リヤキャリパーの対向化で増設するパーキング専用キャリパーのマウント試作。
と、その前に件のスポットキャリパー、

コイツ。
ぱっと見ではマウント穴も無いし、どうやって取り付けるのか最初は謎だと思う。
マウント方法のおさらいします。
正解はコレ

本体サイドにあるスリットに爪をひっかけるだけ。
wilwoodのHPで調べても「マウントスリット」とあるので、これが本来のマウント方法。
それ以外にロクに説明が無いのがアメリカンwww
以前ブログでブツを実際バラして説明したように単純な片押しキャリパー、すなわちフローティングマウントである事が必要なわけ。
インナー側のピストン/パッドがローターを押すと、本体が反作用でインナー側に動いて両側から押さえるって事だからね。

ここまでする必要は無いと思うけどww

これも間違っちゃいないけど、ホイールとのクリアランス取れませんがなコレじゃ。

コレは爪付きプレートをストラットとハブキャリアの固定ボルトに共締めしてるみたいで、俺も考えたんだけど、AWの純正キャンバー調整カムの関係上、調整箇所に共締めがヤだったりで却下。
それ以前にキャリパー下側とハブキャリアとのクリアランスが狭くて物理的に無理だし。
は~い、残念な例がコチラ。

はい、本体とマウントを共締めでガチガチに固定しちゃってま~す(苦笑
構造わかってやってんのかコレ?
まぁ実際パッドクリアランスをギリギリにしとけばこれでも使えるだろうけど、それってマウント自体をしならせてるって事だからね~。
アメリカンっちゃアメリカンだけど、俺はこういうのヤダ。
調べてると割とこのガチガチマウントにしてる連中多いけどな。

ちなみにwilwood以外から出てるスポットキャリパーだと、最初からフローティングマウントのプレート付いてるヤツがある。
コレだと付属のプレートが形状的に使えなくても、元々サイドに爪引っ掛ける構造じゃなくて本体裏にスライドピンが付いてる仕様だから、プレートさえ作り直せばwilwoodの爪付きプレートがクリアランス的に使えない車種でもマウント制作は割と容易そう。
かくいうAWも14インチホイールで270パイ以下のローター使うなら、キャリパーとハブキャリアが近すぎて爪プレートは使えないの…。
今更だが、こっち買っときゃ良かったかなぁ~(汗
ちょっと話逸れるけど、こんな物もあったり

対向キャリパーに無理やりワイヤー式のサイドブレーキを付けたハイブリッドモデルwww
キャリパー自体は俺が使ってるパワーライトキャリパーでコンパクトなんだけどね~。
ま、14インチじゃ入りませんね~orz
でもローターでかくせずに、リヤ16インチ履くとかだったら入るんじゃないかなぁ?
コレならリア用のラジアルマウントブラケットとワイヤーワンオフで作るだけでワイヤー式サイドブレーキ付き対向キャリパー化できまっせww
って事で、比較的自分が考えてるのに「ぱっと見」は近いのがコレかな?

でもコレはどうもキャリパー本体のボルトナットでガチガチ固定しちゃってるんじゃないかなぁ~と思われ。
自分はこんな感じのステーでフローティングマウントにするぜ!
ちゃんと出来るかなぁ~w?
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本日の作業。

純正リヤキャリパーのワイヤー固定部とレバーのクリアランスを見る。
約70mm。

こっちはロック状態で約20mmストロークしてるから…50mmで、大体アウターパイプの固定部はこの辺りかなぁ~…と妄想。

こんなの使って、、

ハブキャリアのキャリパー固定穴の軸に対してスポットキャリパーの傾き調べてみたり…。

段ボールをチョキチョキして型紙作って、これを元に妄想したり。
次はキャリパーの改造と立体的なマウントパーツの試作やる。
Posted at 2014/12/04 01:51:23 | |
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