
今日は朝から、ドライサンプシステム組上がったAWの実働テスト。

ちゃんとポンプは機能するのか?
結構ドキドキ。

オイルプライミングするのにポンプ単体で回すんで一旦ベルト取り外し。
やっぱオイルライン組んでる状態だとポンプスライドさせようとしてもほとんど動かんw
固定ボルト緩んでもベルト外れるとかしにくいんで逆に良いわw

作業してたらS氏が廃油回収しに来てくれたんで、ついでにバルクヘッド挟んで一人で締められなかったネジ手伝ってもらって締め付け。
助かった♪
ついでにボール盤もらった♪これはありがてぇ!
ドリルスタンドついに卒業出来るw

AW作業に戻って、タンクに初オイル注入する。
どこかリークしたら新品オイル棄てる羽目になるんで、ひとまずプライミングとリークチェックだけ用に2L入れた。
(↑このケチケチ精神が悲劇の始まりであった…)

フィルター部の配管外してプライミングチェック。
ポンプがオイル送ってるか確認する。
タンクに初オイル注入!!
が!
タンクにオイル入れただけでポンプ通り越して流れ出てきちゃうわこれ。

オイルパンのピックアップ配管外してチェックする事に変更。
ポンプがちゃんとオイル送ってれば、Egに供給した後のオイルがここから出て来るんで確認できる。
電ドリにプーリー付けてポンプにベルトかけてポンプ駆動!
これベルト外れないようにうまくポンプ回すの結構難しいんすよ?
プーリー正面から直でドリル繋げられると簡単だけどフレームあるからムリ。
意外と早くオイル出て来た♪
ちゃんとプレッシャーポンプ働いてるな!
S氏にコックピットの油圧計見てもらってたが、少し針振れてるらしいので大丈夫!
外した配管戻して、クランクプーリーにベルトかけて、今度はセルのみでポンプ回して確認。
油圧ランプ消えてゲージの針ちょっと上がる。
セル回転数ならこんなモン。
いよいよ燃料ポンプオンにしてEgかけてドライサンプ化Eg初始動!
が!
油圧全然上がらんオワタ…orz

ポンプのプレッシャーレギュレーター締め込んでも変わらず…orz
ちーん
あぁ…やっぱ中古ポンプでハウジング磨耗とかでヘタってんのかなぁ…orz
覚悟はしてたが。
気分は半分、もうアメリカから新品ポンプ買う気にまでなってたんだが…。
まてよ
いや、これもしかしてただ単にオイル足りて無いだけなのでは?
俺のタンク、センターパイプが無いからフィラーから覗いても油面が見えない。
少なめにオイル入れたからディップスティックも使えんので、ファイバースコープで覗いて確認。
うん?
プレヒーターくらいまで油面下がってなくね?

オイルさらに2L入れてEgかけたら…
油圧計振り切るまでバチクソ油圧かかってワロタwwwww
お前メッチャ元気じゃんwwww!!!
あ〜良かったわ〜♪

プライミングでオイル出し過ぎたせいでオイル足りて無いだけだったw
そら最初少なく入れて、これだけ抜けてたら足りなくなるわ。
ほんまアホでしたwww

まだまだ入りそうなんでさらにオイル追加。

アイドルでメーター振り切ってた油圧も、レギュレーターで下げて冷間アイドルで75LB/□"(5.3Kg/㎝)程度まで落とした。
レギュレーターもちゃんと機能してる。
でも回転上げるとまだ油圧上がるから、温間時にリリーフ圧調整して落とさないとダメだな。
個人的にはリリーフ圧は温間6kで充分だと思ってる。
もっと低くても多分Eg壊れない。
高過ぎる油圧はロスにしかならないし、オイルラインのリークにも繋がる。
これは正解が無いしEgによっても違うし、考え方それぞれなんだけど。
ドライサンプポンプの場合、簡単にリリーフ圧変えられるんで今後色々実験してみようかな。
これも利点の一つ。

バラチョンタコ足の爆音でご近所トラブルに発展しそうなんでFパイプ付け直してじっくりEg回してみた。
その状態でもオイルラインからのリーク無し!良い感じ♪

あと、アイドリングで回してるだけでもクランクケース負圧バッチリ出てるw
ただ、安物負圧計の値が全く信用出来ない。
Eg止めてもバキュームレギュレーター全開に緩めてもメーターの値が大気圧(つまりゼロ)まで戻らん。
聞こえにくいけど、バキュームレギュレーター緩めていくとプシュ!とEgが空気吸うくらいは負圧出てる。
ゲージの針もカクっと落ちる。
ただゼロには戻らないが(苦笑)
アイドリングでこれなら、サーキットで高回転回しまくったらどうなるんや?

飾りくらいにしかならんかと思ったが、バキュームレギュレーター付けて大正解だった。
ひとまずバキューム計もうちょいまともなヤツに交換やな。
値が信用出来ないから調整のしようがない。
ちょっと調整してみたが、結構微妙な調整が必要ぽいし、結局実走でEg回して調整しないとダメだからガレージ作業では限界ある。
一応今予備で持ってるラムコの負圧計もあるし、コックピットで確認出来るように新しく買った工業用負圧計もあるから今度繋げてみよう。
でもEgルームにも確認用のメーター欲しいから、JEGSのメーターから別のに買い換える。
MOROSOにも同じタイプのヤツあったハズ。

しばらく油温水温上がるまで暖気させたが、特に問題なし!
気温35度もある中でも、ウエットサンプの時に比べて油温の上がり方がメチャ緩やかになったの体感で分かる。
油量が増えてかなり余裕ありそう。
逆に寒い時期のオーバークールが心配。

散々回してみたが、オイルリーク認められず!
良き良き♪
ドライサンプポンプの独特な駆動音がたまらん!
タンクのフィラーから覗くと、スカベンジポンプからリターンされてきたオイルの様子が見えるw
アイドリングでこんくらい。
回転上げるとオイル飛び散って出て来るくらい元気良いw
サーキットで高回転常用で回したらどんな勢いで回収されるのかね?
カメラ付けて撮影してみたいわw

暖気終わりでEg止めてオイルレベルチェック。
ドライサンプの場合、Eg駆動状態でオイルがタンクに回収されてる時のレベルを見る。
暖気させてEg切って数分以内。
Eg止まってるとどんどんオイルがドレンバックしてタンクの油面が下がる。
必要なオイルレベルまで追加したが、プライミングで抜けた量引いてもシステム全体で7Lくらいの容量になった。
大体予想通り。

オイルが綺麗過ぎてディップスティックのどこまでオイル付いてるか分かりにくいんで、一応ファイバースコープでタンク内見てオイルレベルチェックしといた。
油面が一番下のバッフルに被るくらいなんでOK。
ここでタンクの2/3ちょい。
油圧上がらなかった時はどうなる事かと思ったが、オイルリークも無く油圧も上がり、クランクケース負圧も発生して、完璧なドライサンプ初始動になった♪

とりあえずこれで一段落。
まだ油圧高めだから調整必要だし、負圧計交換してバキュームレギュレーターの調整しなきゃだし他の作業も残ってるんでボチボチ仕上げて行こう。
夢のドライサンプ化ひとまず完了!

公道&サーキットでブン回すのが楽しみになってきたwww