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2017年06月24日 イイね!

防衛装備品輸出と言ってもそんなに簡単なことじゃないでしょう、・・(-。-)y-゜゜゜。




哨戒機「P1」機体からエンジンまで輸出期待高まる
  
政府は2014年、防衛装備移転三原則の運用を始め、防衛装備品の輸出にかじを切った。パリで開催中の航空宇宙産業展「パリ国際航空ショー」では、フランス政府の要請を受けて出展された海上自衛隊の固定翼哨戒機「P1」(川崎重工業製)に、輸出成功の第1号への期待が集まった。

 
このショーの入り口の近くの建屋にブースを構えたのが、日本航空宇宙工業会(SJAC)と会員12社。新明和工業は海上自衛隊に採用された救難飛行艇「US2」の模型を出展した。

 
担当者は「P1のように実機展示してほしいと言われた」と手応えを見せる。高さ3メートルの波の上に着水できるのは、世界で唯一だ。輸出は政府間の交渉になるが、複数の国から引き合いが来ているという。

 
また防衛装備庁は「P1」用エンジン「F7」の民間転用も検討している。F7は純国産では最大級のエンジン。小型のリージョナルジェットなどへの搭載が見込める。機体全体だけでなくエンジンビジネスも機体できる。

 
F7の開発は防衛省技術研究本部を中心に行われ、IHIが設計・製造を担った。推力約6トンの小型タイプのエンジンだ。低燃費と低騒音を両立したほか、窒素酸化物(NOX)の排出も大幅に削減した。軍用機としての運用実績をテコに、民間機への搭載を訴求していく。

 
一方、SUBARU(スバル)は陸上自衛隊の次期多用途ヘリコプター「UH―X」の模型を出展した。量産初号機を21年度末に陸上自衛隊に納入予定で、その後は各国への輸出も想定する。

 
UH―Xのベース機種は民間用途での輸出も狙う。若井洋航空宇宙カンパニーヴァイスプレジデントは「消防や警察の厳しい任務でも安心して使用できる。アジアなど新興国が主要な販売先になる」との見方を示す。


民間停滞も防需が支える
 
日本航空宇宙工業会によると、2016年度の航空機生産(速報値)の総額が前年度比4・1%減の2兆427億円だった。民間航空機向け部品が大型機の需要減少で落ち込んだ。ただ、防衛や宇宙分野が底堅く推移し、2年連続で2兆円を超えた。

 
16年度の生産額の内訳は民間向けが同10・9%減の1兆1788億円、防衛向けが同12・5%増の5270億円、宇宙分野が同0・3%減の3369億円。吉永泰之会長(SUBARU〈スバル〉社長)は「航空宇宙は経済を活性化する先端技術産業だ。こうした使命を肝に銘じ、産業発展に努める」と話す。




売れればいいけどねえ。武器は単に出来が良いとか悪いとかだけじゃないからねえ。信頼性が何より求められるから日本製の武器と言うと実戦経験が全くないので信頼性の点ではゼロだからねえ。P1やUS2などの本格的な機体を買えるのはそれなりに大きな国ではないとダメだろう。特にP1などは大国でないと買えない。エンジンもカタログ上の性能は良いのかもしれないが、民間で使うにはちょっと小さ過ぎるんじゃないか。民間機で4発だと維持管理に金がかかるし、・・(-。-)y-゜゜゜。UH-Xだっていくらなんでも機体が古すぎるだろう。日本の兵器輸出は緒に就いたばかり、ノウハウがない。いろいろやってみてぜひノウハウを学んでほしい。

Posted at 2017/06/24 11:54:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 軍事 | 日記
2017年06月23日 イイね!

