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2020年03月07日 イイね!

新型肺炎予防にマスクは効果がないんだけどねえ、・・(^。^)y-.。o○。

新型コロナ肺炎のせいで、ドラッグストア前には毎日行列ができています。私は幸い、花粉症持ちではありません。今のところ、風邪にもインフルにも新型コロナ肺炎にもかかっていない。喉も痛くないし、鼻水も出ていないし、身体もだるくないし、熱もない。要は「なんでもない」。だから、マスクをしていません。

「マスクをするのは、社会的なマナーじゃない?」
 そうでしょうか? 今、各メーカーが大車輪でマスク生産をしても(工場のラインはそう簡単に変更できないし、原材料も急には確保できない)、「なんでもない人」がマスクをつけたら日本中でマスクが足りなくなります。以下は、私が以前、日本で数少ない「風邪の専門医」である感染症医の方に、とても丁寧に説明してもらった「患っていない人に、なぜマスクがいらないか」「新型コロナ予防にマスクの効果がない理由はなにか」という原理です。その先生=岸田直樹医師(感染症コンサルタント/北海道科学大学薬学部客員教授にして、現在北海道でもっとも新型コロナ肺炎患者を診察している)は、現在、「コビットファイター」として、連日、ツイッターで有益な情報をつぶやいています。(https://twitter.com/kiccy7777)
私がこの原稿を書こうと考えたきっかけは岸田先生の取材ですが、以下の文責はすべて思いっきり文系の私にあることを先にお断りしておきます。

ほとんどのウイルスは手から入る
「新型コロナ肺炎(感染症名COVID-19)」は、新型コロナウイルス(ウイルス名SARS-CoV-2)がヒトからヒトへ「飛沫感染」して発症します。まだわかっていないことが多いですが、重症化する患者さんは、風邪(上気道炎。喉の痛みや発熱など。鼻から喉までの炎症です)のような症状から肺炎(下気道炎。気道から肺までの炎症の一種です)へと移行してしまうようです。文系的理解だと、身体の入り口のほうの炎症が、より内臓のほうへと入ってきちゃう、というイメージでしょうか。カゼやインフルエンザも同様ですが、身体の入り口(目、鼻、口)にウイルスが侵入する経路とは? 岸田先生いわく、ほとんどは「手から口(鼻、目)」なんだそう。たしかに、冷静に考えてみるとわかります。くしゃみ、せき、唾液、あるいは汗、排泄物など、感染者の身体から出た「飛沫(ウイルス入りの水分)」は、ふつうは直接、相手の顔にかかったりしません。そんな目に遭うのは、つばを飛ばされても顔をそむけられない漫才の相方か、患者さんを治療しているお医者さんぐらいでしょう。だから感染症の医療関係者は、高密度の医療用マスクをしています。手術用マスクなども同じ原理です。「医療用マスク(N95)は口周りを完全に覆うので、ものすごく息苦しくて、とても日常生活で一日中装着などしていられません」(岸田先生)
 
飛沫が「何か」(つり革や手すり等)に付着して、さらにそれを触った人の手にくっつく。そして、ウイルスがくっついた手で目や口、鼻まわりを触ったことで、ウイルスが顔まわりに移動し、それを体内に吸い込んでしまって増殖していくのです(=接触感染)。
 「人間は、5分に1回ぐらいは無意識に顔に手をもっていくものなんです。目をかいたり鼻を触ったり口に手をやったり。だから、ウイルスが人間の身体に侵入する経路として一番危ないのは手、なんです」(岸田医師)
 「手で顔を触ったって言っても、口を直接触ったわけではないのに……」と思うかもしれません。でも、人間は呼吸する生き物です。酸素を吸って、二酸化炭素を出す。シロナガスクジラがプランクトンをが~っと吸い込むみたいに、人間は口と鼻からたくさんの空気(微粒子)を吸い込んでいるんです。ウイルスはとても小さいので、口や鼻近くにくっついてれば、呼吸する力で吸い込まれちゃうんですね。WHOも厚生労働省も繰り返し「手を洗って下さい」と言っているのは、そういうワケなんです。

