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良き時代のイタリアンカフェレーサー。
BMW R90Sの充分なサイズのビキニカウルと比較して、最小限のマイクロビキニはスリムな車体にベストマッチです。

ル･マン1000ベースのレーサーに引き続き、公道仕様のル･マンも引っ張り出して来ました。





このル･マン、レーサーとは違う方向のエンジンチューンをしています。

レーサーの方は、イタリア製の定番ピストンとシリンダーを元に、燃焼室形状を見直すことで、燃焼効率と圧縮を高めています。

こちらの方は、無鉛ガソリン化に伴う諸処の改良の末、コスワースの一品ものの鍛造ピストンと、ポルシェのスリーブを使って仕上げています。

ポート研磨はもちろんのこと、シフトドラムも徹底して磨き、滑らかなシフトチェンジも実現させています。（36φ⇒40φ化のインテークマニホールドの形状変更には苦労しました）








私の所有するオートバイの中では、一番面白いといえるのですが、18インチのホイールのリム幅が前後とも2.15インチなので、合わせられるタイヤが皆無です。

せめてフロントが一般的な1.85インチ幅だつたらまだなんとかなるのですが、下手なタイヤを選んでしまうとフロントタイヤの方が横に広がり、リヤタイヤの方が尖るなんて言う事にもなります。

当時はファントム一択という感じでなかなかの迫力だと感じていましたが、現代の目からすると随分と細く見えますね。










レーサーと比べてみると、色々な違いが面白いですね。









こちらの方も埃だらけなので、一度気合いを入れて整備しないといけませんね。

保管場所の建物の雨漏りが酷くなり、コンクリートの陸屋根が落ちる危険をはらんできたために、一時疎開させるべく “モトグッツィ ル･マン” ベースのレーサーを久しぶりに引っ張り出しました。






最後に走らせたのは、もう２０年ほど前の雨の筑波サーキットだったでしょうか？

練習走行中ちょっと雨がぱらつきはじめ、路面温度も低かったので、インターミディエートタイヤの溶け具合を見ようとピットロードに入ったところ、セミウェットどころか完全にウェットな路面に気が付いてしまい、ビビってそのままピットインしたのが最後です。(T-T)
（当日はレインタイヤを持って行くのを忘れていました）






フレームから作り直しており、ホイールベースも短くなっているためオートバイトレーラーに乗せると随分コンパクトに見えます。








全体に埃まみれです。

手入れをしてやらないといけませんね。








明日は、公道仕様の“ル･マン”を引っ張り出してくる予定です。

【くるまネタの無い時のために、日々路上で思わず２度見、３度見してしまう「プッ」なものや、？! なものを集めてみました】






「ことばを失う」の巻





熱海の土石流被害、深刻ですね。
被害に遭われた方の心中お察し致します。





我が家の近くでも、小規模ながら土砂の流出や水路の越流などの被害が発生しています。

で、気になるのは例の橋詰めの裏込めのこと。





天候が回復した隙に気になったので確認しに行きました。













　　　　　　　　　　　　　　⁉️













裏込め、流失し始めています。








原因究明し、同じ事が二度三度と起きないようにすることが出来ないのは、施工業者の側でしょうか？

それとも隣町の担当者が 馬鹿（馬と鹿に申し訳ありませんね）なのか、解っていてやっているというとんでもない輩なのでしょうか？

間を置かずに同じ所が三度も崩れるなんて・・・

あきれてことばを失います。





大規模な土石流も、何がトリガーになって発生しているのかは解りません。

根本解決の意思が見られない手抜き工事で、人身にかかわる被害がで無いことを祈ります。

【くるまネタの無い時のために、日々路上で思わず２度見、３度見してしまう「プッ」なものや、？! なものを集めてみました】






「三度目の正直」の巻





短時間の集中豪雨で、橋詰めの堤防の裏込めが流失を繰り返している事は、何度かブログで取り上げましたが、空梅雨気味なのを幸いと復旧工事を始めました。






小型のバックホーが、埋もれていたフレキ管を取り除き埋め戻しをやっています。








でっ、でも、こんなんで良いのかよ !?








安心しました。

ちゃんと新しいフレキ管、準備している様子です。








こんな感じに仕上がりました。








一応排水は護岸擁壁から川の方に放水できるようになっています。

予想図のこれ↓と同じですね。








今度こそは大丈夫だと思うけれど、裏込めを流失させた根本原因を解決しないことには一抹の不安も残されています。

私の予想では、道路排水のU字溝のエンド部分の集水枡と、フレキ管の接合部分が甘く、そこから水があふれ出しているように思うのですが、ここまでちゃんと掘り返して修繕していることと思いたいですね。





本格的な雨が降る前に、何とか補修も終わり心配がひとつ減りました。(^_^)