翼の向こうに(67)




辺りが薄暗くなって徐々に視界が狭くなってきた頃、私は遠くに焼玉発動機の規則正しい排気音を聞いた。うねりに持ち上げられるたびに私は精一杯首を回して辺りを見回した。そして遠くからこちらに向かって来る一隻の漁船を見つけた。船は自分の方に近づいてきてはいたが、今の進行方向では私のところから少し離れたところを通り過ぎて行きそうだった。


『あの船に拾われなければ本当に生きる道は絶たれてしまう。』

 
私は意を決して首に巻いていたマフラーを外すと両手に持って大声で叫びながらできるだけ大きく振り回した。その分、今までマフラーでかろうじて押し止められていた海水が襟から流れ込んで来て体温で温められた海水と取って代わった。全身が硬直して意識が遠のくような冷たさだった。そんな努力にもかかわらず漁船はゆっくりと私から遠ざかっていった。

 
マフラーを振っていた手の力が徐々に抜けていって、とうとう私はマフラーを海面に投げ捨てた。絶望感が全身を巡って私は海面に仰向けに体を投げ出した。


『これで最後か、一体今までに何機撃墜したかな。十機は超えているはずだから少しは殺されるかもしれなかった非戦闘員の命を救ったかもしれない。それで良しとするべきか。』

 
重くなって支えるのが面倒になった両手を海水に投げ出した時、右手が飛行服のズボンのポケットに触れた。そこには護身用というよりは万が一の時に自決するために自費で購入した拳銃が入っていた。その瞬間、私はあることを思いついた。そして急いで拳銃を取り出すと何度も水を払ってから拳銃を空に向けた。

 
一日中水に浸かっていた拳銃が果たして激発するものかどうか自信はなかった。引き金を引けば暴発する恐れもあったが、躊躇わずに引き金を引いた。


「パン」


乾いた音が海面に響いて弾が出た。私は続けて引き金を引いた。


「パン、パン、パン」

 
何発発射したか分からなかったが、拳銃の発射音とは違う焼玉発動機の規則正しい排気音が自分に向かって近づいてくるのが聞こえた。そして間もなく舳先で銛を構えた若い女性と舵を握っている年配の男性を乗せた小さな漁船が目に入った。どうも敵と思っているらしかった。


「帝国海軍剣部隊の武田中尉だ。」

 
私は銛を打ち込まれる前に何度もそう叫んだ。やっとのことで船に引き上げてもらった私は軍人として何とか毅然とした態度を取ろうとしたが体が言うことを聞かなかった。船底に大の字に寝転がって喘いでいる私に男が声をかけた。


「あんた、今朝方、敵をたくさん落とした海軍さんかね。落下傘が見えたが、あれからずっと海に浸かっていたのか。本当にご苦労さんなことだ。早く濡れた物を脱いで着替えるといい。おい、幸恵、何か着る物を出してやんなさい。」

 
幸恵と呼ばれた若い女性は黙って船板を外すと汚れた毛布と女物のチャンチャンコを出してくれた。私はその女性に飛行服を脱ぐのを手伝ってもらうと裸の上にチャンチャンコを羽織って汚れた毛布を腰に巻きつけた。魚の臭いが鼻をついたが濡れた飛行服よりははるかに心地よかった。


「幸恵、七輪を起して魚でも炊いてやれ。温まるだろう。」

 
幸恵という女性は手早く七輪を起すと鍋で海水をすくって火にかけた。そしてその中に輪切りにした魚を放り込んで少しばかり味噌を加えて蓋をした。なれた手つきだった。私は歯をガツガツと震わせながらぼんやりと鍋を眺めていた。

 
魚が煮上がると塗りの剥げたお椀によそって差し出した。私はそれを受け取って汁をすすった。汁の暖かさが体中の肉に染み込むように広がった。海水とわずかな味噌で炊かれた魚の名前が何と言うのか全く分からなかったが、私は息もつかずに腹の中へと流し込んだ。そしてあっという間に空になったお椀を手にしてため息をついていると女は笑顔で手を差し出した。

 
二杯目はゆっくりと味わいながら口に運んだ。そしてそれを食べ終わる頃にはもうほとんど暮れかかった陸地が見えてきた。


「申し訳ありませんが陸に上がったら駐在に連れて行ってください。部隊に連絡を取らないと。」


私は舵を握っている年配の男性を振り返った。


「駐在は浜から四里も行かねばな。今日はもう遅い。うちに泊まって明日の朝出かけて行くといい。それまでには服も乾くだろう。その格好で夜中に駐在を起しても相手にはしてくれんだろう。」