新型コロナウイルスの大きさは「花粉の200分の1」
それでも、健康な人がマスクをしないでいい理由がまだ納得いきませんよね。ここから、ものすごく基本的なことを調べてみました。まず、新型コロナウイルスの大きさ。0.1ミクロンだそうです。インフルエンザウイルスとかとだいたい同じ。肉眼で見ることはできず、電子顕微鏡でないと確認することはできません。ウイルス自体は0.1ミクロンなんですが、ウイルスを含んだ「飛沫」はどれぐらいの大きさでしょう? くしゃみをしたときにツバが飛ぶのは肉眼で見えますね。5ミクロン以上の大きさの粒子を飛沫というそうです。そして、ウイルスを含んだ飛沫(水分)は重いので、1秒間に30~80cmのスピードで落下します。感染者が「ゲホゲホ」と咳き込むと、2m弱ぐらい先にまでウイルスが届く計算です。通常ならば、この時期にマスクが必要なのは、花粉症のためですね。花粉の大きさはどれぐらいか。なんと20~30ミクロン。大きいです!ただ、花粉は花粉そのものが花粉症を発症させるのではなく、花粉についているアレルゲンたんぱく質(ユービッシュ小体内のCRJY1)がアレルギーを発症させるので、その大きさもみておきましょう。それでも0.7ミクロン。ウイルスの小ささがわかりますねぇ。

マスクのサイズと比較してみた
いよいよマスクです。ネットで調べたところ、一般に市販されているマスクの微粒子除去フィルターを、大阪大学がヘリウムイオン顕微鏡で撮った写真が載っていました! スケールで示されている「µm」がミクロンです。その写真を見ると穴の大きさは5~10ミクロンですね。

マスクの網目とウイルスの大きさの関係
大きさが出たところで、比率どおりの大きさのものを編集部で探してイメージショットを撮ってみました。まずは、上の大阪大学のマスク写真。スケールが右下に出ているので1ミクロン=1cmに拡大してプリントしました。花粉は直径20~30ミクロン=20~30cmなので、探したところ、私の使っているバランスディスクがちょうど直径30cm。

 これを使います。
次に大きいのが、飛沫。5ミクロン(5cm)ですが、ちょうどのサイズがなかったので、5ミクロン以上であればいいかと軟式野球ボール(直径7cm)に。そして、花粉についている花粉アレルゲンたんぱく質。0.7ミクロンですから7mmです。ありました! 駅の売店とかで売っている、お口のマナー「ブレスケア」。だいたい一粒7mmです。そして、いよいよ「新型コロナウイルス」。0.1ミクロンですから1mmです。直径1mmのものって……編集部をうろうろしましたが、さすがに1mmのものは……と思っていたところ、見つけました。葛根湯顆粒です!ちょうど直径1mmぐらいです。
 
さて、これをまとめてマスクのフィルター写真とともに机の上に置いて撮影しました。左から花粉、花粉のアレルゲンたんぱく質、新型コロナウイルス、飛沫、です。新型コロナウイルス……わかりますか?寄って撮影しました。ブレスケアの隣の茶色い点が葛根湯顆粒(=新型コロナウイルス)です。黒い空間部分に置くとわからないので、フィルター繊維部分の上に置いてあります。こうやって比較してみると、いかにウイルスが小さいかわかります。マスクで飛沫は止まりそうですが、ウイルスはちょっと無理なんじゃないかなぁ……。

