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2023年11月03日 イイね!

後任は混乱の真っただ中・・・


日刊ゲンダイDIGITAL 巻頭特集

【転載開始】

■後任は混乱の真っただ中 もう「私の履歴書」に
 登場した黒田前日銀総裁に唖然
 公開日:2023/11/02


異次元緩和の後始末、終わりの見えない
円安と物価高、一体どういう了見か
(日銀の黒田東彦前総裁と登場した日経
新聞「私の履歴書」の記事)
/(C)日刊ゲンダイ

 いやはや、驚いた。
日本経済新聞が朝刊最終面で掲載している
「私の履歴書」。
政治や経済、文化、スポーツなどの領域で
大きな業績を残した人物が月替わりで自ら
の半生を語る。
1956年から続く日経の名物コラムに1日
からナント、日銀の黒田東彦前総裁が
何食わぬ顔で登場しているのだ。

 時あたかも後任の植田和男総裁が
異次元緩和の後始末に右往左往。
終わりの見えない円安と物価高という黒田
の「負の遺産」に庶民がのたうち回る中、
いけしゃあしゃあと顔を出せるものだ。
あり得ないようなタイミングと無神経で、
厚顔無恥にも程がある。

 連載開始の前日、植田日銀は金融政策
決定会合で金融緩和策の再修正に追い込ま
れた。

 前任者が繰り出した禁じ手のひとつ、
長短金利を低く抑え込む
「イールドカーブ・コントロール(YCC)」
の上限を柔軟化。
長期金利の厳格な「防衛ライン」を大きく
後退させ、これまで死守してきた1%を超え
る金利上昇を容認する姿勢に転じた。

 7月の会合で防衛ラインの上限を1%に
引き上げてから、たった3カ月。
もはや決壊寸前まで追いやられたのは、
植田日銀が市場の圧力にあらがいきれな
かったためだ。
この間、米国の長期金利の上昇ペースは
すさまじく、5%程度まで跳ね上がった。
つられて日本の長期金利も上昇し、日銀の
政策修正観測が強まった10月31日には
0.955%をつけ、約10年ぶりの水準に到達。
もう逃れられないと観念したのだ。

 市場の上昇圧力に屈した背景にも、黒田の
負の遺産が横たわる。

■物価高を加速させる歴史的な円安水準

 金利の上昇圧力を抑え込むには、日銀が
大量の国債を購入せざるを得ない。
しかし、その封じ手が許されないほど、
日銀のバランスシートを肥大化させたのも
また、前任者の黒田である。

 黒田が総裁時代の10年間で日銀が買い
上げた国債は約500兆円。
発行残高の実に5割超を抱える。
1%の防衛ラインにこだわり、これ以上、
国債を買い占めれば、ただでさえ債券市場
を歪めている「副作用」がますます大きく
なってしまう。

 そこで植田日銀はYCCの再修正を余儀なく
されたのだが、この程度の修正では日米の
金利差は大きく縮まらない。
もうひとつの懸念材料である円安圧力は
払拭できないまま、庶民を苦しめる物価高も
当面、加速していく。

 おまけに、財務省が直近1カ月で政府・
日銀による為替介入実績がゼロだったと発表。
10月に2度、1ドル=150円を超えた直後に
円高が進んだ局面でも、政府・日銀が円安
阻止に動いていなかったことが判明し、
円売り・ドル買いを後押し。
海外市場ではアッという間に一時151円74銭
まで下落し、1990年以来33年ぶりの152円台
という歴史的な円安水準に陥るのも、時間の
問題である。

 財務省の神田真人財務官が1日朝、介入を
含めて「スタンバイだ」と発言すると、
改めて介入が意識され、円相場は乱高下。
先月は緩和策の「出口」が意識され、
大幅下落が相次いだ株式市場も、1日は
小幅修正を好感し、日経平均の終値は前日比
742円高の大幅続伸と荒っぽい展開だ。

 それでも、植田は賃金と物価がともに上が
る「経済の好循環」には至っていないと分析
し、「粘り強く緩和を継続する」と強調。
異次元緩和から抜け出せないのは、それだけ
黒田の負の遺産が大きすぎる証しだ。

