
ドライサンプにする為に必要な物。
もちろんポンプ、そしてタンク、オイルパン、ドライブ用のプーリー、ベルト、配管類。
この中で車種専用品が必要なのは、オイルパン、クランクプーリー、ポンプマウントの3つだけで、他の部品は全て汎用品で組む事が出来る。
AWのドライサンプ化計画、一番大物のドライサンプオイルパンはアメリカからAREの物を取り寄せ済み。
ドライブプーリーを取り付けるマンドレルを組み込めるクランクプーリーは自分で設計した物をワンオフで製作済み。
残るはオイルポンプマウントのみ。

ちなみに同じBARNESポンプを使うTRDのドライサンプ4AGのマウントがこれ。
ただポンプ側のマウントブレード位置が俺のと違うんでコレは使えない。
まぁマウントだけとか手に入らないしw

この画像見ると鋳物ぽいんだよなぁ。
鉄かアルミかは分からんが。
ずっとアルミ削り出しかと思ってた。
で、このTRDマウントを参考に、6年前に自分のポンプに合うように採寸してマウントの手書き図面は書いてあった。
3DCAD使えればこんなの簡単に書けるんだろうけどなw
6年寝かせた妄想部品。
それが…
ついに、、、
実物になりました〜〜〜〜〜〜♪
カッコ良すぎやろ!
これで最後のピースが揃った!!
毎度の事ながら、自分で設計した部品がこうして形になると感動するねw
妄想が現実になる瞬間!
今回は拘ってアルマイトまでかけたから時間も制作費もかかったが、満足な仕上がりにニンマリ♪
素材はA6061
製作は
ワンオフパーツ倶楽部にて。
データ製作と削り工程の価格はワンオフパーツ頼める業者の中でも一番安かった。
メールでのやり取りもスムーズで仕上がりも丁寧、価格も安いんでココオススメです。
外注のアルマイトに時間と費用がかかったけど、削ってもらうだけならこのマウントで3万円台(素材により上下)。
アルマイトも、白か黒なら¥3000で済んだが、ブルーアルマイトは譲れなかったw
ちなみに金属加工業の仲間に図面見てもらったら「これ1日仕事っすよ」言われたw
ひとまずブツは仕上がったが、俺の採寸と図面が合ってるのかが問題。
せっかく綺麗にアルマイトかけてもらったんだから修正で削ったりはしたくないし。
持ち帰って、家の7Aブロックに付けてみた。
穴位置バッチリっすね〜w♪
予定が入ってたんで、届いた当日はこのくらいの確認しか出来なかったが、これで安心して出掛けられるw
翌日、家の裏の予備エンジンにマウントとポンプ取り付けてみた。
良いですねぇ♪

ノーマルオイルポンプの逃げもバッチリ。
完璧ですね。

あとはベルトの調整範囲がどうか。

210だと目一杯Eg寄りからちょっと張れる程度。
ドライブプーリーを実際に固定してみないと分からんが、苦労せずにベルト掛けられるならコレかなやっぱ。

225でマウントの振れ幅まだ半分だけど、これはやっぱ長過ぎる。
一応中間の217サイズも売ってるから一回買って様子見てみる。
210使えるなら210でいきたいが。
どのみちベルト長さ決めてホース作って組んじゃったらポンプの張り調整範囲なんてほとんど無くなると思われる。
ちなみにL050ベルトの使用速度限度が30m/sだけど、210使うなら
歯数 56
周長 533.4mm
ドライブプーリー 16T
最高回転数 8500RPM
最高ベルト速度 21.59m/s
で、使用限度内でOK。
計算合ってるよな…?
最小プーリー径も36mmに対して16Tプーリーが実測47.5mmでOK。
ミツボシかバンドーかはお好みでw
ポンプスタンドにマウントごと付けられるようにして、暫く盆栽に。
車体側に付けるのは後のお楽しみ!
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ドライサンプ | クルマ
Posted at
2024/05/28 23:42:53