2018年10月20日
官房長官「消費増税に向けて一層の賃上げを」・・・
NHK NEWS WEB
【転載開始】
■官房長官「消費増税に向けて一層の賃上げを」
2018年10月19日
消費税率の10%への引き上げまで
1年を切る中、菅官房長官は19日朝、
都内のホテルで開かれた経団連の
中西会長らとの懇談会に出席し、
引き上げに伴う消費の冷え込みなど
を抑えるため一層の賃上げに協力を
求めました。
この中で、菅官房長官は
「皆さんの企業収益は過去最高で、
ことしの春闘では多くの企業で5年
連続賃上げを行っていただいた。
経団連の調査でも4分の3以上の
企業が年収ベースで3%以上の
賃上げを実現したという報告を受け
ている」と述べました。
そのうえで、菅官房長官は
「来年の消費税率の引き上げを踏まえて、
皆さんには一層の努力を期待したい。
これからの3年でデフレを脱却し、経済の
好循環を確かなものにしたい」と述べ、
来年10月の消費税率の10%への引き
上げに伴う消費の冷え込みなどを
抑えるため一層の賃上げに協力を求め
ました。
■「経済界に期待 正直に言った」
菅官房長官は閣議のあとの記者会見
で、「消費税の引き上げを見据えつつ
経済界に期待をしたいということを正直
に言った」と述べました。
また、記者団が
「去年、安倍総理大臣は3%と具体的な
数字をあげて賃上げを要請したが、数字
を掲げるのか」と質問したのに対し、
菅官房長官は
「現時点では調整していない。総理と話し
ておらず、わからない」と述べました。
■経団連会長「消費縮小は避けたい」
経団連の中西会長は懇談会のあと
記者団に対し、
「私は以前から、日本の賃金はずいぶん
低く抑えられ続けてきたと思っている。
来年、消費税率を引き上げる中で消費
がぐっと縮むようなことは避けたいという
のは経済界も同じ思いだ」と述べ、
賃上げに前向きな姿勢を示しました。
そのうえで、来年の春闘にどう臨むか
については「これからよく相談する」と述べ、
経団連としての対応は今後、検討すると
しました。
■経済再生相「来年の春闘が重要」
茂木経済再生担当大臣は閣議のあとの
記者会見で、
「企業収益の拡大が賃上げや設備投資
につながり、所得と生産が拡大し、消費
も伸びるという好循環を作り出すことが
極めて重要だ。消費税率の引き上げは
来年10月なので、その前にもう一段の
賃上げを行うため、来年の春闘が非常
に重要なタイミングになってくる」と述べ
ました。
【転載終了】
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相変わらずの癒着ぶりですね。
経団連は、二人の安倍政権に近い
人物を経団連会長として選出してきて
いますが、結局お友達人事です。
だから大手は要望に応えられるで
しょうが、99%の中小零細が問題
なのです。
1パーセントの大手の賃上げでも
消費が上向くはずがありません。
大手が3%の賃上げをしてきました
が、それでも消費が低下したのは既に
実証済みです。
政権の実績(増税の正当性)を
誇示する目的だけです。
幼児のウソみたいなことで誤魔化
そうとするこの政権のレベルの低さ
が問題ですね。
国民からは、
「そもそも増税をするべきではない」
「増税は止めるべき」というような声
が多く、増税を好意的に受け止めて
いる意見はほぼ無いようです。
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Posted at
2018/10/20 07:15:55
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