
今回は珍しく2夜連投です。(笑)
皆さん、キャンバー角って調整した事ってありますか?
私は前車ゴルフⅡGTIにビルシュタインBTSキットを使ってからキャンバー調整の奥深さに嵌ってしまいました。そしてゴルフからB4に乗り替えて皆さんもご存知かと思いますが嬉しい事にB4はノーマルでフロントのキャンバー角が調整できるようになっているんですよネ!
当時お世話になっていたCOCKPIT矢部(現在は残念ながら閉店してしまいました)で教えて貰ったのですが歴代のレガシィ及びインプレッサはみな調整出来るそうです。
それで、その調整場所が画像にあるハブとストラットを繋ぐ上側のボルト(黄丸)で、このボルトが偏芯カムボルトになって、ここを回転させることによってハブから先のキャンバー角が変わるようになっています。だいたい1°~1°30’ぐらい変動するかと思います。一応、B4・RSKの基準範囲は-0°45’~+0°15’となっています。
ここからは自論なので、そのつもりで読んで頂きたいのですが基本的には現状に何ら不満が無ければ弄らない事が一番です。でも、もうちょっとコーナーで・・・て、感じる方はセッティングしてみると面白いかも知れません。それはノーマルでもローダウンや車高調などを導入されていても試してみるといいんじゃないかと思います。目安としてはご自身がスポーツ走行などをされた時のタイヤの溶け具合で判断するのがいいでしょう。タイヤ外側のショルダー部分がだいぶハイト方向まで変色していたらタイヤはヨレてトレッド面を上手く使えてないのでキャンバー角をネガティブ方向に調整するといいでしょう。私の経験上(場合)ではノーマル足なら-0°45’~-1°00’ぐらいが按配が良かったです。(実際はノーマル足では-1°00’ぐらいがネガ・キャン限界でしたが)ローダウンバネ+純正ビルの時は-1°15’~-1°30’辺りで、車高調など高負荷に対応させたサスにしてたら-1°30’~-2°00’ぐらいでタイヤの状態を見て決めるといいと思います。経験上ですが-2°00’ぐらいまでならタイヤ・ローティションを怠らなければ偏磨耗や片ベリ等は無いと思います。逆にタイヤ外側が全然、接地した形跡が無い場合はポジティブ方向にするといいでしょう(でもレガの場合は無いと思いますが)
っで、ここまで話しておきながらなんですが皆さんもご承知だと思いますがキャンバー角は安易に弄る事は薦められません。どうしても操安性に関わるだけに精度を要しますので専門業者に依頼する事をお薦めします。その際、アライメント・テスターの上だけで調整して終わる業者は避けた方がいいですネ。必ずテスターで調整して実走行、再度テスターで測定・調整して実走行を繰り返してアライメント調整する業者を利用するほうがいいです。でないとアライメント調整したのに何か左に流れてしまうなど実走行にそぐわない事が出たりする話をたまに耳にしますので。
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『ご存知ですか?』 | 日記
Posted at
2005/04/03 23:22:11