123)




「良く出来た話だけれど本当だとは信じがたいなあ。まるで映画か小説のようだ。現実にはあり得ない話だよな、実際。ところでその話を誰かにしましたか。」


「伊藤さんたちには、ちょっとね。」


「もうあまり話さない方がいいかも知れない。」


「どうして、どうして話してはいけないの。これは紛れもない事実よ。それともこんなことを言っていると頭がおかしくなったと思われるから。」


「それもあるけどそんな途方もない話ではぐらかされるのは男にしてみれば何だか馬鹿にされているみたいで。この年になって純粋だの愛だの恋だの言う気もないけどなあ、この年だからこそということもあるんだから。」


うーん、そうかあ。確かに立場が逆だったら相手にこんな話をされればそう思うかも知れない。


「事の成り行きで言っておけば僕はあなたに好意を持っている。それだけは伝えておきたい。ただあなたにはあなたなりの思いや生き方があるだろうから、そこまで干渉しようとは思わない。僕があなたを好きだと言ってもそれは僕の勝手な思いだから、あなたがそうでなくてもそれは仕方のないことだ。でも、さっきのような途方もない話ではぐらかされるのは自分としてはどうも納得出来ない。

 
あなたは自分が男だと言う。確かにあなたにはところどころ女よりも男を感じさせる部分があるが、周囲の人達はあなたを女と認めて女として処遇している。僕もあなたが男だとは信じ難い。成熟した知性を持った素敵な女性だと思っている。」


「それはどうも。でも私はあなたがどうして劇的に変わったのか話せというから事実を話しただけよ。信じるか信じないかそれは私の問題ではないわ。私はあなたを馬鹿にしてなんかいないわ。却ってあなただからこそこんな途方もない話をしたのよ。相手をそれなりに信用していなければこんな話はしないわ。」

 
これは極めてもっともなことで言葉屋もこれにはさすがに黙り込んだ。しかしいきなりこんな話をされたら誰もそのとおりだなどと言う者はいないだろう。それに話したのは絶対に信じないだろうと言う確信を前提としたいたずら心とアルコールのせいかもしれない。


「あなたが話したことが事実だと言う証明もないんだろう。以前の自分のことも覚えていないんだろう。」


「何もないわ、何も覚えていない。あなたのように独身でフリーで英語の仕事をしていたとしか記憶はないわ。でも私の知らない潜在意識にはいろいろな記憶が残っているのかも。ねえ、もしかしたら元の私はあなたなのかも知れないわね。」


今はもう元の自分が言葉屋ではないという確信があったのでちょっとからかい半分に聞いてみた。


「いや、そんなことはない。僕の記憶はしっかりと続いているから。」


「そう、いいわね。私は過去がなくなったわ。」


「気の毒にな。」


「でもね、今は別に不幸とは思わないわ。これで生きていくしかないんだから、それはそれで楽しいわ。あのね、あなたのことを最初に見た時、何だか懐かしくて頭がボウっとして立ちすくんでしまったわ。その時、『もしかしたらこの人って元の私かな』って結構真剣に考えたんだけど違ったみたいね。どうしてそうなったのかは特に明確な説明は出来ないけど、たぶん元の自分に似た人を見て潜在意識が反応したのかも。」


「見事に女言葉を使うね、意識しているのか。」


「勿論よ。この体では男言葉は使えないわ。使ったらきっと周りがびっくりするわ。でもね、本当に怒った時は男の時の立ち居振舞いが出る時もあるみたいね。」


「何だかうそや冗談を言っているとも思えなくなって来たけど、そんなことがあるなんてこと自体信じられないなあ。」


「いいわよ、信じてくれなくても。」


その時僕は突然肩を叩かれて驚いて振り返った。そこにはこの店のマスターが立っていた。


「おれは信じるよ、人間が入れ替わるなんてそんなことがあるかどうか科学的に証明しろと言われても分からない。要はこの人を信じるか信じないかと言うことだろう。俺にはこの人がうそを言っているとは思えないよ。もしもそれが本当ならずい分苦労したんだろう。表面的にしても落ち着いて生活できるようになるまで。こんなことを無闇に話したりしたら頭がおかしくなったのじゃないかと思われかねないのに。

