
今日R-2の車検を頼んでいるクルマ屋から連絡がありました。なんでもブレーキパッドが片方擦り減って片効きになっている。パッドを付け替えたいがR-2にはディスクブレーキなんかついてなかったんでなんの部品だか分からない、とのことでした。それでブレーキパッドは360ccから550ccに切り替わったときのレックスに付いていたものですよと伝えました。なんかクルマ屋はそれ聞いて安堵したような口ぶりだったけど、そんな昔の部品出てくるんでしょうか?
そのクルマ屋と言えばEXAのキーレスエントリー、
いま私のキーホルダーはこんな状態

ゴチャゴチャなんでやっぱキーレスのリモコンユニットはクルマのキーと一体にしたい
だったら自分で作るしかないじゃない!とまた3DCADでモデリングすることにしました
まずは現状の確認です。
最初は付けてもらったキーレスユニットのリモコンの内部構造を見ます
次に本当はこっちを付けたかったカギと一体型になったリモコンユニットの中身です

下のところでカギを挟み込んでネジで留めている
こいつらの寸法をノギスで計って自己流のキー一体型リモコンユニットを作成します。計測始めたのが11月22日で12月1日の昨日なんとか完成しました。
出来たのがコレ
キーホルダーに引っ掛けるリング状のところの面構成がちょっと納得いかないけど取り敢えず閉じた面を作らないといけないのでCAD上はこれでOK、ちょっと凸凹してるのは3Dプリントして出来上がったものを削ったりパテを盛ったりすることにします
内側はこんなん

これで内側の基盤とキーを挟み込む
わたしが扱っているCADはサーフェスモデラーなのでデータをソリッド化してSTEPというデータ形式にしてDMM.makeにデータをUPします。
なんかDMM.makeはちょっと前にデータのチェック方法を変えるとか言って、それ以来データチェックにメチャクチャ時間が掛かるようになった。前はデータアップロードしてから遅くても数十分もあればチェックが終わってたのに、今回のデータでは簡単な裏側で15時間、複雑な表側は18時間弱もかかった。
データチェックの結果は……、一発で造形可能の評価を得られました!
DMM.makeでは造形のイメージが単色の滑らかなシェーディングで表示されます。
まずは表、こんなカンジ
そんでもって裏
造形可能ってことでさっき発注しましたがMJFって素材で両方合わせて\4,350でした
R-2のリアコンビ台座は片側で3万円以上しましたが、
今回はだいぶ小さいんで安く済んでよかったです。
さて実物が来て実際にちゃんと組み立てられるか?わたしの空間構成能力が試されます
Posted at 2021/12/02 20:17:26 | |
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