ジムニーのF6Aブロック側面に折れ残ったボルトとの格闘最終章。
折れネジとの戦いに勝利する為製作した決戦兵器「ほるほる君1号ver1.02」が戦果を上げ、何とかM6折れボルトに5パイのタップ下穴を開ける事には成功した。
昨日少しタップ立て始めたが、ちょっと固くてねじ山立て進められない。
本日アフター5、作業再開。

恐らくはM6×1.0用の5パイ下穴の径が少し足りて無いのが原因と思う。
貫通した後すぐに逆回転でドリル抜いたから。
試しに5パイドリルそのまま手で突っ込んでみたが、少しクネららせてやらないと奥まで入らない。
その前に確認。
使用してるタップはM6ハンドタップ(中)。
中タップだと先端から実際のM6ネジ山の部分までかかり代が少し長い。
貫通穴なら問題ないけど、今回のようにEgブロック側面に開いてる止まり穴(袋状の穴)だと下穴の奥にタップの先端が突いちゃって実用ネジ部が穴の入口付近しか立てられない事もある。
もし先端が突いた状態で無理やりタップ回すと、せっかく立った穴入口付近のネジ山をバカにしちゃうし、最悪タップ折れる。
まぁ仕上げタップとかスパイラルタップなら奥までネジ立てられるけど…\高いから持ってないw

という事で、5パイより細い棒状のモノを突っ込んで下穴深さを確認。

一応無事に抜けたネジ穴の方も確認したけど、同じ深さだった。

うん、これだけ下穴深いなら中タップでも問題無いな。
底付きして固くなってんじゃないのは確認出来たんで…

また5パイドリルで少しモミモミ。

よし!大分奥までタップ入ったぞ♪
底付きまで行ったっぽいから、これでネジのかかり深さは元どうり使えるハズ!

切り粉が噛むとヤなんでエアブローで徹底清掃!

今回組み付けに使うように取り寄せたキャップフランジボルト。
純正と同じ長さ20mmで、もちろんステンレスです。
サーモキャップの時と同じで鉄ネジで組み直すなんて考えらんないw
絶対錆びてまた固着するから電食無視で問答無用のステン使用。
異論は認めない!

ネジのかかり代はこれくらい。
新品のメタルGK挟むからもうちょい浅くなるけど。
もちろん液GKもタプーリ併用で組みますが何か?

ネジ込んでみた。
よし、深さも充分だしネジ山もバッチかかってるな!
これなら多少のトルクじゃ立て直した山舐める事もないだろ?
組み付け時は底付き防止に念の為にワッシャー1枚噛まそう。
これ、もしネジ山の方が少しガバついててトルクかけると恐いような状態ならスタッド入れてナット止めにした方が良いですな。
今回はバッチシだから元どうりボルト締めで大丈夫!
という事で…

ビフォー…
アフター!!
奥まった作業困難箇所の折れボルト除去及びネジ山の完全再生成功~♪
最初はどうなる事かと思ったがやれば出来るもんだなww
これで俺のプライベータースキルが少しアップしますたw
まぁインマニ周り外すなり、MTも降りてる事だしEg吊り上げるなりすればもっと楽に作業出来るんだけどw
今回はバラすのマンドクセかったんで、Eg車載状態インマニ付いた状態のままリカバリーしてやろうと意地でやりますたww
良い経験になったし後悔はしていないw
よし、これで組み直すだけや♪

エア引っ張ってきたついでで、漏れてたインレットパイプ側の面も紙GKの成れ果て除去してペカペカにしといた。
怪我も完治してないんで今日はココまで!
まぁ後はサクサク組むだけなんで楽勝よ~♪
バラすより組む方が作業的には1/10くらい楽だしw
古い車の水周り修理時はボルトの腐り覚悟して作業始めましょうw
狭いとこで折れたら今回のネタくらいメンドクサイ作業が待ってますぞww
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Posted at
2018/03/29 19:27:47