• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2009年06月13日

ゆっ、緩い…(ーー;)

ゆっ、緩い…(ーー;)  先日の事ですが、親戚の訃報が突然舞い込み、急遽、茨城の常陸大宮まで行って来ました。っでその時、運悪く僕は仕事に追われてる真っ只中で、寝る間も惜しむような状況下でした。そんな状態で、尚且つ常陸大宮の親戚の所に行くのも初めてだったので、この日は同じ横浜(でも南の方)に居る叔父の車に便乗する事にしたのでした。

 っで、朝5:30に叔父宅に行き、そこで待ち構えて居たのは、Tヨタさんとこの【エスティマ・ルシーダ】でした。
 って事で、叔父宅にMyB4を留守番させ、片道約3h・175kmのドライブの出発です。往路は、僕が↑のような状態だったので叔父が「○○○(←僕の事)、どうせ寝てないんだろ!行きは後ろで寝て行けっ(笑)」ありがとう、オッちゃん♪お言葉に甘えて2列目シートでゆっくりさせて貰う事に。しか~し!有料道路(Y浜S道)に乗って、速度レンジが上がったら、さあ大変(笑)! ルシーダ君ってば、足元・お尻の下でエンジンは唸るし、常にガタピシ、ガタピシ言うボディは超緩々! 有料道路の高架継ぎ目を通る時などは、時にどっかが折れたんじゃないかと思うほどの衝撃を伴う有り様です。申し訳ないけど、とてもとても落着いてなど居られません!特に首都高は酷かったぁ~、横羽線の継ぎ目なんて飛ぶ飛ぶ! 都心に入ると、きつめのコーナーであろうと容赦なく大きなギャップの継ぎ目が多々襲って来るので、2列目であってもボディが一瞬、歪んだように見えるほどです(もしかしたら3列目に居たら、車体の捩れや歪みを目視できたかも?)。
 聞くとH10年式の2.4Lガソリンエンジン・ツインムーンルーフ仕様で、12万kmを既に走破した車両との事。走行距離はMyB4より多い事は確かですが、年式は1年しか変わらないのに、このボディの緩さってば一体何なんでしょ? とにかくドア開口部はおろか、足元から天井から、フロント周りにリア周り、ありとあらゆる所から異音・軋み音を発します。現代のミニバンは、流石にココまで酷いボディ剛性な車種は無いだろうと思いますが、この頃(10年以上前)のミニバンの設計要項の低さに閉口させられます。(ーー;)
 更にですね、シートアレンジを優先したフラットなシートと、それにリンクしてか・アームレストの類(シートとかドアパネル等に)がまったく無いものだから、左右のG変化に対して身体をバランスさせるのも辛く、足を前に投げ出すスペースなど当然無い上にシート座面から足元までの高さも少なくて、170cmの僕ですら楽なポジションが取れません。
 「休んで行け」と言ってくれた叔父の配慮は、とても助かったのですが、こんな環境ではウトウトするものの突然襲って来る衝撃と、以外に切れ味よくハンドルを切る叔父のステアリング・ワークのせいか?右に左にとGのゲインが大きい事、大きい事。この車、動いてない時が一番快適かも…。とは言いつつ、常○道に入ると首都高よりフラットな路面とコーナーの緩やかさ少なさに救われて、ノイジィーなエンジンだけ無視する事で身体を休める事が出来たのでした。