■負の遺産に日本経済はがんじがらめ


お手上げ(後任の植田和男日銀総裁)
/(C)共同通信社

 マイナス金利の導入やYCC、ETFを通じた
約35兆円分もの株の買い上げ──。
黒田がひねり出した奇策の数々は、他国の
中央銀行がためらうようなハイリスクな
禁じ手のオンパレード。
下手に植田日銀が「手じまい」に動こうと
すれば、その見方が広がるだけでマーケット
の格好の餌食となる。
出口戦略を見越して金利が急上昇し、株価が
急落しかねない。

 誰が引き継いでも、手を焼くことは予想
されたとはいえ、植田日銀はあまりにも巨大
な負の遺産に、がんじがらめ。
たまりにたまった異次元緩和の「うみ」を
出そうにも、黒田の尻拭いに四苦八苦。
混乱、迷走を重ねているのが実態である。

 ところが、黒田は「私の履歴書」の1回目
から〈大幅な金融緩和で「デフレではない」
経済は実現した。企業収益は倍増し、4百万
人を超える新規雇用が創出された〉と自画
自賛。
異次元緩和への歴史的評価が定まる前から
自慢話に花を咲かせているのだから、
何サマのつもりなのか。

 「歴史の評価は既に定まっていますよ。異
次元緩和は完全な失敗です」と言うのは、
経済評論家の斎藤満氏だ。こう続けた。

 「黒田前総裁は10年前、就任早々『2年間
で2%の物価目標を達成する』と公約したの
に、一度も達成できず、2年の短期戦をずる
ずる延ばし、いつしか10年の長期戦に。その
間、円安誘導策で輸出企業を潤したのは単な
る為替差損のマジックです。産業界は楽して
儲かることにあぐらをかき、技術開発や新た
なビジネスモデル構築の努力を怠ってしまっ
た。麻薬漬けのような政策が企業から活力を
奪い、国際競争力を失わせ、この10年、日
本経済の相対的な地位はどんどん低下して
いきました。とうとう、日本の名目GDPは
今年、ドルベースでドイツに抜かれ、世界
3位から4位に転落。それも歴史的な円安進
行により、ドル換算すると目減りしてしま
うからです。ここにも黒田前総裁の負の遺産
が悪影響を及ぼしています」

■ハナから羞恥心を求めるだけムダ

 いたるところで黒田が築き上げた「壁」に
ぶち当たり、身動きの取れない日本経済。
日銀が国債を大量に買い上げ、財政資金を
賄う事実上の「財政ファイナンス」のせいで、
財政規律も緩みっぱなしだ。

 「岸田政権の『税収増還元』と称する定額
減税、財源後回しのバラまき策こそが動かぬ
証拠です」(斎藤満氏=前出)

 これだけ、日本経済をズタズタにし、庶民
を苦しめた張本人が何を語るつもりなのか。
名物コラムに黒田を出す日経新聞の見識も疑う。
このタイミングで黒田を登場させることについ
て日経に見解を求めたが、「編集過程について
はお答えできません」(広報室)と答えるのみ
だ。

 評論家の佐高信氏はこう言う。
「『私の履歴書』に胸を張って登場する黒田氏
も黒田氏だし、堂々と登場させる日経もおかし
い。日銀総裁としての10年間、黒田氏は安倍元
首相の家来に成り下がり、さもアベノミクスが
成功しているかのように糊塗し続け、円の価値
を下げただけ。中央銀行の『独立性』を帳消し
にした真っ黒な人物です。かつてドイツがナチ
スに染まった時代、ヒトラー政権が軍備拡張の
ため、無限に軍需手形を発行。中央銀行のライ
ヒス・バンクに放漫財政の尻拭いをさせたのに
対し、当時のシャハト総裁は弾圧を恐れず抵抗
し、反逆者としてヒトラー政権に死刑を宣告さ
れてまであらがいました。命を賭してでも中央
銀行の独立性を死守したとも言えますが、黒田
氏にそんな気概はさらさらナシ。1984年まで
日銀総裁を務めた前川春雄氏は『人間に等級を
つける勲章は好まない』として勲一等を辞退し、
死後叙勲への辞退の遺志まで家族に伝えていた。
そんな矜持も黒田氏にあるはずもなく、多分、
喜んで勲章をもらうでしょう。そもそも彼に理
性や常識があれば恥ずかしくて、日経の名物コ
ラムに登場しません。ハナから黒田氏に羞恥心
を求めるだけムダです」

