晩秋の山道

所用で某三桁国道を南下していました。

上り勾配のきついS字カーブの手前、ブレーキング＆2速へシフトダウンするポイントで、ヘルメットを被り“ヒゲダンス”をしているおじさんを発見！

タイトル画像の、スリップ注意の標識の下の所です。






何かあるのかと充分に減速しながらコーナーにさしかかったところ、最初に眼に入ったのは車線を塞ぐように横を向いて止まっている、白のプリ○スでした。





ここに至るまでに、何カ所か工事が有り対面通行になっていたので、「また工事か」と思いつつさらに速度を緩めたところ・・・







対向車線側の路肩に、フロントフェンダーのつぶれたプ○ボックスが止まっているのに気が付きました。





停車位置の関係や、路面の飛散物から考えると、プリ○スが対向車線側に大きく膨らんだための接触のように見えますね。

カーブには、センターにほぼ車両1台分に近い幅のゼブラゾーンと、それを挟むように上下車線それぞれに黄色のセンターラインが引かれています。

よほど大きく膨らんだので無いと、接触は考えにくいところです。












あっ・・・

この車、ちょっと前にやり過ごした車両だ！





直線では妙にペースアップするのに、カーブが近付くと急に失速したり、紅葉の山をよそ見しながらふらついていたりしたので、後を走っていたら気が気では無く、逆にあおり運転とも思われかねない感じだったので、途中のお店によって時間を潰しやり過ごした車両でした。





様子を見るかぎりでは、初老のご夫婦共に怪我は無かった様子ですね。





所要を済ませた帰り道、まだ警察は到着していないようでした。







接触の後、自車線にはじき返されそのままガードレールにぶつかった感じですね。

現場を通りすぎで少ししたところで、事故処理に向かう警察車両とすれ違いました。





この辺りでは紅葉のピークは既に終わり、観光客の姿も減りましたが、紅葉の季節の山道は危険が一杯です。

よそ見とみられるはみ出しや、路肩に寄せずの急な停車に会うことは事欠きません。
（お年を召された方に特に目立つ行為です）

一番恐いのは、ブラインドコーナーの途中に車を駐めて写真を撮っている方達！

コーナーの先で、観光バスからぞろぞろと降りてきて、道一杯に広がっている外国の方達にも肝を冷やされますね。




まあ今回は、お互いに怪我が無かった様子なので良しとしましょう。

そろそろ路面凍結の心配もありますが、晩秋の山道にはなんだか危険が一杯です。