「飛沫感染」と「空気感染」の違い
ちなみに岸田先生が「苦しくてずっとはしていられない」とお話ししていた医療用マスク、新型コロナ肺炎ですっかり名前を売った「N95マスク」とは、「0.3ミクロンの粒子を95%除去する」と謳っている製品です。このマスクは一般用マスクよりもかなり細かい繊維を使っていますが、それでも完全密閉しているわけではありません(そんなことしたら息ができません)。
「つまりマスクは、大きな飛沫は制御できる(=だから咳をしたり鼻水が出るような人がすれば、周囲には有効)、直接口を触らない効果はある、という程度なんです。ウイルスを完全に防御することはできません」(岸田先生) 飛び出たウイルス(入りの飛沫)が感染力を持っている時間はどれぐらいでしょうか? 新型コロナでは完全に判明していないので、インフルエンザウイルスなどを参考にしました。平均で2時間~8時間だそうです。
 
ここでぜひお伝えしておきたいのが「飛沫感染」と「空気感染」についての違い。感染者の体内からウイルスが出るときは「飛沫(水分)」に包まれて飛び出します。ぎっしり入ってる葛根湯顆粒(ウイルス)は軟式ボール(水分)に守られてるわけです。ボールがペタっとくっついて、徐々に水分が飛んで小さくなっていくわけですね。このとき飛沫に含まれたウイルスを医療用語で「飛沫核」といいます。飛沫感染するウイルスの場合、飛び出た飛沫の水分が蒸発してしまうと、飛沫核(ウイルス)は病原性(感染力)もなくなります。

空気感染ウイルスの怖さ
ところが! 空気感染する伝染病のウイルスは、飛沫の水分が蒸発して「飛沫核」となってもウイルスがしぶとく生き残ってしまうのだそうです。これが「空気感染」です。飛沫核は小さいし、水分がなくて軽いですから、空気中にふわふわと漂い、時に隣の部屋まで動いていくことも。こ、こわい!ただ、今のところ、「空気感染」する伝染病は、3つしか発見されていません。結核、はしか(麻疹)、水ぼうそう(水痘)です。これらはうんと粒子が小さいので、吸い込むと気道にくっつかず、その奥の肺胞までいっちゃうんだとか。

今回、新型コロナウイルスについて、WHOの報告書では「COVID-19の空中伝播は報告されていない」とあります。報告書に「エアロゾル」という言葉が出てきてしまったため、新型コロナは「空気感染」するんだ! と一時騒ぎになりましたが、どうも違うようです。エアロゾルというのは、空気中に漂う微粒子のことで、密閉空間では、この微粒子(エアロゾル)にまれにウイルスがくっついてしまうことがインフルエンザなどでも報告されているそう。そのことから、新型コロナでも念のため警告されているようです。新型コロナウイルスは、うんと小さいです。だから換気しちゃえば、あっという間に蒸発して飛び散り、そこで伝染性を失う。とにかく、密室はいけないってことですね。北海道で感染者が多いのも、真冬の北海道ではなかなか「換気」という習慣がないからかもしれません。これは勝手な文系女の想像ですけれども。

一番唾液がかかりやすいものは…
以前、取材したときに、一番〝目からうろこ〟だったのは以下のやりとりでした。岸田先生「ちなみに唾液が一番かかりやすいものはなんだか思いつきますか?」
私「? ? ?」
岸田先生「マイク、です」
な、なるほど~。そういえば、大阪のライブハウスから新型コロナウイルスの感染者が続出していますね……。私の友人の子どもたちは、学校が休校になってヒマだからとカラオケボックスに繰り出していました。カラオケボックスは熱唱(つば飛ばし)、マイク使い回し、密室で食事、と感染危険要素てんこもりです。お母さんたち、カラオケボックスだけはやめさせましょう。散歩してきなさい、と言えばいいんです。コロナウイルスはふわふわ漂ったりしませんから。というわけで、私は現在、外出のときはマスクなし、手袋をして手すりとかを掴み、帰ってから手袋を脱いで、念のため石鹸で念入りに手を洗っています。そもそも誰も彼もがマスクをしている今の状況では、誰が具合が悪くて誰が「なんでもない」のかわかりません。花粉症の人はマスクがなくなっては辛いでしょうし、そもそも感染者で花粉症、なんていう人にマスクが行き渡らないのは最悪です。花粉症の人は鼻やくしゃみ、涙など分泌物多いですから。「なんでもない人」は、とりあえずマスクやめてみませんか? 
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注:新型コロナ肺炎(COVID-19)については、「コロナウイルス疾患2019(COVID-19)に関するWHO-中国合同ミッション報告書(2月16-24日版:翻訳/市民科学研究室)」を参考にしました。このミッションは中国、ドイツ、日本、韓国、ナイジェリア、ロシア、シンガポール、アメリカおよびWHOからの25名の専門家で構成され、2月28日に提出されたものです。
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花房 麗子(編集者)



