
大阪万博公園にある水族館、『NIFREL(ニフレル)』に撮影実習で行ってきました。
ここは昨年オープンした新しい施設で、大坂天保山にある水族館「海遊館」がプロデュース。水族館、動物園、美術館のジャンルを超えて、まるでアートを楽しむように、生きものや自然の魅力を直感的に楽しめる工夫を凝らしたのが特徴です。
私自身、小さい水槽がたくさんあるらしいということしか知らず、有名な大きい水槽の水族館などに比べ見劣りするのではと思っておりましたので、今回が初めての見学でした。
撮影前に先生からはアドバイスをいただきました。
・暗いところと明るいところが交互に来るのでISO感度はAUTOでOK
・絞りの数値は開放で、絞り優先AEモードで撮影。
・ホワイトバランスもAUTO、露出補正もプラマイ0でOK
・ピント位置は魚の目に合わせること。モードはONESHOT。
・同じ水槽で魚を待つのではなく、いい位置にいる魚を探して回る。
・構図は縦位置横位置、ハイアングル、ローアングル、変えて撮る。
・小さい円柱の水槽はピントが合いにくいので、少し離れて撮る。
そして館内に入り、24-105の標準ズームレンズで撮影を始めたのですが、ここでたいへんなことになりました。入ったところにはいきなり問題の小さい円柱型水槽があるのですが、「ピントがまったく合いません」。
肉眼ではくっきり見えているものが、カメラのファインダーを通すとぼやけてしまいます。
湾曲した分厚いアクリルの水槽が光を屈折させるようです。両目だとくっきり見えるのに片目だとぼやけて見えます。
先生のご指示通り、今度は少し離れて撮ってもみましたが、ガラスの反射もあり、ピントの甘い、フイルターを掛けたような、まるでスマホで撮ったような立体感のない写真になってしまいます。これではとても作品が撮れる気がしません。最終的に500枚強、撮影しましたが、そのほとんどがピンぼけという悲惨な結果になりました。おそるべしニフレル! ということで今回は普通サイズでブログに貼り付けます(^^)48枚とひじょうにたくさんですのでスーッとスクロールしてくださいね♪
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水槽を見ていて、最初に感じたこと。それは来場している人達が水槽を見るたびに大きな声で「わぁ~○○やぁ~!」という歓声をあげることです。
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海遊館や須磨の水族館だと水槽が大きいので、大きい魚に目が行きがちですが、ここはたくさんの小さい水槽なので、水槽ごとに異なる小さいお魚を発見する楽しみがあるのです。
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また水槽は円柱状でぐるり360度回り込んで見られるので、小さい子供でも空いているところを探して見ることができるという良さがあります。
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水槽はたくさんあるので、飽きやすい子どもでも次へ次へと水槽を見るたびに大きな歓声をあげています。これは年配のご夫婦とかでも同じでワクワク感がこれまでの水族館とはまったく異なります。
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館内はいくつかのゾーンに分けられていてゾーンごとに照明の明暗、音楽などが変えられていて、まるでUSJなどのアトラクションの中を回遊移動しているかのような感覚です。
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魚も学術的な種類分けで展示するのではなく、ドット柄やストライプ柄といった、模様や色を楽しめるようになっていたのも、見てて楽しさを感じるところです。
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ドクター・フィッシュもいましたよ。ここでは自分の指を水槽に入れて魚に古い角質をたべてもらうことができます。
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水槽も絵が入っていたり、照明にこだわっているゾーンもありました。
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照明の反射をうまく取り入れると、玉ボケのように写ります。
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魚だけでなくすっぽんなんかもいましたよ。
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カメレオンもカラフルですね。
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スケルトンなお魚もいました。
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ワニなんかもかなり近くで見ることが出来ます。
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ホワイトタイガーもここでは白黒ストライプの生き物として紹介されてます(^^)
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小さいですがカバさんもいました。
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このワオキツネザルたちはこのゾーン内を自由に歩きまわります。人間は彼らの歩く道の分スペースを開けてあげるルールになってます。
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鳥たちもこのゾーン内は自由に飛び回ります。
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ここで一周回りましたので、今度は100mmのマクロレンズをお借りして再チャレンジです。
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最短撮影距離が短いのを利用して、水槽に近いところを泳いでいる魚を狙います。そうすると水槽の屈曲でボケるのを防ぐことが出来ます。
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ピントはオートフォーカスで合わせた後、マニュアルで動く魚に合わせて調節します。
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ファインディング・ニモで人気になったカクレクマノミ。この魚を撮ったことがある方はわかると思いますが、とても小さく動きが速いので難易度が高いです。
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カサゴもうまく撮るのが難しいですね~。
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ハリセンボンの子どもだと思います。撮るのはたいへんです。
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オートフォーカスもONESHOTと追尾モードのAI SERVO+マニュアルフォーカスを使い分けて色々試してみました。
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いっぱい貼り付けましたが、実はうまく撮れずボツになったお魚も多いです。中でも映画ファインディング・ドリーで子どもたちにもすごく人気だったドリーことナンヨウハギ、シロボシアカモエビ、ミナミハコフグなどなどのオシャレな模様のお魚たちがうまく撮れなかったのは残念でした。
とりあえずピントが合ってたのだけ載せたのか?と言われそうなレベルの写真ばかりですが、水槽ごとに新しい発見、新しい撮影にチャレンジする楽しさがあってニフレルは面白かったです。しかし、何でピントの合わない水槽のある水族館を選んだんだろうってくらい、ホント撮影は難しかったです。
水族館に撮影実習で来るのは2015年秋の
須磨海浜水族館以来のことでした。この時の写真と比べると、水族館のコンセプトがまったく違うことがよくわかりますね。この頃は今よりさらに写真自体の出来がかなりイマイチですね。(^_^;)
新しいコンセプトのニフレルは驚きあり、ワクワク感ありで、期待以上のいいトコでした。ご夫婦、ご家族で来られるととても楽しめますよ。でも撮影はスマホで楽しむくらいがちょうどいいかもです(^^)
たくさんの写真をご覧いただいて有難うございます!(^^)
Posted at 2017/01/30 22:20:21 | |
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