昨日はチャリで100kmほど走りました。
前回100km走ってから、もう8年くらい経ってます。
天気は快晴。
終日、西風予報。
1 往きは追い風、超快調〜♪
トレックストアを出発して直ぐに河川堤防に上り、南へ向かうと強い向かい風。
ありゃ?
今日は西風じゃなかったの?
でも、4kmほど走れば海岸線。
堤防のサイクリングロードで一路東へ。
11時過ぎに出発して、日没の17時前には帰着したい。
チャリには、しっかりした前後ライトも付いているけど、やはり陽があるうちが安心だ。
帰りはずっと向かい風になるから、往路でスピードを上げて時間を稼ぎたい。
苺街道のバイパスを、追い風参考スピードで気持ちよ〜く走り抜け、東照宮の東からは、小高い場所を走る旧道へ入る。
✤富士山も海も町並みもスッキリ一望。海は反対側です。
その後、いつものローソンで、アクエリアス950ccを仕入れてからリスタート。
これまでのライドで見当をつけた、走り易そうなルートを試しながら28kmほどを走り、いつもの駅前パン屋さんベイクドハートへ到着。
昼飯調達です(ベイクドハートってどゆいみ?)。
そして峠の休憩所。
ここまでだいたい1時間半。まぁまぁのペースかな。
いつもはここでゆっくり昼飯なんですか、今日は先があるので、直ぐに出発です。
✤手前、バイパスの下り線(右方向)は止まってます。事故ですかね。
その渋滞を回避したい車が、狭い峠道になだれ込み、走り難いったらありゃしない。
迂回しても、バイパスに戻る時に合流に時間がかかるから、メリットは無いと思うんだけど^_^;
峠の休憩所からリスタートしたら、堤防道路には戻らず、旧道を東進し富士川に沿って北上。
が、これは間違いだった事に気付きUターン。無駄に登って、乏しい脚を削ってしまった(泣)。
今日の目的地の1つは実は図書館だったりする。
✤図書館の庭からの富士山。
良い場所に在るんですよ、この図書館。
予めマップで確認したところ、丁度よい距離に図書館があったので、借りていたCDを返しに行ったわけだ。当日が返却期限だった。
CD返しに100km近く走ったという(笑)
まぁ、目的は何でも構わない。
だって、大抵は目的無しに走っている、というか、走る事自体が目的なんだから(^^)
2 帰路は予想どおり厳しかった(笑)
帰路は河川沿いに南下して、海岸堤防を西進するのが走り易そうだ。
が、堤防上は強い西風(向かい風)の吹き曝しだし、距離も長くなるので、往路と同じ旧道を選んだ。
旧道って、狭いのに交通量が多いから走り難いのね。
山沿いたから、アップダウンがあるうえに向かい風(笑)
まぁ、それでも両側に建物があるから風を弱めてくれるのが救いではある。
向かい風でちっとも進まないけど、ひたすら漕がなきゃ帰れない(笑)
脚が無くならないように、軽いギアでクルクルしながら、取り敢えず峠の休憩所まで戻る。
既に陽は傾き始め、山の影になっていて、空気はヒンヤリ。
3 向かい風は楽しくな〜い^_^;
峠を下って堤防のサイクリングロードに出ると、西風がマトモに向かってくる。
もう、ホントに進まない。
下ハン持っても大差ない。ノロノロもいいところだ。
で、また旧道へ戻る。
今回は、その旧道の突き当たりまで、約8kmをずっと、ずっと走った。
旧道は、途中から街の大通りに変身してしまい、信号と車が増える。
駅前を過ぎると大きな橋まであり、それこそ前後のギアを1番軽くする必要があった。
旧道の突き当たりから、さらに8kmくらい走ると東照宮の山門だ。
この8kmが1番キツかった。
海近の高台部分を走るルートなので、海風がマトモに向かってくる。
風速3mって、こんなに強かったか? と訝りながらペダルを踏み続けた。
後で調べると、6〜7mの風が吹いていた。またも、ギアを軽くしてクルクル、クルクル。
たどり着いた東照宮の山門前で、リュックを軽くするために、ベイクドハートで買ったパン2個とスポーツドリンクを飲んだ。
16時を少し過ぎ、少し暗くなりかけていたが、多くの観光客が1159段の階段を下りてくる。
江戸時代の昔から、「いちいちごくろーさん」と言いながら、この階段を上ったらしい(笑)
4 スパイダーマン♪
残りは12km。
狭く曲がりくねった旧道をノロノロ進んでいると、何かがスルリとワタシの前に出た。
スルリと云うよりは、ヌルリと云う感じか。
ロードバイクに乗った人だが、不思議な印象だ。
頭の先からつま先まで、ワンピースのウェアに身を包んだ姿はスパイダーマンにしか見えない。
しかも、地を這うような低い構えで、ヌルヌルっと進んで行く。上半身もクネクネしているような印象で、ヤモリにも見える。何から何まで爬虫類そのものだ。不思議な印象を残したまま、あっという間に見えなくなった。
凄いなぁ。
一体どんな脚をしているんだ?
プロの競輪選手なのか?
このスパイダーマンがワタシに刺激をくれた。
彼(まさか女じゃないよね)を見た後、踏んでみたくなった。
脚は疲れ切っていたので、踏む力は残っていないと思っていたが、何と、踏み込んだら、踏めてしまった。
そこからの10km弱の大半を、かなり踏んで走った。
もちろん当社比であり、クルクルがグルグルに変わった程度なのだが、90kmほどを走った後に、自覚的に踏めたのは驚きだったし、可能性が感じられるのが嬉しくもあった。
で、思い出したのだが、年末のライドの際にも、このスパイダーマンを見たように思う。場所は10km以上東だったが、その時も同じ印象を持ったので記憶が蘇ってきた。
次に彼(彼女?)を見掛けたら、呼び止めて正体を確かめたい。
素人にしてはあまりにも速すぎるし、しなやか過ぎるのだ。
備忘録
そんな感じで、この日のライドを終えた。
久しぶりに距離を伸ばしたからか、トレックストアでロードバイクから降りた時は、尻から下の筋肉が固まっていた。
家まで3キロあまり歩いて帰ったが、途中までマトモに歩けなかった。
歩きながら少しづつ脚の筋肉が解れていくのが分かる。
ストアまでの朝の歩きはウォームアップ、帰途の3キロはストレッチ兼クールダウンだろうか。
翌朝(今日)は、肩と二の腕が筋肉痛になっていた。
向かい風の中、ハンドルを握って漕いでいたからか、終盤の疲れで体重がハンドルに載ってしまったか。
いずれにしても、以前のような、頭の重さを支えられない事による肩甲骨周りの痛みとは違うのが救いだったりする。
途中で買った蜜柑等で重くなったリュックが時々傾いたりしたので、バランス取りで筋肉を使ったのかもしれない。
それに、下半身は帰宅後にもストレッチを行ったが、上半身は適当だったから、仕方ないか。
今回も、エンデュランス系のドマーネだったので、次回は、オールラウンド系のエモンダ等で100km程度を試してみたい。→浜名湖一周+α?
他に、エンデュランス系だが、GIANTのデファイ、スペシャライズドのルーベ。全く毛色が違うが、ヨネックスのカーボネックスにももう一度乗りたい。
過去1番印象が良かったのは、メリダのスクルトゥーラ・チームか?
今回の100kmが8年前のそれより遥かに楽だったのは驚きだが、その理由の大半は機材の差によるものなのか……?
ヒジョ〜に興味がある(笑)