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2016年01月16日 イイね!

あり得ないことが、(44)




「実はね、僕はちょっと組織をいじろうと思っているんだ。役員も年齢で抜ける人がいるんでその補充もしなくてはいけないんだが、それよりも新しい分野へ進出したり新しい商品を企画したりしていかないと漫然とこれまでのやり方を続けていたのではこの世界も淘汰が激しくなって食われてしまう。
それで今回『市場調査・商品企画室』というのを新設しようと思う。冴子には取締役格でその室長を務めてもらいたいんだ。」


「すごいじゃない、取締役企画室長ね。」


自分がそうなるわけでもないのに何だか一番喜んでいるのは女土方だった。


「ただし役員格で室長と言うとそれなりに部下がつく。それをまとめていくのは能力もそうだが、それなりに人格が伴わないと部下がついてこないし使われる部下が気の毒だ。今の冴子には能力は十分に備わっていると思うが、部下を惹き付けて引っ張っていく人柄に不安がある。若しも冴子がどうしてもと言うのなら外部からの招聘も含めて他の人材を考えてみるが、僕としては冴子に引き受けて欲しいと思う。どうだろう、引き受けてくれるか、冴子。」


「私いきなりそう言われても自信がないわ。」


北の政所様は柄にもなく弱気なことを言った。


「スタッフにはそれなりの人選をする。例えば主任企画員は佐山さん、主任調査分析員は伊藤さん、それ以外にもスタッフをつけて十人前後でスタートさせたい。どうかな、この案は。」

 
今度はいきなり指名された僕と女土方が仰天してしまった。まあこれは抜擢には違いないがこともあろうに北の政所様の配下とは。


「どうかな、佐山さん、伊藤さん、冴子を助けてやってくれないだろうか。冴子の力になってくれそうな人材は僕が見る限り適任者は二人をおいては他にいないと思うんだ。」


「せっかくのお話ですが、私は少し考えさせてください。」


女土方は社長の推薦なのに間髪を入れずに撥ね付けた。


「私には自信がありません。以前にも森田さんとは一緒に仕事をしたことがありますが、私には思うようにお手伝いをすることが出来ませんでした。今回も同じことになると思います。ですからせっかくのご推薦ですが、他の方をお願いします。」


女土方は以前のトラブルが身に沁みているのか受け入れる素振りも見せなかった。


「佐山さんはどうかね、この話。」


社長は目標を僕に定めて話を振ってきた。


「私は昨日も言いましたが、仕事は個人と会社の間に交わされた契約だと思っています。だからやれと言われれば嫌だとは言いません。職場は仲良しクラブでも同好会でもないと思っています。だからその職場に私情を持ち込まないでいただきたいのです。精一杯仕事をしろ、ただそれだけでいいというのなら考えてみます。」


僕たち二人の言い分を北の政所様は黙って聞いていた。


「そこなんだよ、冴子に足りないところは。自分から他人の中に溶け込んでその人たちを取り込んでいくと言うところが。高いところに立って他人が近づいてくるのを待っている。まあ長い間僕たちが強く言わなかったのも悪いんだが。今回取締役に推薦するにあたって冴子に考えて欲しかったのはそのことなんだ。」

 
北の政所様は両手で顔を覆って黙り込んでいた。この話は北の政所様にとって決して悪い話ではないと思った。一緒に仕事をしたことのない僕には分からないが、秘書からいきなり取締役にしてくれると言うのだから社長自身も北の政所様の能力をそれなりに評価しているんだろう。


「私にはどうすればいいのか分からないわ。」

 
顔を覆っていた手を下ろして涙で滲んだ顔を上げた北の政所様はテーブルの上に置かれた缶を取り上げてビールを一口飲んだ。


「もしも引き受けたら私の人選は聞いてもらえるんですか。加賀美さんとか安田さんとかそういう人を入れてもらえるんですか。」


加賀美とは昨日の晩にけつを蹴った総務の係長で安田は馬の骨氏の愛人だった。


「その人選はネガティブだな。彼女達には今回の企画に求められている能力はないよ。」

 
社長は意図も簡単に二人を切って捨てた。温厚なだけが取り柄かと思っていたこの社長もなかなか鋭い観察力を有していたようだ。もっともそうでないと会社が潰れてしまうかも知れないが。