これはきわめて合理的な記事で全くその通りと思う。新型肺炎が流行してから皆さん憑かれたようにマスクをしているが、マスクなどでウィルスは防げない。大体、顔とマスクの間にカブトムシでも入れるくらいの隙間があるなんて問題外だし、顔の皮膚に密着していたとしてもマスクの繊維の間をウィルスはすり抜けてしまう。ただここにも書かれているように新型肺炎ウィルスは空気感染はしないようなので発熱や咳などの症状のある人のそばに寄らなければいい。またそういう人がマスクを装着するのは飛沫の飛散防止でそれなりの効果があるんだろう。マスクは医療従事者、症状のある人、花粉症などで付けた方が良い人などそうしなければならない必要がある人が装着すればいいことで通常の健常人はマスクをする必要はないのだけど集団暗示、集団催眠に掛かったような状態なのでダメだろうなあ、・・(^。^)y-.。o○。
Posted at 2020/03/07 15:28:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2020年03月07日 イイね!

フィットとヤリス、序盤戦の軍配はフィットに、・・(^。^)y-.。o○。

フィットとヤリス 新型で明暗
コンパクトカー市場をけん引するホンダ「フィット」とトヨタ「ヤリス」。ともに、2020年2月に新型モデルが発売されましたが、両車の販売動向に変化が見られているようです。

新型「フィット」好調! 5つのスタイルがウケた?
奇しくも新型フィットと新型ヤリスの販売時期は、2020年2月と重なりましたが、新型フィットは歴代モデルから継承される広い室内空間を特徴とし、ファミリーユース重視です。一方の新型ヤリスは、パーソナルユースに主軸を置き、前席のユーザーが感じる走行感覚や乗り心地などに力を入れています。また、新型ヤリスをベースとした「GRヤリス」というモータースポーツ向けの本格モデルが設定されるなど、「走り」のイメージが強い車種に仕上がっているのです。そんななか、2020年2月の登録車販売台数が公表されました。2台の発売日はフィットが2月14日、ヤリスが2月10日とほかの登録車と比べると期間が狭まりますが、先行受注分を2月に登録していればその分台数が多くなります。実際の登録車販売台数ランキングでは、1位から順にトヨタ「ライズ」、日産「ノート」、トヨタ「カローラ」と続き、2台のうち先にランクインしたのは7位のフィット(8221台)です。

