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先日、345,678km走行を達成したディーゼルムルの、車検整備前の予備点検入庫の代車にトゥインゴを借りる事になりました。





このトゥインゴは、ターボ付きのEDC仕様ですが、前後にモーションコントロールビームが装着されています。





装着あるなしの挙動変化の違いを検証するとなれば・・・そう、“雨の日は試乗会”シリーズに度々登場して頂いている“Ｔ氏”をお誘いするしかありません。





と、言うことで、いつもの山坂道（生活道路です）で“猛暑日の夕方だけど試乗会”開催の運びとなりました。







普段MTのターボなしのモデルに乗っている“Ｔ氏”の最初の感想は、「うちのと全然変わらない」と、にべも無い一言。
（実はこれ、賞賛の一言だったわけですが・・・）

広く平らで路面の良い農道だったので、「上へ行こう」と、いつもの山坂道へ向かいました。





「うちのと全然変わらない」が、称賛の一言だった訳は、MT車に比べてターボ車に独特のバタ付き感を感じていた“Ｔ氏”の、「うちのと同じくらい落ち着いている」と言う事だったんです。





いつもの山坂道は、高速低速のコーナーの連続に加え、アップダウンや路面のうねり、ギャップや陥没箇所が織り交ぜになっている絶好のテストコースです。




“Ｔ氏”の運転で、最初のコーナー途中のギャップを越えた瞬間に、「あっ違う」と歓喜の声。

次々と続く路面の唸りやギャップをこなして行くうちに、助手席の私を含めて特にピッチング方向の挙動に安定性が増している事に気がつきました。

モーションコントロールビームと言う装置に対し、「コーナーでの踏ん張りが良くなるのかな?」くらいの認識しか持っていなかった私ですが、横方向の動きよりもピッチング方向の動きの改善が顕著なようです。

交互に車を乗り換えながら運転した結果、完全に人クラス上質な挙動を示す車になった事を実感しました。




一番違いを感じたのは、サスペンションがボトムした後伸び切った時のサスの落ち着きです。

コーナー途中でギャップを拾ったような場合、ノーマルが伸び切った際にブルンと震えたような感触を伝えてくるのに対し、カチッと落ち着いた挙動で、サスの動きに対して不用意な設置荷重の変化の乱れを吸収している感じです。




なんかすごく良い感じ。






“Ｔ氏”車庫前に戻って来て交わした会話は・・・

「MT車ってレスポンスよく荷重変化をコントロール出来て面白いよね」

「モーションコントロールビームをMT車に付けたりしたら・・・ヤバいよね」




そう、スロットルによる荷重コントロールをしっかりと支えてくれる「モーションコントロールビーム」、これを付けちゃったらいつもの生活道路が楽しくて堪らなくなっちゃうかも。
（行ったり来たりしちゃって要件が果たせなかったりして・・・）




と、言う事で、今朝は文字通り“ルノー 三台 三昧”となっている我が家でした。(^^)v






代車の白のトゥインゴ、見た目どこか間違っているのに気付いたかな?

今度はしっかりと写真に収めました。








さんじゅうよんまんごせんろっぴゃくななじゅうはち。

はやい話が、345,678km になったと言うわけです。






到達したのはこんな田舎の一本道。



いつもの山坂道（生活道路です）とは違う、谷の反対側の河畔に近いルート。






折角なので、近くの水力発電所のゲート前で記念撮影。（拡大して見てね）







画面左には、タービンを回す水舎が展示されています。

昭和レトロな外見の発電機室には、右の山からの導水管がつながっています。

ムルの屋根の上にいる銅像の人・・・誰?





次は、456,789の並びっていう事になるんだろうけれど、あと111,111kmmも無事に走破出来るのか?

あっ、あと10,322km走れば、近地点まで接近した時の月まで到着だ!

平均距離の384,400kmまでにはもうしばらくかかりそうだけど、近地点までの356,000kmになるまでの、一万キロなんてすぐじゃん!





八月の車検の際にしっかりと予防措置を施し、こうなったら行けるところまで行くしかない。

目指せ“Voyager”ってこれは流石に無理。（笑）

距離計も、10万キロ台を刻むとイベントの頻度も少なくなってきますね。





楽しみにしていた“345,000km”も、気がついてみたら35kmオーバー。（ ; ; ）





でも今回はメーターの改竄は無し。（笑）





悔しいからアップで。







次、“345,678km”は見逃さないようにしよう。