「佐山さんと伊藤さんは絶対条件だ。この二人は譲れない。総務格の副室長もつける。その他に企画三、四人、市場調査三人くらいの体制を考えている。とにかく今まで進出したことのない未知な分野の可能性を探って商品を提案して欲しいんだ。」


『何だ、それはもう決定事項かい。打診じゃないじゃないか。』


それを僕以上に強く感じて反発したのは女土方だった。


「私はその配置を承諾したわけではありません。再考をお願いします。私情を職場に持ち込んで他人を攻撃するような人を上司としてその下で働くことは私には納得が出来ません。」


「困ったなあ。そんなに強硬に拒否されるなんて。」


社長はあまり困った様子もなく口では「困った、困った」を繰り返した。


「当然いろいろと感情的なしがらみがあったんだからお互い急に素直な気持ちになれないのは当然だと思う。そこで今日ここで話し合ってもらいたいんだ。そして何とか妥協点を見つけて欲しい。」

 
そうかそういうことだったのか。経営者なんてずい分知恵が回るものだ。そんな企みが裏にあるとは思わなかった。わざわざ部屋を取ったのもこのためか。無駄には金を使わないのが経営者と言うことか。それでも話がまとまると言う保証もない。まとまらなければ無駄使いだけれど本来投資と言うのはそういう類のものなんだろう。


「さあ飲んで、飲んで。」

 
社長は僕たちから何とか打開の言葉を引き出そうとしきりに酒を勧めた。でも飲んだからと言って話がまとまるものでもなかろう。もっとこじれてしまうことだってあるだろう。社長としては何とか僕たちの本音を引き出したいようだった。本音さえ引き出せば対応のしようもあるからだった。何を考えているのか分からないのでは何ともしようがない。


「なあ、伊藤さん、さっきはあんなに冴子の肩を持ったのにどうしてもだめなのか。何とか冴子を助けてやってもらえないだろうか。」


女土方は黙ったまま首を横に振った。


「冴子、お前はどうなんだ。いい加減に頑なな態度を改めて和解する気はないのか。」


北の政所様も顔を横に向けたまま黙り込んでいた。どうも形勢は社長に不利に動いているようだった。


「佐山さんはどう思う。」

 
打開策が見出せないまま社長は話を僕に振って来た。もしかしたら社長は僕を一番与し易しと判断したのかも知れない。


「私はさっきも話したとおり仕事に私情を持ち込んでトラブルを起こしたくありませんからお互いにそれさえ守っていけるのなら、それ以上特に希望することはありません。会社と個人は利益共同体です。それは昔の様に終身雇用ではなくなってきているのでこの会社に一生と言うわけでもないのでしょうけどそれでも会社が利益を上げるかどうかは私達の生活に大きな影響力を持っています。

 
何でも会社の意思決定が全て正しいと言うわけでもないのでしょうが今回の社長の考えは私にも賛同出来るものだと思います。それを実現するために会社が人事配置をしようというのならそれはもう個人の問題ではなく組織の問題だと思っていますから最終的には発令があればそれに従います。」


社長は黙って頷いた。女土方と北の政所様は下を向いたまま何も言わなかった。


「そう言ってもらえると会社を預かる者としては大変ありがたい。お二人はどうかな。」


「何と言われても私は森田さんの下で仕事をするのはお断りします。」


女土方は相変わらず頑なに拒否した。


「そんなに嫌わなくてもいいじゃない。私だってあなたがそういう趣向の人と知っていたらあんなことはしなかったわ。あの頃あの人私にちょっかいを出していたのにそれなのに彼はまたあなたの方を向くから。悔しかったのよ、それが。でもクライアントさんだからあの人にあたる訳にもいかないでしょう。だからあなたに。悪かったわ、謝るわよ。」