 そんなこんなで無事、告別式も済み帰路となります。っで、往路は叔父の厚意に甘えさせて頂いたので、復路のドライバーは僕が担う事に。まぁ元来、“運転したがり~♪”の僕なのでドライバー役はまったく苦ではありません。先ずはポジション合せ…するもハンドルの立ち気味が気になります。でも何もできないからそのまま出発~! クッ、はっ走らせ辛い。(汗
 出力の出方とかが最初は判らないので、叔父夫婦も同乗してますから、ソロ~リとアクセルを踏んだのですが、踏み始めアクセルワイヤーを引っ張ってる感触は有れど、エンジンはまったくの無反応。更に踏み込んだら、自分の意思よりも強くトルクが立上るもんだから不意打ちを喰らった気分w。恐らくルシーダも国産車に多く見られるスロットルの開かせ具合を細工して「トルクが有る・レスポンスがいい」雰囲気を演出(チューニング)してるに間違い無いのでしょう。あ~やだやだ。
 そしてカーブや交差点などを曲がってみると、往路で痛感させられた車体の緩さからして「さぞやダルなハンドリングで、全然曲がらない(曲り辛い)んだろうなぁ」と思いきや、ハンドル転舵初期は予想に反して僕が抱いてたイメージよりも“クンッ!”て反応して、鼻ッ先がインに向かおうとします。が、しかしそこから車体全体にコーナリング・フォースが立上って来るとリアがまったく付いて来ないと言うか、リア廻りが引き摺られてるような感触でフロントの感触に反して、リアは曲がろうとする事を嫌ってるよう気が。なのでハンドル・レスポンスは思いの他いいのに基本、終始アンダーステア。調べてみると、フロントのサスはイッチョ前にダブルウィッシュボーン※訂正:マクファーソン・ストラットでした。しかしリアは廉価な4リンクサス(ってAE86のリアサスと似たような物?)。ジオメトリーをコントロールし易いフロントサスに、旧態然なリアサス。それに緩々なボディに小馬鹿にしたようなエンジンチューニング・セットアップ。のっ乗り辛いです、走らせ辛いです、ルシーダ君...orz
 自分で運転してみて判りました。正直、往路の叔父の運転が僕的には「あまり優しくないなぁ」と思ってたんですが、どうやらその原因はルシーダ君にあったようです。お陰で、ある意味ドライビングのいい勉強になったと思います。初めて運転するルシーダ君を、パッと乗りこなせるほど僕のスキルは流石に無いですが、「それなりに」走らそうとするだけで、色々と考えさせられます。如何に自分のイメージに近い動きにルシーダ君を持って行けるか、何処がルシーダ君なりの走りの領域なのか、それを探りながらのドライブに終始したのですが、いやホント難しいです。それはB4を走らせるのとは別のベクトルな所が多々ありますが、アクセルのON/OFF、ブレーキング(特に抜く所)に、ステアリングワーク。どれも操作のタイミングとその組合せのバランスで、走りが一変して難しい事・面白い事。それは決して限界走行での話しではなく、一般的なタウンスピード域の話しでです。いや、ホントいい勉強になりました。

 だけど改めて一考してしまうのですが、エスティマ・ルシーダが出た当時は、ミニバンの創成期だった思います。だけどこれほどまでに走る質が低かったのかと思うと正直、興醒めしてしまいました。それも今回ドライブしたルシーダはマイナーチェンジを重ねた最終型でこの有り様ですから。10年物の僕のB4よりもルシーダの方が設計時期は古いでしょうからB4と較べるのは酷ですが、B4の前に乗ってたGOLFⅡは確か1986年が初年発表と、ルシーダより古い設計です。だけどスゲェーしっかりとした気持ちいい走り(の質)をドライバーに提供してくれたものです。車としてのコンセプトや方向性が違うとは言え、如何に当時の自動車メーカーが車の本質(←走らせてナンボ)を二の次に、ユーティリティばかりに力を注いだのかと思うと、現在の自動車業界が冷え込む一端が有ったのでは無いだろうかと思えてしまいます。そしてそれを挙って歓迎して(購入して)居たユーザーの幼稚さもあったんじゃないかと。今回、エスティマ・ルシーダをドライブしてみて、旧友masamaxさんのRB1オデとの差は歴然、相当な違いがあります。それは現代のミニバンが、この10何年間でかなり進化したと言えるんだと思います。しかしその代償に何かを犠牲に?何かを置き去りに?してしまった様な気がしてなりません。だからと言って、僕に何が出来るという訳じゃないのですけどネ。ただ漠然とそんな事を思い耽ったのでした。( ̄∀ ̄)

 さて来月もまた法事で常陸大宮の親戚の所に行く事が決まってます。なので今度はシッカリ予定を起てて、MyB4で行きたいと思います。でも、ちょっと背が高いATなミニバンって、渋滞の時に背が低いMT車より気分的に楽ですネ。(^ ^ゞ
ブログ一覧 | 車:雑記・その他 | クルマ
Posted at 2009/06/13 21:49:42

イイね!0件



タグ

今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

こんなことは2度とないと思うので ...
LJSさん

ブレーキホールド機能
パパンダさん

最悪な燃費
アンバーシャダイさん

祝・みんカラ歴8年!
キルト♪さん

次男とツーリング。
ベイサさん

プロボックス
avot-kunさん

この記事へのコメント

2009年6月13日 22:19
あらら、大変でしたね~!

