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masamasa10のブログ一覧

2014年10月12日 イイね!

coffee break.

coffee break.ごく一部の世界で囁かれている噂のはなしです.

PENTAXからいわゆるフルサイズのカメラが出るのではないかという話...
そこで,息抜きに,少しだけ噂に乗っかってみようかと思います.







PENTAXにはK-3などのAPS-C機の他に,
645シリーズという35mmフィルムより大きなイメージセンサーを搭載し,
マウントも異なる独自のシステムがあります.



センサーの面積は,実にAPS-Cサイズの約4倍.
35mm判に対しても約1.7倍もの大きさです.





ボディもそれなりの大きさで,重さは1.55kg.

素晴らしい描写という事で,最新の645Zの売れ行きは良いと聞いています.





本体もレンズも大柄で高価なことから,プロの方々と

極めて一部の愛好家向け市場に特化されたシステムになっています.


中判を持たない他社さんは
35mm判に力を入れ,既に複数のフルサイズモデルを持っています.

いまや
「デジタル一眼レフといえば,フルサイズ」
という空気を感じなくもありません.
(キヤノンさんは力の入った7DⅡを見せてくれました)




PENTAXの一般向けのデジタル一眼カメラは,ずっとAPS-Cサイズ一本.
ヒエラルキーを気にせずAPS-Cクラスでも
常に全力投球の機種を用意してくれています.


その結果がK10D(2006年11月発売)やK-5(2010年10月発売)という
カメラ界で名声を得た製品に繋がったのでしょう.












K10DとK-5.
デザイン手法は大きく変わり

K10Dは曲線を伸ばしラインを繋いでいくのに対し
K-5は直線同士の接続.


ペンタ部からボディに途切れず流れていく曲線が美しい.

K-5は操作性を第一に考え,最適のボタン配列やグリップ形状を練り上げてきた.





実はK10Dの方が幅で10.5ミリ,高さも4ミリ大きく,50グラム重い.


あまり大きくなって欲しくないけど,
K10Dのようなデザインも良いし
悩みは尽きない(?)


真面目だけどちょっと不器用.
そんなPENTAXから
35mm判のデジタル一眼が出るという噂があれば,

ユーザーとしてはとても気になります.


他社のように複数の製品を同時または矢継ぎ早には出せないでしょうから,

極めて力の入った一品になるのか.


それとも他社の上位機種と廉価帯の中間を狙った物になるのか.
(ニコンからD750が出てしまいました)

あるいは35mm判の開発の影響で

これまでのように優れたAPS-C機は出なくなってしまうのかなど...



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中学生の頃から一眼レフカメラのカタログを眺め生意気な奴だった私.
当時はキヤノン/ニコンの2強体制というものは存在せず,
(報道向け機材はCN2社体制)
キヤノン,ニコン,ペンタックス,オリンパス,ミノルタ,リコーなどから
様々なカメラが商品化され販売されていました.



カメラ少年だった私がペンタックスに惹かれたのは,
小型軽量でありながら高性能,かつ独自な機能の拘り,
それとデザインです.


最初に買った(買ってもらった)のは1983年の春.
MEsuper(1979年12月発売)という絞り優先AEと
マニュアル撮影ができる機種でした.



(全幅131.5mmは奇しくもK-3と同一)



このカメラは絞り優先AEが主体でしたが,
マニュアル撮影時のシャッター速度の選択が,
従来のような本体上部のダイヤルを回すものではなく,
同じく本体上面にある2つのUP/DOWNボタンにその機能を割り当てていました.
シャッター速度選択ダイヤルのないデザインはとても斬新でした.



シャッターボタンを囲むように配置されている
モード選択ダイヤルの小さなロック解除ボタンが白いのは
暗所でも分かり易くするための小技.


暗がりでもフィルム装填がやりやすいよう,

フィルム先端を差し込む巻取り軸を白色にし,
しかもどの部分にも差し込める形状にしていました.



それから裏蓋を閉めた後にフィルム巻き上げが空転していないかを,
視覚で確認できる機能も備えていました.
(巻上げレバー下の小窓の黒/橙の縞模様が動けばフィルムは正常)




このような他社では見られなかった細かな点の拘りは
現在のKシリーズにも受け継がれ,

ボディ上面にあるボタンの押し込み角度や,
微妙な凹凸を持たせたグリップ形状にその跡が見て取れます.




ファインダーを覗けば,像倍率0.95倍,視野率92%と当時ではトップクラスの水準.左側にシャッター速度表示があるのですが,それがカラーLED表示という,
やはり当時としては珍しいものでした.


デザインはM42スクリューマウント時代からの流れを受け継がず,
大幅な小型/軽量化を実現しながらペンタプリズム部は相対的に大きく見せ,
当時,同様に小型軽量化を図っていたオリンパスOMシリーズとの
違いを
打ち出していたのだと言われています.






ただし時には独創的すぎて,失敗作を出すことも...
世界初のAF一眼を謳ったME-F(1981年11月発売).







レンズ側にAF駆動モーターと電源(つまり電池)を入れたため,
不格好な感は否めず.



ことAFに関しては,後年に発売された,
ミノルタα7000(1985年2月発売)が

業界を沈黙させるほどの完全勝利だったように記憶しています.




CIの導入でロゴ・デザインも新しくなり
これ以降のミノルタは暫く活気が続きました.

PENTAXがこれに追い付いたのは2年後の事でした.

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PENTAXが出すのなら,こうでなくっちゃ...

                       
                        ○Kマウントのまま

                        ○光学ファインダーに拘り
                        ○SR方式の手ぶれ防止機能を継承し
                        ○シャッタースピードは高速側1/8000,連写は6-7コマ
                        ○低感度ISO64対応で
                        ○クロップ機能を備え従来のDAレンズも使用可能にする

これらを小型ボディに凝縮して欲しい.
(K10Dくらいのサイズが上限かな)



こうした機能面はもちろんですが
製品名も大いに気になります.

35mm判第1号機は,どんなネーミングになるのでしょうか...

この話は,また次の機会に...







下らない話にお付き合いいただき,ありがとうございます.



Posted at 2014/10/13 00:44:48 | コメント(11) | トラックバック(0) | カメラ/写真 | 日記

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