 
ビール缶を突きながらそんなことを言い出した北の政所様に僕は笑い出してしまった。この女根は単純でそんなに悪い性格ではないのかもしれない。それにしても女土方が好感を持って語っていたそのクライアントもなかなか強かだ。北の政所様をまんまと手に入れてその上女土方もものにしようと企んだのだから。もっとも男なんて多かれ少なかれそんなもので頂けるのならみんな頂きますというのが本音かも知れない。


「ねえ、もう許してあげたら。森田さんもああ言っているんだから。良く話し合って付き合ってみれば森田さんて案外悪い人ではないのかもしれないわよ。」


「森田さんの言うことが本当ならあの人も酷い人ね。でも今は私には分からないわ、どう判断していいのか。」


「彼はね、」


北の政所様が堰を切った様に話し出した。


「最初は私に近づいて『お前と一緒にいると落ち着く。若い頃とは違って男女も価値観や年齢が接近している方がしっくりいく。』なんて言っていたのに急に伊藤さんの方を向き始めたでしょう。私だって女としての魅力では負けないと思うけど年齢のことはどうしようもないでしょう。やっぱり若い人の方がいいのかなんて考えると何だか悔しくて。それを向けるところが伊藤さんしかなかったのよ。」

 
僕と社長は思わず顔を見合わせてしまった。涙さえ浮かべて話す北の政所様を見ているとどうも彼女は本当にそのクライアントとの結婚を考えていた様子だった。そして北の政所様と女土方の二股掛けようとした男の気持ちは勿論分からないでもなかったし北の政所様のやりきれない悔しさも察するに余りあった。そして何より一番迷惑を被ったのはどう見ても女土方だった。


「森田さんの言うことは分かったわ。でももう少し考えさせてください。わだかまりを捨てて急に気持ちを切り替えるなんてすぐには出来ないわ。」


「追々分かり合えばいいさ。時間はたっぷりあるんだから。」


社長は計画が自分の思う方向へと進んでいるのがうれしそうだった。


「とにかくこれでスタートラインに並んだことだしもう一度乾杯だ。さあさあ、皆グラスを持って。」

 
足並みが揃ったとはお世辞にも言えない状態だったが、とにかく新しい仕事に向けて緒についたと言えばそうかも知れなかった。


「しかし女性にこんなことを言ってはしかられるだろうけど佐山さんと話していると同性と向き合っているような気がする。考え方なんかどうも男以上に男らしいというか男そのもののような感覚を受けるな。」


「そうね、佐山さん、あなたって何だか本当に変わったわね。こんなこと言ったら失礼かも知れないけどあなたってそんなに強くなかった様に思うわ。かわいらしい女性っていう感じで。」

 
この種の質問を受けた時にはもう微笑みと沈黙で対応する以外にはなかった。実際中身が男なのだから元の佐山芳恵とはずいぶん変わったことだろう。でも今はこれが佐山芳恵なんだからそれで納得してもらわないと困ってしまう。



Posted at 2016/01/16 15:42:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 小説 | 日記
2016年01月16日 イイね!

共産党という政党




永田町で取材をしていると、「常識とはなんぞや」と感じることが多い。今年も最初からその連続だった。

 

正月気分も抜けない1月4日、早々と通常国会が召集された。天皇陛下をお迎えして参院本会議場で行われる開会式に、共産党の志位和夫委員長ら幹部6人が出席した。共産党議員の開会式出席は昭和22年以来で、約69年ぶりとなった。本会議場の志位氏らは天皇陛下をお迎えする際に起立し、頭を下げ、他党の議員と同様の振る舞いだった。

 

国会議員が開会式に出席するのは「当たり前だ」と思っていた。だが、少なくとも共産党にとっては常識でなかった。いわく、天皇陛下のお言葉には政治的な発言が含まれ、「高い玉座からお言葉を賜る」(志位氏)という形式に反対だったからだという。

 