 
そう言われて私は自分の姿をまじまじと見直した。赤い花模様のチャンチャンコに毛布を巻きつけた姿ではなるほど海軍の搭乗員と言っても相手にはしてもらえそうになかった。船が入り江の中の小さな漁港に着くと私を岸に待たせて二人は手早く船を舫ってから漁具と魚の入った籠を抱えて歩き始めた。二人の家はそこから五分ばかり歩いたところにある粗末な小さな小屋だった。中は十二畳ほどの板の間と竈を据えた土間があるだけの漁師小屋だった。

 
二人は私を板の間に休ませてそれぞれ自分の仕事を始めた。男は取ってきた魚の始末と漁具の整理、少女は竈に火を入れると食事の支度と忙しく立ち働いているのを私は板の間から眺めていた。


「一杯飲むといい。体が温まる。」

 
一通りの仕事を終えた男は流しの下から徳利と湯飲みを取り出した。差し出された酒を手に取ると男は少女の方を向いて静かに話し始めた。


「幸恵の両親は漁に出て行ってアメリカの飛行機に殺された。小さな漁船に何度も何度も機銃掃射を繰り返してそれこそ木っ端微塵だった。身寄りのなくなった幸恵は近所で付き合いのあった俺のところに転がり込んだんだ。毎日西から飛んでくる敵の飛行機の数は減りゃあしない。

 
それに引き換え、西に飛んでいく味方の飛行機はろくに戻っても来ない。この戦争はもういかんと思っているが、戦争が終わらなければ敵の飛行機は毎日やって来て人を殺して漁場を荒らしていく。それでも今日はあんたが敵の飛行機をやっつけてくれて気持ちが良かった。

 
戦争は人殺しだから悪いことないんだろうけど、我が物顔に日本の空を飛び回って荒らしていく敵の飛行機が目の前で二機も燃えて落ちれば、いけないとは分かっていても手を叩きたくもなるさ。まあ、何もないが酒でも飲んでくれ。そのうちに飯の支度もできるだろう。」


私は手に持った湯飲みを床に置いた。そして深々と頭を下げた。


「皆さんを守り抜くことができなくて申し訳ありません。」


「いや、あんたたちは良くやってるよ。たった一機でたくさんの敵に向かって行って二機もやっつけたんだから。さあ、頭を上げて飲んでくれ。」


男は徳利を差し出した。


「おじいちゃん、飲み過ぎちゃだめよ。さあ、兵隊さん、潮を流しましょう。こっちへ来て。」


少女は土間に盥を置いて私を呼んだ。


「兵隊さんを流したら私が使ってもいい。」


少女は男を振り返ると返事も待たずに着物を脱ぎ始めた。


「早く裸になってここに座って。」

 
上半身裸の少女は私を急き立てた。私は手拭をとると借りていた着物を脱ぎ捨てて土間に下りた。そして盥の真ん中に座った。少女は手桶の湯を器用に体にかけては手拭で体を洗ってくれた。


「もういいわ。」

 
一通り洗い終わると少女は私に声をかけた。盥から立ち上がったものの衝立一つない小屋ゆえに覚悟を決めて板の間に飛び移り用意してもらった下着と浴衣を素早く身につけた。


「じいちゃん、先に使ってもいい。」

 
女はそう言うと腰に巻いた布を取り去って盥の中に腰を下ろした。人前で平然と肌を晒す女を目にした私は返って目のやり場に困って板の間に置かれた湯飲みを睨み続けていた。


「日本がどうしてこんな戦いを始めたのか、難しいことは俺達には分からん。戦争をしているあんたたちには申し分けないが、こんな戦はやってもらわないほうが良かったんだ。若い者はみんな戦争に行って死んでしまうし、最近じゃあ敵の飛行機が飛んできては船を沈めていくわ、家は燃やしてしまうわ、年寄りや女子供まで殺してしまうわ、いいことなんぞ何一つない。わし等はただ漁をして平和に暮らしていければそれでいいんだ。この戦に勝てば日本が豊かになるのかどうかは知らんが、別にわし等豊かになんかならなくてもかまわん。村の者が穏やかに生活していければそれで十分だ。ところであんたは職業軍人かね。いくら職業軍人でも戦って死にたくはあるまい。軍人でもなんでもないわし等はなおさらだ。」

