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2021年05月20日 イイね!

ヤリス・ハイブリッド

ヤリス・ハイブリッド先週末、ヤリスハイブリッドを借りて300kmほど走ってみました。

意外ですが、ヤリスHVはただの燃費スペシャルではない、かなり良く出来た車だと感じました。

走り
まず驚いたのは、その走り。
普通に走っている時は、信号待ちからのリスタートが静かで力強いなぁ、というハイブリッド車としてはよく有るイメージでした。

が、アクセルをグググッ!と踏み込むとスムーズに回転が上がり、その回転上昇に合わせてトルクとパワーが湧き出します。その際、3気筒エンジンの音や振動は最小限に抑えられており、嫌な印象は全くありません。

踏み込むのが気持ち良いと言っても過言ではありません(感じ方は人それぞれなので過信は禁物です(笑))。

エンジン(91ps、12.2kgm)とモーター(80ps、14.4kgm)の制御がこれまでのトヨタHVとは異なる様で、踏み込めば遅れなく反応して力強く速度を上げていきます。
凄く速いという訳ではありませんが、リニアな加速はスポーツカーの様でなかなか気持ち良いのです。

こんなにスポーティな車だとは思いませんでした。乗ってみれば、これまでのハイブリッド車のイメージが覆ると思います。


ただし、足は固めで筋肉質な割に、何となくエコな感じもあるので、タイヤを変えればその辺りはよりスッキリするかもしれません。

ボディ
その走りを支えるボディはガッチリ、しっかりしており、安心感がとても高いです。

そのため、高速道路でもお山でも、安心して踏み込むことが出来ます。GRヤリスじゃなくても、かなりスポーツ出来るんじゃないでしょうか(と書きましたが、山道のコーナーを攻めたりはしてません。あくまで想像てす)。

シート
高い安心感の背景には、シートの良さも貢献していると感じます。

シートのフィット感は人それぞれでしょう。が、ワタシには背もたれのカーブが絶妙で10時間以上乗り続けても、腰は全く痛みませんでした。
また、座面高を調整範囲の何処にセットしても、それなりにフィットします。
最も低い位置で1.5時間程経過した頃から尻に痛みを感じましたが、その後は座面をある程度上げる事で尻痛を解消できました。
(✤やっぱりシートはこうじゃなきゃいけません。どう調整しても我慢を強いられる様では、常用はできませんね。)

室内
レンタカーなので、グレードは1番下のXですが、質感を含めてこれで十分てす。1日乗って走ってもほとんど不満はありません。

上のグレードと直接比較すれば、何か感じるのかもしれませんが、比べなければノープロブレムてす。
逆に、Xグレードの場合、メーターがアナログて見易い等のメリットもあります。


室内について数少ない欠点をあげると、
①スマホやサングラスは置けましたが、ティッシュBOXを置くスペースがありません。常用する車としてはちょっとちょっとでしょう。
②10時間ドライブの終りの方で、アームレストが有るといいのにと思いました。まぁ無くても大丈夫ではありますが。

快適性
グレードにより差があるのか分かりませんが、もう少し遮音を効かせたいですね。煩いとは言いませんが、新型ノートe-power等に比べると、静粛性は劣ります。

古い舗装、荒れた舗装を通過すると、ロードノイズが車内に轟々と響き渡ります。

乗り心地は悪いとは言いませんが、決して良いとも言えません。不整路面では、結構ゴツゴツとした乗り心地になるので、ドライバーはよくても、高齢者を乗せるのは躊躇うかもしれません。

利便性
①USBの充電端子が1個しかありません。スマホをナビ用に繋ぐと、充電用が無くなります。
最近は、軽自動車でも3個くらい付いていたりするので、増やした方が良いですね(上位グレードには付いていますね)。

②ディスプレイオーディオがデフォルトで装備されています。

1日限りのレンタカーですし、使い方も分からないので、ナビはスマホで代用しました。
損した気分です(笑)。


積載性
後席
177cmのワタシがポジションを作ったあとでも、後席には十分座れます。
ただ、前席はハイバックシートで、眼前に高く聳え立っているので、長時間座っていると閉塞感を覚えるかもしれません。

また、Bピラーの位置が悪いのか、後席へ乗り込む時に足が引っかかりそうで気を遣います。まぁ、要するに狭いのです。

ラゲッジスペース
コンパクトカーとしてはこんなモノでしょうか。

セーフティデバイス
車が少ない一般道で試してみました。
①センターを維持する能力はそれほど高くは無いようです。本来、高速道路やバイパスでの運用を前提にしているので、仕方がないかもしれません。

②ACCは30km/h未満で解除されます。
これは非常に残念で面倒です。高速道路に限らず、渋滞時にも有用な機能なので、他メーカーの様に0km/hまで使えると良いと思います。30kmh未満からの再加速は無理でも、少なくともブレーキだけは効かせて欲しいものです(この5月のマイナーチェンジで、0km/hから対応するように変更されましたが、電動パーキングブレーキは採用されていない様です)。


燃費
常用している信州ルートを基本に、遠回りの山岳ルートを加えました。

燃費一辺倒のエコランではなく、キツい上り坂で何度かベタ踏みして登坂力を試したり、高速での加速感を試したりしています。

燃費計測にあたっては、常用しているガソリンスタンドで満タン給油し(ガチャ止めから2ショット)、燃費計をリセットしてからスタート。
最後も同じガソリンスタンドで同じ方法で給油しました。

今回計測区間282kmを走った結果は、

オンボード 37.3km/L

満タン法  35.8km/L

オンボードでは4%ほど高く表示される様です。
ガソリンスタンドを出て、信号がないバイパスを3kmも走れば、燃費計は30km/Lを超える値を示し、それを下回る事はありませんでした。

実は、今回のルートなら40km/Lを超えるのではないかと期待していたのですが、届きませんでしたね。燃費的には上り坂にかなり弱いという話なので、延々と上りが続く山岳ルートが響いたのでしょうね。

ルートの最後にいつものバイパスを走っていると、30kmくらいの区間で0.5km/Lほど向上していたので、このバイパスだけ走れば40km/Lを超える可能性はあると思います。

デザイン
デザインは個人の好みなのですが、一言。

フロントデザインは、1日接してみたら、結構お気に入りになっていました(笑)。押出しがあってなかなか良いと思います。

でも、リアは………、だったのですが、家人は、ひと目見るなり、カッコ良いね〜❢ と言ってました。

やっぱりデザインって、個人の好みに尽きますね〜(笑)。


最後に
この車を買いたいか、と問われたら、ワタシはちょっと考えます。

アクセルを踏むのが楽しいので、毎日コレを運転したら、バイパスや高速道路で踏み過ぎてしまい、そのうち御用になりそうだからです(笑)

いつものバイパスでよく捕まっているのは、コンパクトカーなんですよ^_^;


余計なお世話ですが、このクルマの正しい使い方は、アクセルを踏みまくって楽しむか、ACC等を活用して運転をクルマに任せてしまうことだと思います。

この5月のマイナーチェンジで、ACCが全車速追従になった様なので、それが可能になるでしょう(電パではないので、停止保持機能はありませんが)。
Posted at 2021/05/20 07:57:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗 | 日記

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「[整備] #タント バッテリー交換しました。 https://minkara.carview.co.jp/userid/1092517/car/3345801/7646346/note.aspx
何シテル?   01/17 12:47
トモ@b3です。 最近、東北地方のドライブがお気に入りで、今年は、6月と7月に十和田湖、八甲田、津軽半島、下北半島あたりを走ってきました。 どこも素...
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