ホンダは、2月24日時点での受注台数が約2万3000台に達したことを明らかにしており、月販目標の1万台に対して約2.3倍の受注で好調な立ち上がりとなっています。そのため、2月に登録できた8221台以外は3月や4月にずれ込んで登録されることになるのです。この販売台数には、新型フィットが発売される前に、ディーラーなどで在庫販売されていた先代フィットもカウントされていると予想されますが、新型フィットとしては上々な販売台数です。対して、新型ヤリスは3491台で22位となりました。新型フィットと同様に新型ヤリスでは2019年12月6日から先代受注をおこなっていました。12月末時点の販売店スタッフは、次のように話していました。
「(12月末時点で)すでに10台近い受注を頂いております。また、近隣店舗でも5台から15台ほどは受注しており、非常に好調ではないかと思います。
しかし、これは、お客さまにクルマを説明するための販売マニュアルなど販売の体制が整っていたうえでの台数です。そのため、販売体制が整っていない新型ヤリスで、同じほどの台数を受注できていることに驚きました」
その後、2台が発売されたのちに再度、同店舗スタッフに話を聞くと次のような回答でした。
「先行受注当初は、まだライバル視されていたフィットの情報があまり出ていなかったこともあり、概ね好調でした。また、フィットが正式に発売されてからもお客さまが気にされる燃費ではヤリスが上回っていたので、その点はアピールできました。
ただし、コンパクトカーは使い勝手の良さが一番のアドバンテージになります。その点、フィットは従来どおりの居住空間を保ちつつ、異なるスタイルを展開しています。もちろんヤリスは、これまでのコンパクトカーの概念を打ち破るほどの性能や機能が搭載され、トヨタ初の機能も多いです。しかし、お客さまにそのあたりが上手く伝わらないこともあるほか、値引きの影響もあって先代モデルとなる『ヴィッツ』や『アクア』を選ばれる人も多いです」

新型フィットのライバルはまさかの…
前出の販売台数ランキングでは、28位に新型ヤリスの先代モデルとなるヴィッツが2876台を記録してランクインしています。

走りのイメージが強すぎた? 新型「ヤリス」
また、ホンダとトヨタのモデルラインナップも2台の販売台数に影響しているといえます。ホンダの販売店スタッフは、次のように話します。
「現在、新型フィットのライバルは同じホンダの軽自動車『N-BOX』という見方も出来ます。
ひと昔前の軽自動車は、あくまでも買い物や近所の移動といったイメージが強かったほか、安全性や快適性においてもずば抜けて良いという印象を持たれているお客さまは少なかったように感じます。しかし、近年の軽自動車は普通車並の安全・快適装備を備えているうえ、走行性能も格段に向上しました。その結果、普通車から軽自動車に乗り換えるお客さまが増えております。

N-BOXでも、同じホンダ車や他社の普通車から乗り換えされるお客さまも多くおり、なかには『昔に比べて、軽自動車の性能が良くなったから、軽自動車で良い』という人もいるほどです。また、同時期に登場したトヨタのヤリスは、サイズ感や価格帯はフィットの競合になり、歴代モデルでも競い合っている面はありました。しかし、新型ではクルマとしてのコンセプトが大きくことなっていることもあり、実際に検討されるお客さまでは、日常の買い物や近場での利用を目的としていることもあり、N-BOXと比較されることが多いです」
※ ※ ※
新型フィットと新型ヤリスにとって、2月の登録車販売台数では、実際の影響が分かりづらい部分が多いのは事実ですが、先行受注という同様の販売手法を使って、大きな差が出ているため、3月以降の結果で2台の人気度合いが分かるかもしれません。(くるまのニュース編集部)



ヤリスは走りのイメージを出し過ぎだよな。顔つきも戦闘的だしなあ。今時の人たちは車の走りがどうこうよりも安全性とか使いやすさとか価格とか維持費だとか、そういうことがメインになって車を選ぶからねえ。GRヤリスが2週間で2千台の予約が入ったというけど中にはいまだに車に走りを求める人もいるだろうし、ラリーのベース車両としての需要もあるだろうけどそれはたかが知れているだろう。ヤリスって結構戦闘的な顔つきだが、「トヨタのヤリスって怖ぁ~い」なんていう手合いもいるだろう。今時の車のキーワードは「かわいい、使い勝手が良い、価格が手ごろ」なのかもしれない。トヨタが満を持して世に出したヤリス、今後はそれなりに販売台数も増えて来るんだろうけどちょっと時代錯誤的な要素があるのかもそれない、・・(^。^)y-.。o○。
Posted at 2020/03/07 15:26:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車 | 日記
2020年03月07日 イイね!

