【転載開始】
■プラザ合意時の円安と同レベル!一ドルは119円目前!貿易赤字も続く!
11月20日に一ドル118円を超えた為替相場ですが、
アメリカ以外の国やインフレなどを配慮した「実質実効為替レート」では、
既にバブル経済期並みの円安水準になっています。
日銀が発表している実質実効為替レートを見てみると、
2014年10月の時点で1980年台並みの値です。
これはプラザ合意時の一ドル250円に匹敵するような状態で、
日本は猛烈な物価高になっていると言えます。
ここまで実質実効為替レートとドル円の値に差が開いている原因はリーマンショックです。
リーマンショックの時にアメリカは大量のドルを印刷して、
それを市場にバラ撒く事で何とか乗り切りました。
しかし、その影響で通貨の価値が下がって物価が上昇し、
世界中でインフレ傾向となります。
その中で、安倍首相は民主党政権が行っていた円高政策をぶち壊してしまったのです。
今はリーマンショック前と比べて物の価値が変動している上に、
中国の人民元等の影響で各国の通貨も大きく変わっています。
数字上は「一ドル118円」となっていますが、
私達の生活に与える影響は一ドル250円だった頃と同じレベルになってしまいました。
これがアベノミクスによる異常な物価高の原因で、
今後も円安が続く限りは実質実効為替レートも酷いことになるでしょう。
実際、その影響は貿易赤字等となって表面化しています。
財務省が11月20日に発表した10月の貿易統計(速報)によると、
輸出額から輸入額を差し引いた「貿易収支」は約7100億円の赤字だったとのことです。
貿易赤字は28ヶ月連続更新で、最長記録を更新しました。
日本は内需立国であるのに、
実質実効為替レートを無視した円安政策を推し進めた結果がこれです。
過度な円高も良い訳ではないですが、
それ以上に過度な円安は庶民の生活を直撃します。
少なくとも、今の円安政策はやり過ぎだと断言出来るほどに不味い状況です。
【転載終了】
*************************************
国民が真実を知ろうとしなければ、今後どんどん国力は悪化します。
今まで自民党には二つの勢力があり、均衡が保たれていましたので、
それまでは国益が(ある程度)守られていました。
現在自民党に残っている勢力は米国寄りの清和会だけです。
だから、国益が損なわれるような政策が打ち出されるのです。
小沢氏をはじめ、経世会のほとんどの政治家は排除されてしまい、
中国との関係が悪化したのも経世会が排除されたからです。
今後、某国も中国との関係を悪化させたくはないでしょうから、
何れ日本を切り捨てることになるでしょう?
心配なのは尖閣よりは沖縄です・・・
海兵隊がグアムに撤退したら・・・取りに来るかも???
こんなこと書いてと・・・内心ひやひやですが!(苦笑
Posted at 2014/11/21 13:27:23 | |
トラックバック(0) |
経済 | 日記