9月16日の夜、Vitzを返してきた。
1ヶ月間借りて、主に実家との往復に利用していた。ほぼ毎日乗っていたので愛着が湧いてしまい、別れがとても寂しかった。

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富士山のパワースポットへも行きましたよ。フロントマスクは意外に強面(笑)。山登りは得意じゃなさそうです。シフトダウンをしたがらないのね。
な〜んて事は全く無かった(笑)
ほぼ毎日接し、使い倒し、サッパリとお別れ出来る。これは素晴らしい事だ。
愛着が湧くのは、やはり自分が気に入って、選び抜いて手にしたクルマに限られるのだろう。

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何でもないシートなのだが、腰回りのフィット感が凄く良かった。
その点Vitzは、夏の一番暑い時期に、暑さを避けて快適に、かつ気軽に、下駄代わりに使い倒せるクルマとして(しかもリーズナブルに)借りたので、毎日毎日接していても愛着の様なものは感じなかったわけだ。
だからと言って、気に入らなかったという訳じゃない。このVitzというリッターカーは実用車としてホントによく出来ているのだ。

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サイドミラーが手間に付いており、斜め前方の視界がとても良い。
クルマに乗るのは殆どの場合1人だという事実を踏まえれば、ある意味とても割り切った合理的な選択なのかもしれない。
最近の軽は良く出来ているが、やはりリッターカーとは違いがある。排気量300cc余りの差により余力が生まれ、走りの質感が向上する。

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このシフトレバー、使ってみるとなかなか好感触です。だんだん無くなっていくのかしら?
背が高すぎないボディも、日常使いに丁度良い。スーパーハイト系の軽は、室内の広さに惹かれてしまうが、そんな広さを必要とした事は一度もなかった。

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後席を倒すとラゲッジスペースには10cm位の段差が出来る。
10年以上家に有ったフィットの、後席を倒して作り出す広大なスペースでさえ、1回しか使った記憶はない。
いつか使うかもしれないなんていう欲目で物事を判断すると、大抵間違うのだ。

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ダッシュボードはこんな感じ。オーディオの音がスッキリしていて意外に良かったのも拾いもの。
話が逸れたか?(笑)
Vitz。
とにかく良く走る。
燃費さえ気にしなければ、バイパスの追越車線だって躊躇なく走れるし、多分、高速道路だってイケるだろう。
その燃費は、エアコン最強で追越車線をガンガン走った最初の頃こそ14.8km/Lだったが、追越車線走行の頻度を落とすにつれて向上していき、2回目の給油時には16.4km/L、3回目には17.48km/Lとなった(いずれも満タン法)。

排気量の小さなエンジンだからか、走り方の影響は想像以上に大きかった様だ。
最初の頃は、30年選手のロードスターと燃費が変わらんなぁ、とがっかりしたものだが、最後には、エアコンをガンガン使って、ハードな山越えもあったのに17km/Lを超えたのは立派なものだと思う。
次回、また1週間単位で足車を必要とする機会があれば、躊躇なくVitzを借りるだろう。
Posted at 2020/09/26 12:26:31 | |
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クルマ | 日記