

オイルタンクとベントカンの位置が問題ないんで配管製作。

その前に、前のキャッチタンクへ繋げてたオイルパンからのAN8配管取り外し。

外したオイルパン側ニップル、オイル漏れてくるんで簡易にメクラしておいた。
このオイルパンは水冷オイルクーラー付きAW用のオイルパンで、このバンジョーニップルがクーラーからのリターンになってる。
採用されてるのAT車だけだったかな?

外したAN8配管、一方はEARL'Sの45度ベントチューブが組んであるんで、そのままホース再利用で新しい配管にする。
重要配管は全部新品ホースで組むが、信頼性に直接関係無い配管は再利用でも充分。

片側は中華のストレートホースエンドで。
中華だがニップルじゃなくてカッタータイプ。
珍しい。

出来た。

ベントカン下部から車体下部へ配管伸ばして、オイルタンクのプレヒーターボス部にステンレスPバンド組み合わせで固定。
ストレートホースエンドの先はオスオスアダプター取り付け。

ベントカンのドレンにAN8配管で組んで、車体下部で抜けるようにした。
AN配管マニアが配管組むと、余計な所までAN配管化しようとする病気の一種www

次はオイルタンク〜ベントカンのベントライン。
AN10で繋げる。
本当はAN12で組みたいが、俺のタンクだとトップカバーのスペース的にAN10が限界。
加工して何とかAN10組めるようにした感じだし。

基本的にエアが通るだけのラインなんで、ホースエンドは中華90度フォージ使用。
これも中華では珍しいカッタータイプ。
こんな配管はニップルにホムセンホースをホースバンド止めで問題ないんだが、何でもかんでもAN配管化しないと気が済まないマン。

ちゃんとスイベルシールなんで、組んだあとホースエンド角度調整可能。

出来た。

取り付けてタンクとベントカン接続!
長さも一発で決まった!
こういう短めで曲がりの小さい余裕の無い配管はホース長さちょっと違うだけで突っ張ったり引っ張ったりするから、mm単位でピッタリ長さに組むの難しいんよ。
俺は一発で合わせるが(ドヤ顔)www

ホース一本付くだけでカッコ良き良き!!
ちなみにベントライン組むとオイルタンクのフィラーキャップ開け閉めしにくくなるんじゃないかと心配したが…

うまく手が入る隙間があって、特に難なくキャップ開け閉め出来て一安心。
ダメだったらオイルタンク側ホースエンドをベントチューブの角度にしようと思ったが大丈夫だな。
ただ、ベントカンにオイル溜まるペースが早かったらベントラインのレイアウトもホースエンドも変更するかも。
本来は長めのホースをトグロ巻かせたり、配管に角度付けたりして、配管内壁に付着するオイルミストがオイルタンクに流れ戻るようにしてベントカンの方に溜まりにくくするのが正解。
まぁそれが全てじゃないが。
細いベントラインで流速が上がってオイルミストがベントカンに送られるパティーンもある。
だからベントラインは太ければ太いほど良い。
NASCARなんかのベントラインAN16以上と思われるクソ太ホースだったりするし。

ちなみにオイルタンク油温はこんな感じで見れる。

お次はカムカバー〜ベントカンを繋ぐ配管をAN8で製作。

前のキャッチタンクのブローバイ配管のホースエンド再使用。

タンクとはNPTアダプターで繋げてあるが…ホースエンド外そうとするとアダプターが供回りしてしまうあるある。
アダプターにもレンチかけないとホースエンド外せないんで作業性が悪い。
なのでタンク等のオスフィッティングは極力溶接アダプターにするのがオススメ。

レイアウトが変わるんで、使うのはカムカバー側90度フォージとストレート一個。
3つともEARL'S。
元々は中華ストレート2個使う予定だったが、再利用すればストレート一個はEARL'S使えるなぁ、と。
逆に一個だけ中華ホースエンド使うのが嫌になってきた…目立つとこだし。
なので中華ホースエンド使わずEARL'SのNA8ストレート買い足す事にしたww
病気です。

AN8の180度ベントなんてもう使う機会無さそうw

熱が入るとソケットの赤アルマイトが薄く退色してくる。
アメリカだとリプレイスメントパーツとしてソケットのみの販売もあるんよね。
再利用繰り返してるとステンレスブレードの抜き差しでソケット内側削れて広がったりするし。

使う予定で買っておいたカッタータイプの中華ストレートホースエンド。
アルマイトの色分けはEARL'Sタイプでソケットのみレッドで他はブルーなのは俺好みなんだけど、やっぱアルマイトの色味が安っぽいんよね。
中華フィッティングでも良く見かけるレッド/ブルーの色分けがエアロクイップタイプのヤツは嫌いなんでエア配管だとしても俺は絶対使わない。
ベントチューブの曲げとか潰れてて作りも悪いし。
そう言えばこの前youtube見てたらTRDのドライサンプ4AGをOHするのに元々付いてるEARL'Sのホースエンドをわざわざ中華ホースエンドに替えようとしてるの見たな…。
ANホースエンドなら何でも同じだと思ってるんだろうか…せめてランマックス使うとかして下さい。
スカベンジポンプ周りのホースエンドに中華フィッティング使うとか自殺行為に等しいですよ。

て事で両端EARL'Sで一本製作。

長さmn単位で一発でバッチリ!
可能ならAN配管職人で食って行きたいw

もう一本、片側中華ストレートだけど仕上がりイメージ見たくて仮に組んだ。

これとホースはEARL'SのAN8ストレート来たらもう一度組み直す。

はい、長さピッタリ完璧です。
ここは目立つとこだから、やっぱ中華ストレートはダメだな。
かっこええ!!
これはブローバイ配管じゃなく、Eg内圧が正圧になった時のみ圧を抜くライン。
通常はドライサンプでクランクケース内負圧になるようにワンウェイバルブで密閉される。
名付けてPORS(ポップオフリリーフシステム)

オイルタンクに対して前後左右にベントカンを傾斜させて、Egの高さと角度に合わせて固定したお陰で、カムカバー〜ベントカンのラインが美しく引けた。
配管レイアウトダサいのは許せないんでここは一番の拘りポイント。
ショップに任せたらここまで絶対やらないですよ。
プライベーターだからこそ出来る一手間。
AN8のホースエンドひとつ、中華ホースエンドからEARL'Sに交換予定だが、これでタンク積み込みが完了した!
文句無しの完璧な出来ww!
カッコ良すぎて鼻血出るwww!!