 
男は湯飲みに注いだ酒を舐めるように飲みながらゆっくりと平坦な調子で話した。感情を高ぶらせないその口調が返って私の心に突き刺さった。


「止めなよ、じいちゃん、この人、予備士官だよ。召集されたんだ。戦争が好きでやっているんじゃないよ。」


何時の間にか、体を洗い終わって体を拭きながら私たちの前に立った女が言った。


「いや、職業軍人も召集された予備士官も関係ない。俺達は軍人だ。その軍人があなた達国民の命や暮らしを守れないということは自分たちの義務を果たしていないということだ。本当に申し訳ないと思う。そのことはどんな理由をつけても許されることではない。」


私は板の間に両手をついて頭を下げた。


「もう止めようよ、こんな話。じいちゃんも見ただろう。この人、たった独りでアメリカの飛行機に向かって行ってたくさん撃ち落したんだよ。この人だって一生懸命戦っているんだから、もう止めようよ、こんな話は。そうだ、洗濯が終わったら体を揉んで上げるよ。一日中海に浸かって冷えて体が堅くなっているだろう。じいちゃんもやってあげるよ。待っていて。」

 
女は手早く衣類を身に着けると土間に下りて私の飛行服を運んできて洗濯を始めた。私は黙って洗濯をしている女を見つめていた。老人は決して私を責めるつもりはなかったのかもしれない。ただ、心の中に積もったものを吐き出したかっただけなのかもしれなかった。老人の口調は決して激しいものではなく、むしろ私に問い掛けているようだった。こんな時はむしろ詰られた方がまだしも気が楽だったかもしれない。穏やかな老人の口調が私の心に重く圧し掛かって離さなかった。


Posted at 2017/06/23 23:17:05 | コメント(0) | トラックバック(0) | 小説2 | 日記
2017年06月23日 イイね!

陸自水陸機動団発足へ、・・。




「敵前上陸」能力、適切な運用を
 
18日に閉会した国会で「改正自衛隊法」が成立した。全国の陸上自衛隊の部隊を一元的に指揮する「陸上総隊」を創設し、陸上総隊の直轄組織として“日本版海兵隊”といわれる「水陸機動団」を2018年3月までに新設するのが目玉だ。国内に点在する離島などが不法に占拠された場合、離島に上陸して奪還を目指す専門部隊である。

 
水陸機動団は陸上自衛隊の相浦駐屯地(長崎県佐世保市)に駐屯する西部方面普通科連隊をベースに組織される。同連隊は上陸作戦を行える部隊を目指して2002年3月に創設。

 
隊員の多くがレンジャー資格を持つ精鋭部隊で、これまでに日本国内や米国で米海兵隊と共同演習も行っている。現在は660人規模で、水陸機動団が発足すれば2000人以上の規模に膨れあがる。

 
先日、その相浦駐屯地を訪れた。海に面した92万平方メートルの広大な敷地に、さまざまな建物が点在し、水泳や射撃訓練はもちろん、カラビナやハーネスなどを使った山岳登攀訓練、ゴムボートなどを用いた水路潜入訓練など、多彩な訓練が行える。

 
屋内プールでは完全武装した隊員が平泳ぎで泳いでいた。装備は20キロから30キログラム以上に上り、着衣のまま、靴を履いたまま100メートルを泳ぎ切る。かなりの体力がなければ、泳ぎ切ることはできないだろう。

