このところ仕事がそこそこ忙しくて家に帰るとグッタリという日々が続いているので、製作はあまり進んでいません。
前回は艦橋を設置したまででしたが、その後ろに機銃台と後マストを設置しました。
いずれも19号のディテールの分かる写真などがないため、9号の資料を参考にしました。
次に煙突の製作。これもディテールは9号ベースが基本となります。キットのパーツは煙突本体とその下部にある排気筒が一体成形されているので、両者を切り離します。
図面を見ると後部煙突基部の形状が異なるのでその部分をプラ棒で作り直して置き換えます。
先ほど切り離した煙突した排気筒の形を整えて再利用しようかと思いましたが、形状を9号写真で確認すると…
エッジが鋭角となっているのでプラバンで作り直します。
更に煙突後ろの機銃台とその下にある排気筒もプラバンでスクラッチ。
ここで注目したのは煙突下排気筒の前両側に立っている吸気筒の形状です。19号の写真を見ると↓のような形状をしています。
9号の写真でも同様の形状が確認できます。
この点は以前に第9号を制作した際に気づかなかった部分でした。
よって下半分を0.8mm角棒、上半分をキットパーツを整形して作りました。
捕鯨母船時代の19号は後部甲板の運搬軌条を撤去していました。甲板にはその跡のラインが入っているので、0.1mmチゼルで線を彫りました。
その後煙突などを船体へ設置した状態がこちら。
煙突のジャッキステーはほぐしたリード線を使っています。
後部機銃台の少し後ろにある排気筒は、前後に長い形をしておりキットパーツは使えないので、プラ板等で自作しました。
その後こちらの19号の写真を参考に、細かな艤装を行いました。
デリックブームやウインチを設置すると軍所属時代の第19号の姿がだいぶ見えてきます。その後は捕鯨母船時代の艤装である両舷のフェンダーなどを設置する予定。
まだまだ先は長い…
Posted at 2024/05/19 16:08:09 | |
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