◇博士論文 指導教官ら処分
早稲田大は7日、STAP細胞論文の筆頭著者、小保方晴子・理化学研究所研究ユニットリーダーの博士論文について、博士号を取り消す決定をしたと発表した。ただし、審査に不備があった大学側の責任を重くみて、今後1年程度で論文が訂正されれば学位が維持できるとした。「猶予付き取り消し」は早大では例がないという。6日に決定し、小保方氏側に伝えたという。
早大は7日、小保方氏の指導教員で博士論文の主査を務めた常田聡教授を停職1カ月、副査のうち早大教員の武岡真司教授を訓戒の処分とするとともに、鎌田薫総長は管理責任をとって役職手当の20%の5カ月分を自主的に返上する。また、博士論文の審査体制を厳格化し、質の向上を目指す再発防止策を発表した。鎌田総長は記者会見で「全力で信頼回復に努める」と述べた。
小保方氏の博士論文を巡っては、調査委員会(委員長=小林英明弁護士)が7月、6カ所の不正を認定する一方、それらが博士号を与える判断に重大な影響を与えていないとして、「博士号の取り消しにあたらない」と結論付けた。
今回、早大は未完成の「草稿」を博士論文として誤って提出したとする小保方氏の主張を認めた
が、誤った提出をしたことは研究者としてわきまえるべき基本的な注意義務を著しく怠ったとして、早大の規則で博士号の取り消し要件とされる「不正の方法により学位の授与を受けた事実」に該当すると認定。調査委の判断を変えて取り消しを決定した。
一方、小保方氏が所属した先進理工学研究科での指導・審査過程に重大な不備・欠陥があったと認め、猶予期間の間に小保方氏に対して博士論文指導や研究倫理の再教育をして論文を訂正させ、それができなかった場合のみ取り消すとした。
騙されたなあ、早稲田も。騙される方も悪いが、結局、STAP細胞と言うのはあくまでも仮説の段階だったのをiPS細胞に刺激されて仮説を一気に現実まで引き上げようとした結果、あんなことになったのではないだろうか。まあそれにしても騙される方も悪いのだが、理研のけんしょうはどうなっているのだろうか。何が起こってもSTAP細胞が発現することはないだろうが、・・。実際にあるなら世界的に著名な学者が自殺まですることもないだろう。
Posted at 2014/10/08 23:47:48 | |
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