やはりTの10年もののミニバンだと仕方ないですかね~(汗
オイラは当分セダンでいきます~^^;
コメントへの返答
2009年6月14日 2:13
いや、いい経験をさせて貰いましたヨ♪

僕のBE5も10年物ですが、その耐久性の差ときたら凄い違いです!
僕も当分セダンです、いやまだまだBE5ですヨ~ン♪
2009年6月13日 22:20
この時期の車だとダントツで初代オデッセイのハンドリングが良かったですね。
コメントへの返答
2009年6月14日 2:14
初代オデはドライブした事が無いので、実際の所どうなのか図り知れませんが、アコードベースのシャーシで創って来た所に、当時センセーショナルを受けたものです。
2009年6月13日 22:30
私が以前乗ってたH9年式のミニバンは全くそんなことありませんでした。Tヨタさんなので無問題とイメージしてましたが、やはり乗ってみないとわからないものなんですね~。
コメントへの返答
2009年6月14日 2:14
MPVはシッカリしてそうですネ。何気に初期型MPVの顔が好きでした。でもルシーダに今回乗ってみて、親エスティマに乗れない庶民には、こんなん(車の質や価格)でミニバン気分を味わえりゃいいだろ!って、思想だったのでは?と勘繰りたくなりましたネ。
2009年6月13日 23:16
旧友登場!
また今回もおなか一杯です!(爆

昨日某R33君にオイラのオデ試乗して頂きました!
Truthさんもお時間のある時に是非!
コメントへの返答
2009年6月14日 2:16
お~、心の友ヨ~♪ by剛田タケシ
3~4日掛けてチビチビ下書きしてたら、こんなんに↑なって仕舞いました。(^ ^ゞ

masaさんのRB1は既にミニバンの域を超えてまっせホンマに。思うにNEWレガの2.5iレベルは、凌駕してますよきっと~♪
2009年6月14日 0:26
お悔やみ申し上げます。

 >しかしその代償に何かを犠牲に?何かを置き去りに?
自分はそれを、時代に反しているかもしれませんが自動車に対する「憧れ」や「運転する楽しさ」だと思います。

「所有することで満足」や「胡散臭いエコを売り」にしてしまう車ばかり作るメーカーは、そこントコをまず「改善」して欲しいです。

今の車は思い入れできるのが少なく、こんなのばかりで困ります~
コメントへの返答
2009年6月14日 2:16
親戚(も叔父ですが)は、天寿を真っ当できて本望だったと思いますきっと。

そうなんです!僕もあの時代に忘れてきてしまったモノは、車に対する憧れや車から発するいろんな魅力(運転する喜び・所有する喜び・自身の世界を拡げてくれる喜び...etc)だと思うんですヨ!
更に車に対する世間の目・発想も昔と違って、凄く世知辛くて良くないとつくづく思います。ヨーロッパみたいな車社会に成長するには文化が違い過ぎるのでしょうか?何にせよ僕も含め、メーカーもユーザーももっと成長しなければいけないのでしょうネ。
2009年6月14日 7:05
当時のミニバンの設計が悪かったんじゃなくって、それがトヨタのクルマ作りの姿勢なんじゃないでしょうか?
10年10万㎞、何のトラブルもなく走ることは走るんだけど、乗り心地やドライブフィールは確実に劣化させる。 すると、知らず知らずのうちにその乗り味に慣れてしまったユーザーは本来殆ど差がない新型に乗って「良くなってる!!」と思い込み、買ってしまう。
見事な「売らんかな作戦」だと思います。 ブレーキフィールやアクセルセッティングも同じですよね。 ちょっとしか踏めない人に「加速が良い」「良くきくブレーキだ」と思わせるためでしょう。

でも結局、そんな「騙した作り」を続けた結果、ユーザーはだんだん「クルマなんて動けば良い」と思い始めて新車が売れなくなり、クルマに興味のある少数の人は他社の「ドライブが楽しい」クルマを選ぶようになってきたんじゃないでしょうか?
これからの時代、ハイブリッドやEVは必要だと思いますが、それでもやはり、いつまでも「走る楽しさ」を感じさせるクルマ作りをしないと、ユーザーのクルマ離れは止められないような気がしますね。

コメントへの返答
2009年6月14日 12:06
凄い発想と言うか、鋭い洞察な話しですネ!
もしも本当にTヨタさんの首脳陣がそういった路線を打ち出して居たとして、それに相応しい(TOPの要望通りの)商品を用意する技術陣=「収益をシッカリ出す企業」って構図だとしたら、末恐ろしく思えてしまいます、世界のTヨタさんを!