 
目が覚めたらいきなり自分が女になっていたなんで普通の人間だったら発狂してしまうかもしれない。もしも半分ボケたばあさんなんかに変わってしまったらどうするんだろう。自分の周囲のことも何一つ分からないのに良く落ち着いて生活が出来たもんだよ。

 
きっと言うに言えない辛い思いをして来たんだろうに、この人は本当に正直に淡々と話している。こういう人にうそは言えないさ。ねえ、俺だったらこの人がたとえ男だろうと女だろうと惚れちゃうねえ。なかなか腹が据わっていて度胸もありそうだし、変に自分を飾ったりしない。いや、本当にいい奴だよ、この人は。」

 
どうしたことかバーのマスターが僕の言うことを信じると言ってくれた。信じると言うよりも何か人として共鳴するところがあったのかもしれない。僕は何だか涙が出そうなくらい嬉しかった。本当に女だったらどっと泣き伏していたかも知れない。


「これはあなたに僕からの奢りだ。飲んでくれ。」

 
マスターは自分でビールのグラスを持ってきて僕の前に置いた。酒なんかただでもらっても嬉しくもないが、マスターの気持ちが嬉しかったのでありがたくいただいておいた。


「僕は何とも言えないなあ。うそをつくような人でないことは分かるが、人間が入れ替わってしまうなんてそんなこと実際にあるはずがない。でもそれはそれとして僕もあなたが好きだな。ただ、確かに女性と話しているというよりも何となく息の合う同性と話しているような感じがするかな。まあいいか、たまには思い切って飲むか。」


「理屈で考えてはだめなんだよ。信じるか信じないかは人と人との心の共感だよ。」


マスターがなかなか良いことを言ったところにクレヨンがおずおずと店に入って来た。そして入り口のところでそっとこっちを覗いていた。



Posted at 2016/12/30 22:24:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 小説 | 日記
2016年12月30日 イイね!

コペンで箱根の山坂道を走る。

コペンで箱根の山坂道を走る。


昨日は湯河原に行ったついでに今日はコペンで箱根を走ってきた。昨日は135号もかなり混んでいたので旧道から真鶴に出たが、真鶴駅の浦から一山超えて湯河原に入る道があった。ナビが案内したのだが、こんな道は知らなかった。


で、今日は奥湯河原から椿ラインを経由して芦ノ湖元箱根に出て桃源台経由で仙石原へ、県道736号から長尾峠、そこから何時ものように県道401号で御殿場、東名経由で帰ってきた。椿ラインではバイクがかっ飛んでいた。後ろに来たのですぐに道を譲ってやったが、バスに引っかかってずい分苦労していたようだった。


全般に車は多い。年末年始を箱根で過ごす人も多いんだろうけど、日帰りも多いようだ。あちこち何時降ったのか雪が残っているのであまり飛ばさずにのんびり走る。姿かたちなのか追いかけて来るのがいるには困ってしまう。「これはねえ、軽なんだから、軽。」そう言ってやりたいが、椿ラインのようなタイトな山坂道では結構速い。


低いギアでの加速は悪くないし、ステアリングもキレが良く正確、足もほとんどロールしないほどしっかりしている。だからカーブが連続するような場所だとあっという間に間が空いてしまう。速いんだぞ、コペンは、・・(^_-)-☆。


401号でも後ろからRX8が追いかけてきたが、やはりコーナーが連続する場所ではあっという間に離れてしまう。「なめんなよ。速いんだぞ、コペンは、・・。」運転していたのは若い男の子だったんでまだ運転になれていないのかも、・・。


帰ってきて給油、今回は17.25キロ走っていた。こんなものかな。軽とは言ってもスポーツカーだからなあ、コペンは。
Posted at 2016/12/30 19:39:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車 | 日記

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ntkd29です。CB1300スーパーボルドールに乗って11年、スーパーボルドールも2代目になりました。CB1300スーパーボルドール、切っても切れない相棒にな...
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