
この前アメリカへ注文しておいたBARNESの現行オイルポンプ用リビルドキットとその他パーツ数点届いた♪
BARNES純正のリペアパーツ、こんな感じで売ってる。
なかなか日本で目にする機会無いのではw?
さぁ、本命のオイルシールは何が入っているのか!?
SKF6373入ってた♪
オッシャ!俺の予想通りw
これさえ使えれば御の字!!
俺が使ってる古いBARNESポンプだと、フロントオイルシールはナショナル471255が入ってるが、今入手しにくくなってる。
生産中止なのか生産数が少ないかで。
で、今新品で買える現行のBARNESポンプや他のメーカーのドライサンプポンプ、ほぼフロントシールはSKF6373が採用されてる。
前のブログにも書いてるが、同じサイズの互換部品。
ピーターソンのポンプは何か特殊なシール使ってるな。
古いドライサンプポンプでナショナル471255オイルシールから滲んで来たら、手に入りにくい471255探さなくてもSKF6373使えばOK。
今回はBARNESの現行OリングキットにSKF6373が入ってるか分からない状態で一か八か買ってみたが、ちゃんと古いポンプにも使えますわ♪
オイルシールだけ欲しい人はBARNESからもオイルシールのみ販売してるみたいだけど、アメリカの通販サイトだとほぼ取り扱い無いんで、SCPとかの他メーカーのフロントオイルシール買えば使える。
アメリカの自動車部品通販サイトで普通に日本から買えます。
英語出来る人はBARNESに電話すれば直接買えると思うけどw

では他のOリングもチックしてみよう。

一応このポンプ用のリビルドキットとして出てるヤツが通販サイトで良く取り扱われてて入手しやすい。
9017シリーズの5ステージポンプ。
ベルトドライブのプレッシャー1.375/スカベンジ1.375×3/スカベンジ1.0×1のポンプ。
基本的に1.375ポンプでAN12ポートだけど、V8エンジンのリフターバレーからもスカベンジで引く用に1インチポンプが一つ付いてる。
1インチハウジングなんでポートサイズは俺のポンプと同じAN8ORBやな。

バラバラに入ってたOリング、サイズ毎にまとめてみた。

左の2個はプレッシャーレギュレーターの上下2個でしょ。
これは俺のポンプにも使える。
その右のOリング、5/8インチシャフト用ぽいから、恐らくセパレーターのシャフト穴に入れるヤツと思われる。
6個入ってた。
その右の2個がスカベンジの1インチセクションのイン/アウトポートのAN8ORB用。
これは俺のポンプにも使える。
全部バイトンに交換してあるけど。
一番右の8個は1.375セクションのイン/アウトポートのAN12ORB用。

フロントオイルシールはSKF6373で、隣のOリング1個はリアのベアリングリテーナープレート用でしょ。
これも俺のポンプで使えるハズ。
んで、ハウジングのシール用Oリングは11本と、一回り小さい径のが1本入ってた。
5ステージだから10本しか使わんと思うんだが、何で11本+径違い1本なんだろうね?
これが使えると良いんだけど…

これ現行ポンプのハウジング。
スカベンジアウトが内部マニホールドになってる。
俺のポンプの時代だと内部マニホールド無いんで、恐らくOリング径大きくて使えないんじゃないかなぁ?
スタッド本数も4本と6本の違いあるし、ポンプギア径は恐らく一緒だろうけどハウジング断面形状が全く違う。
まぁバラしてみないと分かんないし、不具合出ない限りはバラす予定も無いんだがww

ハウジング用Oリングの線径が分かっただけでも収穫だった。
流石に線径は同じだろう。
これならもし漏れて、今回買ったOリングキットのハウジング用Oリングがサイズ合わなくても国内で調達出来そう。
日本の規格には無いけど、航空機用のインチOリングなら国内で使えそうなヤツあったわ。

サイズ毎にまとめといた。
まぁ買ってはみたけど漏れて来ない限り使う予定無いですが何かww?
いざという時の為に準備しておくにこした事は無いからな。
それよりこっち。

レギュレーター用のリリーフスプリング。
BARNES純正で3種類あるウチの中圧用/低圧用取り寄せた。
これも現行ポンプ用なんで俺のポンプに使えるかはまだ分からん。
多分一緒だと思うけどなぁ?こんなモン。
今レギュレーターほぼギリギリまで緩めてもリリーフ圧が思うように落ちない。
俺が入手した時から、プリロードかける用ぽいスペーサーがスプリングとアジャストスクリューの間にカマしてあるのが怪しいが、輸入ついでなんで新品スプリングも買ってみた。

ペイントされてないと違いが分からないくらい同じ。
線径も巻き数も。

ダブルスプリングなんだが…

インナースプリングの巻き数が違う。
なる程、理解。
同じ材質、同じ線径でインナースプリングの巻き数でレート変えてるんだな。
巻き数多いほど柔らかくなるから。
「巻き数多いほどバネ強いだろw」
とか思った人はバネ定数のお勉強もう一回やり直して下さいね〜。
これなら今ポンプに入ってるスプリングが高中低のどれか見て分かるやも知れん。
スプリングレートテスターなんて無いからレートは調べられんが、手で縮めた感じでは何とな〜くしか違い分からん。
さぁこれで目標油圧まで落ちれば良いが。
近々実験してみる。
調べてみたら確かピーターソンのFacebookの記事か何かだったと思うが、油圧高めの原因はスプリングレートが合って無い以外にも、タンク〜プレッシャーポンプまでの配管太さも関係あるらしく、細くすると供給量減って油圧落ちるらしいが…
細くするとキャビテーションでポンプぶっ壊れるから出来るだけ太く引けって言ったじゃん!!
最悪スプリング変更でも油圧落ちないならAN12→AN10に変えるか…。
タンクとポンプが近いなら、4AGくらいならAN10で容量足りてるのかもな。
TRDも4AGで同じポンプでAN10で引いてるが、レースでカチ回して壊れて無いんだし。

輸入ついででレギュレーターアジャストスクリュー用にスタットOシールも買った。
円安でも日本で買うより安いんで。
今回買ったOリングキットのOリング使えば大丈夫かもだが、やはり信頼性で言えばこれでしょう。
こいつ挟んで、ジャムナット上下逆で使ったらもう漏れてこんだろ。
何ならジャムナットは使って無いピーターソンのポンプから拝借しても良いし。
ひとまず一か八かで輸入してみたが部品使えそうで安心したわ。
ちなみに部品代と送料と手数料で日本円で¥16,000くらい。
これを高いと見るか安いと見るか、人それぞれだろうけど、日本で手に入らないモノなんで俺は満足♪
インターネットのお陰で簡単に海外でお買い物出来る良い時代になった♪
インターネットやめらんねぇよ!