仰る通り、ごく一部の車好きを抜かして、ココ10年のメーカーの姿勢や、創り出して来た車両が、「車なんて動けばいい」「移動するのに楽なら何でも(車以外でも)いい」みたいな風潮に、世の中の大多数をしてしまったと僕も思います。昨今では、奥さんがハンドルを握って出掛けてるファミリーをよく見かけます。決して悪い事では無いと思いますが、僕の勝手なイメージなんですが、自分が子供の頃は運転をする父が格好良く目に映り、こんな所にも父の威厳みたいなモノを感じたものです。そのお株をお母さんに奪われていいのか?と勝手に嘆くのですが、それもこれも車が楽しいもの面白いものから、道具然だけに成り下がってしまったから他ならないのでしょうネ。そしてそれは車両側だけの問題でもない様な気もします。車を楽しく走らせる環境(交通環境、道交法、個々のマナー...etc)や、車に対する世間の目(車=金食い虫、チューニング=悪い事?)など、車を取り巻くいろんなこと全てが、もっと成長しなければ車社会の明るい未来は無いような気がして成りません。
2009年6月14日 9:57
謹んでお悔やみ申し上げます

本題ですがミニバンなんてそんなもんでしょう(笑
空間を箱で作ったとすると強度を上げるには根本は”密にする(補強含め)”か”素材の強度を上げる”しかないわけで、その空間をいびつに広げた車ですから・・・結局現在のミニバンでも大きくは変わらないと思いますね
しかもノ○/僕シー系のミニバンよりは天才卵のほうが剛性が高い構造だってのが売りのはずなんですが、小細工しても結局のところ同じってことですよね
少子高齢化社会なのに7-8人乗りの燃費の悪い車ばかりが売れる社会にしたT社の戦略にもやはり問題ありかと

コミューター/セカンドカーとしてはカプチ最高ですよ!燃費良いし・・・ソコカイ(爆
コメントへの返答
2009年6月14日 12:07
故人への御配慮、恐縮です。

当時のミニバンは、takさんが説明された通りだと僕も思います。初代エル○○ンドも直線だけが快適なガッカリする車だった事を思い出しました。根本的構造として接合点(角)が少ないのと多いのとでは、強度に差が出るのは自然な摂理なんですから、箱な1BOXやミニバンを車として成立させるには、それ相応の物と技術が必要だと思うんです。それを廉価(誰でも買える様)にと企むと、車両にしわ寄せが行くのは必然なんじゃないかと…チッ(-"-;)

でもRB1オデしか例を持ってませんが、昨今では走りの質も期待できるミニバンも出て来て、少しはミニバン界も正常化しつつあるような気もしますヨ。

プロフィール

「何十年かぶりの辰巳第二!😅」
何シテル?   08/11 23:32
※注意).無言フォローは お断りして居ります。詳しくは下記自己紹介をご一読ください。 ツーリングに行ったり、車を弄ったりする事が好きな、何処にでも居る様な...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

[スバル レガシィ アウトバック] リアゲート インナースイッチ照明 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/07/10 15:50:16
ECU・TCU 学習リセット(追記あり) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/05/29 15:54:51
[スバル レガシィ]CRUZARD ホーススライダー 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/05/25 16:18:03

愛車一覧

スバル レガシィ アウトバック スバル レガシィ アウトバック
※無言フォローは お断りしております。詳しくはプロフィールの自己紹介をご一読ください。 ...
ヤマハ JOG CE50 ヤマハ JOG CE50
 ホンダ・スマートDio(AF56)からの乗り替えです。型式:SA55JなのでジョグCE ...
スバル レガシィB4 スバル レガシィB4
1999(H11)年3月登録のレガシィB4_RSK(BE5A・MT)。生粋の1オーナーC ...
ホンダ スマートディオ ホンダ スマートディオ
嫁の通勤用、近所のチョイ買物用に導入。既にカタログ落ちモデルですので、当然の事ながらUS ...
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation