2014年10月06日
今日はバイクで出勤した。台風が来ていたが、朝起きると結構静かで台風が来るのは昼ごろと言う。バイパスが通行止めで国道は大渋滞、鉄道もどうなるか分からない状態なので雨具を付けてバイクで走りだした。
走り出してすぐに雨が強くなり始めた。国道は渋滞でだめなので山を2つ越して勤務先に行くことにした。山と言ってもちょっとした丘のようなものだが、それでも山坂道はあるし、道路の継ぎ目もあれば枯れ葉が積もっているところもある。山肌からは水が川のように流れているところもある。滑りはしないのだが、そういう場所は何だか滑りそうで減速してゆっくりと走る。
そうして何とか山を越えて平場に出ると今度はどの道路も大渋滞、おまけに風も強くなってきて低速で風に煽られると言った最悪の状態になって来た。しかも道路は冠水しているところが多く深いところに入ると突き上げるような衝撃がある。そしてバイザーは曇って前が良く見えない。そんな状態で何とか職場に滑り込んだ時には始業間近、普段は30分もかからないのに1時間半近くかかってしまった。
職場では、「こんな時によくもまあバイクなんかで来たもんだ。」と半ばあきれ顔で散々だった。自分でも、「ちょっと無理かな」とも思ったが、出勤しなくてはいけないと言うこと以外にも荒天時にバイクがどんな挙動を見せるか興味があったことや雨具の性能を確認したかったこともある。
結果はバイクはそれなりに安定していて風にもそう影響はされなかった。原付はかなり煽られていたが、さすがに300キロのヘビー級バイクは安定していた。夏に飛ばした雨具の代わりに買い込んだカリマーのストームジャケットはさすがに英国の名門登山用品メーカーの製品らしくほとんど雨をブロックしてくれた。ただ、フラップをしっかりと閉じなかったのでポケットに水が入ったが、・・。靴はゴアテックスだが、雨具のパンツの裾から水が流れ込んでぐちゃぐちゃになってしまった。次はシュパッツでも着けようか。
それから買い換えたバイザーだが、元々ついていたクリアのものと違って薄いグレーに着色されているが、光の透過率が良いのかとてもよく見える。特に夜は視界がクリアでちょっと驚いた。高価だが価格に見合う価値はあるようだ。
帰りは、「国道は渋滞でだめだろう」と思い、東名を回って帰って来た。かなり遠回りだが、渋滞には遭わなかった。しかし、そう遅い時間ではなかったのだが、それでも夜の東名はトラックの世界で昼間とは全く違った様子だった。そんな高速道路でトラックと接触して命を落とすライダーもいると言うが、ほとんどは自過失の転倒として処理されると言う。夜の東名でトラックに囲まれて走っていると、「そういうこともあるかな」と納得してしまうところがある。台風よりも危ないかもしれない。
そんなこんなで何とか無事に帰って来たが、いろいろと経験してまたバイクが好きになった。晴れても降ってもバイクで走るのは楽しいものだ。
Posted at 2014/10/06 23:08:32 | |
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バイク | 日記