
トヨタのカローラが今年で
発売50周年を迎えたそうです。
40周年の時は、お台場まで"
記念展"を見に行っていました。
現行モデルで何と11代目。半世紀以上も車名が変わらずに残っているクルマは数えるほどしかありませんが、その中でもクラウン、ランクル、そしてカローラとトヨタが多いのが流石です。
サイズは兎も角、モデルチェンジしてもコンセプトは大きく変わらず継承されています。
それに比べて、ライバルの日産はどうでしょう?
スカイライン、フェアレディZと残っていますが・・・
カローラといえば、かつては登録車販売台数NO.1の常連でした。今となってはその座を身内のプリウス、アクアに受け渡してしまいましたが、それでも街中でカローラを見かけない日はありません。
カローラを愛車で選んだことはありませんが、自分にとって、マイカーの原体験こそ4代目のモデル(AE70)でした。
我が家に初めてマイカーがやって来たのは35年前。自分が幼稚園年中の12月でした。
幼稚園のお迎えに普段先ず来ることが無い親父が一緒にいて、子供ながら「あれっ?」と思ったところ、そこには見慣れないクルマが1台。
写真の前期型とは違い、後期型(グレードは1500SE)でしたが、色は一緒。
当時大流行の910ブルーバードと迷っていたのですが、近くに住んでいる叔父がちょうどタウンエースワゴンを買ったばかりで、営業マンを紹介してもらってカローラに決めたそうです。
ミッションはMTで、オプションでエアコンを装着。今ほど日本も暑くなかったのか、この頃はエアコンなどまだまだ贅沢品でした。
物心がついた時からクルマ好きだった自分は、たとえカローラであっても自分の家にクルマがあるという事態に大興奮。
ちょっとした買い物でもクルマで出かける時は必ず親にくっついていったものでした。
カローラの思い出ですが、長野や爺ちゃん婆ちゃんが住む和歌山まで遊びに行ったのを覚えています。
まさか、プラモデルにあったとは!(後期型ですが、グレードは違います)
しかし、母方の祖母を含め5人家族の我が家にはカローラではちょっと手狭で、2年も乗らずに同じカローラ店からFFになったばかりのカムリへ買い替えることになりました。
以降、バブルに向かってステップアップしていきます。
GX71チェイサー⇒GX81チェイサー⇒VZV33カムリプロミネント⇒C34ローレル⇒Y33セドリック⇒JY33レパード⇒JZS161アリスト⇒WC34ステージア⇒V35スカイライン⇒Y50フーガ⇒Y51フーガ⇒GJ7インプレッサG4と、ほぼ3年周期でクルマが変わっていきました(^^;
サラリーマンでありながら、こんな贅沢ができたのは共働きだったからでしょう・・・
(C34ローレル以降は自分もハンドルを握っています)
頂点は50歳になった時に買ったアリストでしたが、購入後1年で車両盗難に遭いました(T_T)
本人的にはクラウンが憧れだったみたいですが、手に入れることなく親父は昨年12月に他界。
インプレッサG4が人生最後のクルマとなりました。
フーガからインプレッサG4へダウンサイジングをする際に、「最初に戻ってカローラにしたら」と母親に言われていましたが、原点回帰が嫌だったのか、カローラには強い拒絶反応を示していました(-_-;)
それも今となっては良い思い出ですが。。
50年の歴史の中で、我が家にいたのは2年足らずでしたが、初のマイカーということもあり、今でも思い入れがあったりします。
でも自分でカローラを買うことはないだろうなぁ・・・
Posted at 2016/07/27 14:54:34 | |
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