 
隣のコースでは、ヘリコプターが墜落し、海上に着水した際の脱出訓練を行う。コクピットに見立てた鉄枠をプールに浮かべ、枠の中に隊員が座り、枠を逆さまにする。

 
隊員は逆さまになったまま、水中で安全ベルトを外し、水上に脱出する。この間、1分以上は呼吸するのを我慢しなければならない。相当きつい訓練だ。

 
次に建設中の脱出専用プールを見学した。プールの上10メートル程度の位置に横移動ができるクレーンを配置。そこに隊員たちが乗り込んだ実物大のヘリコプターや水陸両用車の模型を吊した上で、水中に落下させ、乗車している隊員たちが順序よく脱出できるように訓練する。

 
これにより、実際に海上に落下した際、一カ所の入り口に隊員が殺到してパニックになる事態を回避し、無事に生還する術を学ぶ。

 
水陸機動団には水陸両用車の専門部隊も新設される。水陸両用車部隊は、相浦駐屯地から佐世保市中心部を挟んで12キロメートルほど離れた崎辺地区に崎辺分屯地(仮称)を建設して本拠地とする。

 
実際に現地に行ってみると、まだ地盤改良と造成工事を行っている段階だった。今秋以降には隊庁舎や食堂・厚生施設・体育館、整備工場などを着工し、完成は2018年度にずれ込む見通しだという。

 
配属される水陸両用車は「AAV7」型と呼ばれる米国製車両で、地上ではクローラー走行し、水上ではウォータージェット推進により浮上航行する。乗員3人以外に兵員25人を運ぶことができ、離島への上陸強襲作戦などに威力を発揮する。

 
ところで、実際に離島が占拠された場合の奪還作戦のイメージはどうなのか。海上自衛隊の艦船で島まで数キロメートルの沿岸まで接近し、そこから水陸両用車やボート、ヘリコプターなどを使って上陸するというのが基本だ。

 
ただ、その前にやらねばならないことがある。航空自衛隊の戦闘機や海自の護衛艦を使って攻撃し、敵を制圧することである。

 
陸自幹部は「敵がガッチリ構えている場所にそのまま入って行くことは難しい。敵をほとんど叩いた後に我々が行く」と話し、人命第一をアピールする。

 
離島が無人島なら良いが、有人島の場合は空や海からの攻撃は難しく、その場合はどうするのか。また離島奪回作戦は陸海空の3自衛隊の連携が不可欠だが、その辺りはどうなのか。

 
さまざまな課題はあるだろうが、水陸機動団の誕生は、日本の離島を不法に占拠しようとする組織への「抑止力」につながるはずだ。とはいえ、水陸機動団が実際に戦闘する場面は見たくない。


“海兵隊”は、専守防衛の自衛隊にとって長らくタブーだった。「かが」はじめ4隻のヘリ空母の就航に続き、「水陸機動団」を創設することで、自衛隊は小規模ながら映画『史上最大の作戦』のような「敵前上陸」の能力を持つことになる。

 
批判もあるだろう。しかし現在の自衛隊の弱みのひとつが離島防衛であることも事実。戦力均衡の考え方からすれば、弱点を放置しておくことは紛争を招く恐れがある。

 
「水陸機動団」は決してアジア諸国の脅威となるような規模ではないが、適切な運用を内外にアピールしてもらう必要がある。




徐々に形になって来る日本版「海兵隊」だが、実際に戦闘ができるようになるにはまだまだ時間がかかるだろう。空海との連携も不可欠だが、艦砲射撃や空爆が効果がないのは日米の島嶼戦で見るとおり、・・。まして砲の口径が小さく数も不足と合っては何をかいわんや、・・。陸自が上陸支援用に戦闘ヘリと言う気持ちが分からないでもないが、・・(-。-)y-゜゜゜。いずれにしてもノルマンディや沖縄上陸戦のような大規模上陸作戦をやれる国など世界のどこにもない。自衛隊の水陸機動団も最大で1000人規模程度だろう。そして局地の島嶼争奪のような戦闘になるだろうが、そう言うことが起こらないことを祈る。
Posted at 2017/06/23 14:27:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 軍事 | 日記
2017年06月23日 イイね!