ところが今回、天皇陛下のお言葉が「ここ三十数年は儀礼的、形式的な発言が慣例として定着した」(志位氏)と判断し、方針を転換した。ならば昨年から出席してもよかったのに、なぜ今年からなのか。安全保障関連法の廃止を目指す野党連立政権「国民連合政府」構想を提唱する共産党にとって、他党の「共産党アレルギー」を払拭する狙いがあるのは明らかだ。

 

志位氏は開会式後の記者会見で「私たちは一貫している。現行憲法の国民主権、主権在民、そして天皇の制度については国政に関する権能を有さないという制限条項を厳格に守ろうと。この1点でこれまでも対応してきたし、これからも対応する。変わらない」と説明した。「なぜ今回からなのか」の説明になっていないが、開会式での所作に関する次の言葉にはもっと驚いた。

 

「衆院議長にしろ、天皇にしろ、礼をしたときに私たちも礼をした。人間として当たり前だ」

 

礼をするのが当たり前ならば、公の場で天皇陛下を「天皇」と呼ばないことも当たり前ではないか。呼び捨てにする感覚は、少なくとも私にはない。志位氏が「厳格な順守」を訴える憲法の第1条には、「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く」とある。天皇陛下を尊重しない姿勢は国民をないがしろにすることにつながり、憲法の精神にもとる。このことからしても志位氏の言うところの「当たり前」を共有できない。

 

さらに驚くべきことは2日後に起こった。北朝鮮の核実験への反応だ。安倍晋三首相のみならず、民主党の岡田克也代表も、維新の党の松野頼久代表も、一様に「重大な脅威」との表現を使って北朝鮮を厳しく非難した。

 

しかし、志位氏が6日に出した談話は、「暴挙」や「糾弾」などの表現はあったが、「脅威」という文言はなかった。紙で出した談話では言葉足らずだったのかもしれない。しかし、穀田恵二国対委員長も6日の記者会見で「脅威」との言葉を使わず、「けしからん話だ」と述べるにとどまった。

 

それもそのはず。志位氏は昨年11月のテレビ東京番組で、安保関連法を批判する文脈で「アフガニスタン、IS(イスラム教スンニ派過激組織『イスラム国』)、南スーダンのPKO(国連平和維持活動)の任務の拡大に実際は危ないところがある。北朝鮮の問題、中国の問題にリアルの危険があるのではない」と述べていた。

 

いくら安保関連法を「戦争法」と呼んで批判しているとはいえ、一般論として北朝鮮に脅威がないと本当に認識しているのだろうか。そんな認識の政党が「国民連合政府」を樹立しようとしているわけだ。

 

共産党幹部で最初に「脅威」に言及したのは小池晃政策委員長で、8日の記者会見で「この地域と世界の平和と安定に対する重大な脅威だ」と述べた。たったそれだけのことを表明するのに2日間も要したのが共産党だということがよく分かった。




共産党はこういう政党だ。一時は民主党よりもまともかと思ったが、まあ、いずれがあやめ杜若だろう。政策の方向性にぶれがないという点では民主党をはるかに上回るが、その方向性が問題だろう。方向性に関しては主義主張として何を掲げようと自由だが、・・。




天皇制にしても日本国民で天皇制を否定する者はそう多くはないだろう。東日本大震災で避難所を見舞ったバ菅は形式的にさっさと室内を歩いて帰ろうとして、「なんだ、もう帰るのか」と罵声を浴びていたが、両陛下はきちんとひざをついて被災者を激励されていた。また、昨年の鬼怒川豪雨災害の被災地見舞いでも雨が降る中傘も差さずに被害地に向い、深く礼をされていた。




そういう教育を受けておられるのかもしれないが、皇族、特に天皇皇后両陛下は神ではないが、我々よりもずっと神に近いところにいる人たちのように思う。日本の国家体系は立憲君主制で国家元首は天皇陛下なのだから敬意を以って接するべきだろう。公人が公の場で天皇などと呼び捨てにするのは以ての外である。




北朝鮮については仲間なんだから、「けしからん」とは言っても、「脅威」とは言わないだろう。





Posted at 2016/01/16 15:31:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2016年01月16日 イイね!

