久しぶりに車内の空気を入れ替えよう。
雨水が溜まっているかもしれない。
ボディカバーと幌カバーを捲った。
エンジンは掛かるだろうか。
ロードスターのバッテリーは、トランク右隅の狭いスペースに縦に押し込まれている。
上下のスペースも無いので、充電器の大きな洗濯バサミクリップは入らないんじゃなかろうか。
充電が必要になったらJAFか?
ドアを開けてシートに座り、キーを捻る。
すると
なんと、
なんと、
なんと、
エンジンが
掛かった。
一発で。
驚いた。
絶対に掛からないと思い込んでいた。
一発でエンジンが掛かったら、気分が上向いた。
オイル下がりを思わせる、変な振動も無い。
実に、スムーズ。
30年オチのクルマを半年放置してもコレだもの。
メイド・イン・ジャパンは凄い。
タイヤの空気圧調整をしに、ガソリンスタンドまで往復30kmほど動かしてみるか。
サイドブレーキを解除して、そろりと動き出す。
50mほどは、何やら異音がした。
ブレーキを引き摺っている?
聞き耳をたてながら、住宅街の通路をそろり。
300m先のウェルシアに停めてクルマの周りを一周。
大丈夫そうだ。
バイパスに乗り、走行車線をゆっくり流す。
N-ONEより少しだけ速いペース。
N-ONEとは違う景色。
バックレストにどっかり背中を預けた低めのポジション。
ホンの僅か右足に力を込めるだけで、素直に反応するのはNAの美点。
ロードスターにトルクを感じられるのはN-ONEを常用しているからだろう。
ガススタンドに停めて空気圧チェック。
どのタイヤも僅かに規定値を下回っていた。0.1高い1.9kgf/cm²に統一。
ガススタンドを出て二桁国道へ。
交通量が少ない。
バイパスと同程度の速度を保ちながら、目的地も決めずに北上。
上り、下り、右、左。
極々普通にドライブしているだけなのだが、実感がある。
K10へ入り、全くクルマが居ない川沿いの道を気分良く流す。
薄手のヒートテックが微妙に暑い。
家を出てから1時間と少し。
JAのスーパーで昼飯を調達。
の筈が、ついつい大量の蜜柑、林檎、キウイ等を買ってしまった。
気温は高め。
走り回ったら果物が傷んでしまいそうだ。
という事で、久しぶりのロードスタードライブはここで終了。
ロードスター。
飛ばさなくてもそこはかとなく気持ち良い。
コレで九州?
Posted at 2022/10/26 21:49:18 | |
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