7月23日(土)に大阪は箕面市で開催された
「みのおキャンドルロード2016」に行ってきました。
これは箕面公園一体のライトアップに加え、箕面大滝、瀧安寺前広場を中心に約6000本ものろうそくを飾り、幻想的な一夜を演出するというものです。
箕面駅前周辺の商店街による楽しい縁日が並ぶ夏祭り「箕面地区納涼の夕べ」も同時に開催されていました。
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夜間撮影というと「スローシャッター」。先日のカメラ講座で先生が説明された「スローシャッター」について記しておこうと思います。
ちなみに先生は最近メディアに露出が多く、先日も関西のラジオ番組やTVの情報番組MBS「ちちんぷいぷい」などに出演されていました。サブレギュラー的に出演されるのでどんどんローカルで有名になりそうです。
「スローシャッター」
・60分の1以下のシャッタースピードを指す。スマートフォンなどでは意図的にできない一眼レフカメラならではの撮影方法。
スローシャッターにあると便利なもの
・PLフイルター・・・絞り2段分減光できる。
・NDフイルター・・・2段以上減光する必要がある時に使う。
・三脚、一脚
・リモートスイッチ
キヤノンのレンズの手ブレ補正機能(イメージスタビライザー)には2つのモードがあるので、用途に応じて変更して使う。
モード1・・・縦揺れの手ブレを防ぐ
モード2・・・横揺れの手ブレを防ぐ
スローシャッターを使う時
・暗い夜や室内での撮影
・渓流や滝を撮る時
・スポーツ、レース、飛行機などの流し撮り写真
・花火
・イルミーネーション
・スナップ撮影
・星を撮る時・・・ISO6400 開放 30秒で星を止めて撮る。
夜間の流し撮り・・・ISO感度とシャッタースピードのバランスがシーソー状態になる。
・写真の中に動いてぶれているものと止まっているものを混在させることで、よりスピード感、躍動感を出すことができる。
・街中のスナップ写真でもスローシャッターを使うと顔がぶれるので肖像権の問題もなくなる。
・とめるよりも、わざとぶらす、流すことで、より面白い写真を撮ることができる。
普通に撮ると普通にしかならない写真もスローシャッターで撮ってみよう。
「意図的にぶらす」ことでスローシャッターの世界が広がる。
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レガシィで箕面駅まで行き、駅から2.8kmさきにある箕面の滝まで約40分の道のりを歩きます。
1枚目の写真は先日の千里川の設定のまま(ISO感度)という変な設定でした。
箕面の滝道の横には箕面川が流れています。
19時を回るとあたりが暗くなってきました。私もここからはカメラの設定をシャッタースピード15分の1秒に設定してスローシャッターにして撮っていきます。
使用しているレンズはEF35mm F2 IS USM。4段分の手ぶれ補正機能が付いているので、私が手持ちでスローシャッターにしても手ブレを防いでくれました。
ようやく滝が近づいてきました。
三脚を使用している老人カメラマンが注意されていました。人混みの中での三脚は危ないですからこういう時も明るい単焦点レンズがいいですね。
箕面の滝もライトアップされて美しいです。
帰り道の瀧安寺公園もライトアップされています。
わざと人が前を横切った写真を入れてみました。
「みのおフェスタ31」とあるので、31回めなのでしょう。
箕面では川床も数年前からやっていると聞いてました。川沿いは涼しくていいでしょうね。
帰り道は川の光の映り込みも考えながら撮ってみました。
写真はそれほどスローシャッターで被写体ぶれしているものが少なかったので見込み違いとなりました。やはりもっと動きが速いか、三脚を使用して6分の1秒位に設定すればもっと人がブレてくれたのだろうと思います。
幻想的な夏の夜、カメラを片手にいいお散歩をすることができました。
最後までご覧いただき有難うございました!
Posted at 2016/07/24 21:22:54 | |
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