 黒田は〈半世紀以上も政策の現場にいた体験
を、次世代を担う人々のために記そうと考えた〉
と出演の動機を明かし、コラムの初回を締めた
が、マトモな識者は腰を抜かすほど驚いている。
異次元緩和の負の遺産はますます泥沼化。
その反省の色はみじんも感じられない。

【転載終了】

***********************

 安倍晋三氏と黒田東彦氏は日本経済を
崩壊させたA級戦犯です。

 黒田氏は華々しい経歴を持つも晩節で
その経歴を汚してしまいましたね。

 それでも空気を読めない厚顔無恥さは
凄いですね。

 日経新聞は政府御用達みたいな新聞社
ですからね。
Posted at 2023/11/03 08:01:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | ニュース | 日記
2023年11月03日 イイね!

ドイツ銀「日本円はトルコ・リラやアルゼンチン・ペソと同じ部類になった」


情報速報ドットコム

【転載開始】

■ドイツ銀「日本円はトルコ・リラや
 アルゼンチン・ペソと同じ部類になった」
 「日本から資本流出が加速する」
 2023年11月2日

 記録的な円安が続いている日本円について、
ドイツ銀行の為替調査グローバルヘッド、
ジョージ・サラベロス氏が調査したところ、
現時点で世界最低レベルのトルコリラや
アルゼンチンペソと同列の水準まで落ち込ん
でいるとの結論を出しました。

 これはBloombergが取り上げた調査結果で、
サラベロス氏は過去10年間の市場調査
リポートで、「利回りや対外収支といった
円相場を動かしている要因を一見すると、
円はトルコ・リラやアルゼンチン・ペソと
同じ部類に属する」と指摘。
伝統的な安全資産としてのブランド価値が
残っているとしながらも、この10年間の
利回りや対外収支などを総合すると、日本円
の価値下落はトルコリラやアルゼンチンペソ
に迫る勢いがあるとしていました。

 また、現状で日本政府の為替介入があった
としても効果はあまり期待できないとして、
「インフレ調整後の日本の利回りが大幅なマ
イナスとなるのに従い、日本から資本流出が
加速する」と締め括っています。
解決策として日本の金利上昇しか無いとして
ますが、利上げは景気が良い時にしか行われ
ず、企業の資金不足が続いている今の日本で
利上げを行った場合、倒産する企業が続出す
る可能性が高そうです。

 日本円の購買力を示す「実効為替レート」
は過去最低を更新し、この半世紀で一番弱い
レベルとなりました。
世界各国の賃金や経済力が上昇していること
もあって、相対的に日本円のパワーは
1ドル360円台だった昔よりも弱くなってい
ると言えるでしょう。

★円はトルコ・リラやアルゼンチン・ペソと
同じ部類、ドイツ銀が指摘
https://www.bloomberg.co.jp/news/arti
cles/2023-11-01/S3GCGRT1UM0W01
日本銀行の円買い介入が機能する可能性は低
いと、ドイツ銀行の為替調査グローバルヘッ
ド、ジョージ・サラベロス氏が指摘した。同
氏は円を、新興国通貨で過去10年間のパフォ
ーマンスが最も悪い2つの通貨と同列に置い
た。
サラベロス氏は顧客向けリポートで、「利回
りや対外収支といった円相場を動かしている
要因を一見すると、円はトルコ・リラやアル
ゼンチン・ペソと同じ部類に属する」と指摘。
「円を防衛する日本の介入は良くて無力、最
悪の場合には状況を悪化させることになるだ
ろう」と続けた。

★円の実力、過去最低に 円安など響き197
0年を下回る
https://www.nikkei.com/article/DGXZQO
UB2197A0R20C23A9000000/
円安の進行で円の購買力が落ち込んでいる。
国際決済銀行(BIS)が21日発表した8月の
円の実質実効為替レート(2020年=100)
は73.19と過去最低となった。長引いたデフ
レに加え、足元で幅広い通貨に対する円安が
進み、実質実効レートが切り下がった。

【転載終了】

**********************

 手を打つのが遅いのでしょうかね?
安倍政権から続くの円安放置政策の
せいですね。
Posted at 2023/11/03 07:34:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | ニュース | 日記

プロフィール

「自民党議員が偽造マイナカード被害! http://cvw.jp/b/457233/47706874/
何シテル?   05/08 06:50
子供達が結婚し独立。 孫の誕生を楽しみにしている、 おじいちゃん予備軍です! →2018年12月25日、 念願のおじいちゃんに なれました! ...
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