スキーツアーバス事故に思う。




長野県軽井沢町でスキー客らを乗せたバスが転落し、14人が死亡した事故で、事故現場手前にある左側のガードレールに傷の痕があることが16日までに、長野県警への取材で分かった。
 




接触してハンドル操作を誤るなどして対向車線に入り、右側の崖下に転落した可能性もある。県警は傷痕や現場のタイヤ痕などを調べ、事故原因の特定を急ぐ。
 




県警によると、バスは15日午前1時55分ごろ、国道18号の「碓氷バイパス」入山峠付近で、下りの緩やかな左カーブで対向車線に入り、ガードレールを越えて崖下に転落。大破した。
 




県警は、転落現場手前約100メートルの左側ガードレールに接触後、慌ててハンドルを右側に切ったり、反動で対向車線に入ったりした可能性もあるとみて、破損したバスを検証。ガードレールの傷と合致する痕が車体にないかや、付着した塗料を分析するなどして、確認を進める。
 




現場には直線状のタイヤ痕が1本あり、スリップやブレーキをかけた痕なのか、事故との関連も調べる。事故直前、片側の車輪が浮いた状態で走行した可能性もある。
 




バスを運行した「イーエスピー」(東京都羽村市)をめぐっては、死亡した男性運転手(65)が昨年12月に同社で契約社員として採用されてから一度も健康診断を受けていなかったことが分かっている。
 




県警は15日に自動車運転処罰法違反(過失運転致死傷)容疑で同社を捜索。過労運転や運転に支障を来す恐れがある持病がなかったか、健康管理や労務環境についても調べる。男性運転手の司法解剖を行い、死因の特定を進める。
 




イーエスピーは運行ルートなどを記載した「運行指示書」を作成していなかった疑いも浮上。国土交通省は道路運送法違反に当たるとみて、調べている。




最近は観光バス事業が規制緩和で参入業者が増えたので自宅の近くでもバス10台から20台くらいの業者がずい分と増えた。以前は観光バスと言うと路線バスを運行している業者しかやらなかったので見ればどこのバスと分かったが、最近は様々なバスが走っていてどこのバスか全く分からない。それだけ業者も多く需要があるのだろうが、その分過当競争もあるだろう。




事故が起きるとあれこれ不適切なことが表に出てくるが、実際に小さい業者などはどの程度規定に忠実に業務を行なっているのだろうか。運行指示書なども戻って来てから通った場所を書き込むなどと言うこともあるのではないだろか。




今回の事故は山坂道で片輪が浮き上がるほどの速度で走行していたようだが、箱根を走るバスなどじれったくなるような速度で走っているので、運転手が正常な状態であれば、バスがそんな速度で走るのはちょっと普通では考えられない。ブレーキをかけた痕跡もないようだ。乗務員の方は2人とも亡くなっているので何が起こったのか直接聴取することは出来ないが、乗客が、「速度が速くてヤバイと思ったら事故になった」と言うので運転手に何かが起こったのだろう。




意識を失うと言うのは居眠りか脳出血などの病気によるものがあるが、脳出血などの内因性の病変であれば遺体の損傷がよほど激しくない限り司法解剖で特定できるだろう。




また、バスに乗ってシートベルトをする人はほとんどいないだろうが、バスも3点式のシートベルトの着用を義務付けるべきだろう。また、バスは意外に華奢で事故が起きると結構潰れているが、転倒しても車体が潰れないような構造に改めるべきだろう。以前、イギリスで長距離路線バスに乗ったことがあるが、最後尾の両側には斧が、そしてすべての窓付近にはガラスを割るためのハンマーが備えてあった。脱出用だろうが、なかなか緊急時の対応には配慮しているものだなと思った。バスはボルボのバスだったように記憶している。いずれにしても被害者の方には気の毒なことである。





Posted at 2016/01/16 15:29:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記

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ntkd29です。CB1300スーパーボルドールに乗って11年、スーパーボルドールも2代目になりました。CB1300スーパーボルドール、切っても切れない相棒にな...
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