いすゞジェミニの整備手帳を更新しました!
このブログではその過程をもう少し詳しく書きたいと思います
我がジェミニ シートはちょっと経年劣化が激しかったんですが、
それ以外は古いなりにもそこそこな程度を保っていました
ただ2点、クラスタースイッチ周りの部品が欠品していました
先ずはコレ
ワイパースイッチのツマミが無くなっています
そして次はコレ
ライトONボタンの表面のパネルが無くなっていて、
裏のイルミネーションランプの光が直接目に入って眩しいです
今回は平面形状で作るのが楽そうなライトボタンの表面パネルから修復していこうと思います。どうするかというとまた3Dプリントで成形します
ライトボタン、イルミネーションランプが点くとライトマークが光るような造りになっているので、3Dプリント品は白いのでライトマークをレリーフで造形してライトマーク以外のとこは黒く塗ることでその機能を再現したいと思います
そしてここから製作に入ります
先ずはボタンパネルの外形を取り込みます
どうやったかというと一番原始的な方法をとりました
それがコレ
ボタンのところが凹んでいるので表面に紙を置いて鉛筆でこすって外形を浮き出させました!この浮き出た線を定規で引き直して寸法と角度を測って取り込み完了です
次はライトマークです
ライトマークは実車のお手本写真をネットから拾ってきました
これを元にだいたいの当たりをつけて3DCADの2次元機能で作図します
そしたら先ほどの外形の輪郭と併せて線の押し出し機能と立体のブール演算機能を使って3次元形状を作成します
これで第1弾を3Dプリントしてもらいました
3Dプリントも出来上がり実車にフィットチェックです
写真じゃライトボタンの窪みに収まってますけど最初はデカくて入んなかったのでヤスリで外形を削っています。黒塗りもとりあえずの試験だったのでマジックで塗りました
本番ではホビー塗料を刷毛塗りで塗るつもりです
あと厚みもちょっと厚すぎました。窪みのところをノギスで計ったら1.6mmだったので1.3mmに厚みを設定したのですが、他のボタンと違ってパネルが飛び出しています
窪みを測り直すと深さ1mmでした。ほかのライトボタンパネルと合わせると厚みを0.8mmにしなければなりません
上記の修正を加えた第2弾をプリントしました
黒塗装前
黒塗装
黒塗装はホビーカラーで塗るつもりでしたが刷毛ではどうしてもライトマークの凹み部分に塗料が入ってしまうので断念しました。そこでまたペンで塗ることにしたんですが
マジックでは黒く塗ってもイルミネーションランプの光が透けてしまったので、今回は顔料インクを使ったポスカで塗りました。ちなみに厚みは1.0mm以上じゃなきゃ成形出来ない言われてしまったので仕方なく1mmにしました
ここから接着です
接着にはセメダインのスーパーXハイパーワイドを使いました
ライトボタンの窪みにはちょうどのりしろとなるような範囲が存在するので
そこに接着剤を塗る

塗った時は気付かなかったが写真で見ると下側がちょっと塗り過ぎていたのがわかる
ライトボタンパネルを接着

ちょっと下側で接着剤がハミ出してるけど、ここは固まるまで待って後で除去しよう
ポスカの黒塗装がイルミランプの光を透かさないかのチェックは晩飯を食いに行くときに確かめるとしよう。とりあえず見た目の修正は上手くいった
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GEMINI | クルマ
Posted at
2024/06/30 16:43:01