仲間を救うのか、艦を救うのか、その兼ね合いが難しい。




静岡県・伊豆半島沖で米イージス駆逐艦フィッツジェラルドがコンテナ船との衝突し、駆逐艦の7人が死亡した事故で、22日付の米紙ワシントン・ポストは、乗組員らが艦の沈没を防ぐため、仲間が取り残されている恐れがあると知りつつ、浸水区画の閉鎖に踏み切ったと報じた。

 
複数の米海軍関係者が同紙に語ったところでは、同艦の居住部分に衝突後、大量の海水が流入。取り残された乗組員の救出作業が数回にわたって試みられたが、浸水が激しくなり艦沈没の危険が高まったため、居住部分に通じる水密扉の閉鎖を決めた。この時点では、何人が残されているのかは判然としなかった。

 
7人の遺体はその後、閉鎖された居住部分で回収された。水密扉が閉鎖された時点で7人が生存していたかどうかは明らかでない。衝突により艦底付近に開いた穴は直径4メートル近くに達していたという。

 
関係者の一人は、危機に直面した乗組員らが「苦渋の選択を迫られた」と指摘。別の関係者は、結果的には今回の程度の損傷で艦が沈むことはなかっただろうとしつつ、乗組員の迅速な行動が被害の拡大を防ぎ、自力での帰港を可能にしたと評価した。

 
米海軍は、近く同艦のイージス武器システムのデータから事故の経緯を解析する方針。艦を米本土で修理するため、巨大な重量物運搬船に載せて輸送することを検討しているという。




衝突した後のイージス艦を見るとずい分と傾いているなと思ったが、バルパスバウが当たって水線下に大穴が開いていたんだな。クリムゾンタイドと言う映画でも被害を受けた潜水艦が乗員が取り残されているビルジハッチを閉めるのを躊躇うシーンがあったが、辛い決断だろう。戦記物などでも浸水個所から退避してくる乗組員と浸水の状況を見ながらここと言うところで心の中で「許せ」と詫びながらラッタルを上がってくる乗組員の頭を蹴飛ばしてもハッチを閉めないと艦が沈没してしまう。そのタイミングを計るには古参の下士官でないとできないというようなことが書いてあった。クリムゾンタイドでは副長が "Seal the goddamn hatch before we all go down!" と叱咤激励していたが、命令する方も実行する方も辛い決断だろう。
Posted at 2017/06/23 14:25:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 軍事 | 日記
2017年06月23日 イイね!

弾道弾防御、陸上型イージスシステムを導入へ、・・。




防衛省は、陸上配備型の新たな迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の導入に向けた関連経費を2018年度当初予算案に計上するよう要求する方針を固めた。北朝鮮の弾道ミサイルへの対処能力を高める狙い。候補に挙がっていた高高度迎撃ミサイルシステム(THAAD=サード)の導入は見送られる。

 
複数の政府関係者が22日までに明らかにした。防衛省は17年度予算でコンピューターのシミュレーションなど新装備の導入に向けた調査費を計上。来年度はイージス・アショアに限定した調査費を盛り込み、防衛力強化を示したい考えだ。7月に防衛省内で装備品のあり方などを検討する「統合機動防衛力構築委員会」(委員長=若宮健嗣防衛副大臣)を開き、イージス・アショアが適当との意見をまとめる方向で、概算要求を経て来年度予算案に計上される公算が大きい。

 
日本の弾道ミサイル防衛(BMD)はイージス艦の迎撃ミサイル「SM3」が大気圏外で迎撃し、撃ち漏らせば地対空誘導弾「PAC3」が大気圏内で迎え撃つ二段構え。イージス・アショアの導入で補完する狙いがある。




策源地攻撃とは言っても決して確実ではないので飽和ミサイル攻撃には飽和ミサイル迎撃か。ただ、一度入れればそれでいいわけじゃなくてレベルアップや更新をしていかないといけないので金がかかることは間違いない。まあ保険だと思えばいいか。ミサイルの次は高エネルギー兵器だろうな。
Posted at 2017/06/23 14:24:15 | コメント(0) | トラックバック(0) | 軍事 | 日記

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ntkd29です。CB1300スーパーボルドールに乗って11年、スーパーボルドールも2代目になりました。CB1300スーパーボルドール、切っても切れない相棒にな...
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