US‐2救難飛行艇、高性能だが本当に必要なのか検討する時期に来ているのかもしれない、・・。

US-2救難飛行艇 7号機完成 新明和の海上自衛隊向け飛行艇50機目に
2020年2月22日(土)、新明和工業の甲南工場(神戸市東灘区)で、海上自衛隊のUS-2救難飛行艇 7号機が完成しました。同機は、新明和工業が海上自衛隊向けに製造した通算50機目の飛行艇で、これを記念して同日、甲南工場で記念式典が開催されています。

新明和工業は第2次世界大戦前から戦中にかけて、九七式飛行艇と二式飛行艇という、世界的に見ても高いレベルの大型飛行艇を開発した、川西航空機を前身に持つ企業です。同社は第2次世界大戦後、GHQ(連合軍最高司令部)が定めた、航空機の開発や製造を禁ずる「航空禁止令」のあおりをまともに受けた企業のひとつです。しかし、この禁止令が解除されて間もない1953(昭和28)年ごろから対潜哨戒用飛行艇の開発を模索し、防衛庁(当時)に提案を行なっていました。その提案が実り、1960(昭和35)年には対潜飛行艇PS-Xの開発が決定、10年後の1970(昭和45)年、海上自衛隊にPS-1として採用されました。ところが、PS-1は重量の超過により操縦が難しく、また実用化されたころには、より能力の高いP-3Cのような対潜哨戒機が登場したため、1980(昭和55)年に23機で生産が打ち切られてしまいます。
 
PS-1は、対潜哨戒機としては成功を収められませんでしたが、操縦性の悪さといった問題点はその後の改良により解決されており、飛行艇としての完成度は極めて高いレベルに達していました。このため防衛庁は、PS-1に洋上救難器具を搭載し、陸上でも離着陸を可能にするためのランディングギア追加といった改良を施した、救難飛行艇US-1の導入を決定します。その後US-1のエンジンを強化したUS-1A、US-1Aをベースに機体の軽量化や、フライ・バイ・ワイヤ操縦システムの導入など、大幅な改良を加えたUS-2が開発されました。

世界でも高評価を得るUS-2 なのに輸出が振るわないワケ
US-2の性能は世界でも高く評価されており、複数の国と輸出に向けた話し合いが進められています。そのなかで最も輸出の可能性の高いインドとは、かなり具体的な話し合いが行なわれていますが、2013(平成25)年5月の協議開始からまもなく7年になろうとしている2020年現在に至っても、合意に至っていません。インドとの交渉が進まない最大の理由は、US-2が高性能な飛行艇であるが故に、価格が高いためだといわれています。ロシアのベリエフが生産しているジェット飛行艇Be-200の価格が約7000万ドル(約75億4500万円)であるのに対し、US-2の価格は123億円(2013年度防衛省調達課価格)と50億円近く高価であり、近年、経済成長の著しいインドであっても、おいそれと手が出しにくい価格であると筆者(竹内修:軍事ジャーナリスト)も思います。
 
輸出交渉が難航している理由は価格だけではありません。欧米やロシア、中国の企業が発展途上国や中進国に防衛装備品を輸出する際には、しばしばその国の現役の軍人が輸出先の軍隊へ派遣されて、運用や整備をサポートすることがあります。US-2は高性能であるがゆえに運用や整備が難しく、海上自衛隊でも高い技術を必要としているのが現状です。これまでUS-2のような大型飛行艇を運用した経験のないインドが同機を運用するためには、経験を積んだ海上自衛隊の隊員が一定期間、インドで運用や整備の支援を行なう必要があると考えられます。ところが、現時点において民間企業である新明和工業の、ビジネスであるUS-2の輸出を、防衛省・自衛隊が支援する仕組みはなく、これもインドとの交渉が難航している理由のひとつと考えられます。

やがて訪れるUS-2後継機選定 日本の飛行艇は存続できるのか?
インドのモディ政権は防衛装備品の国産化を進めており、同国空軍が運用していたMiG-21戦闘機を後継する新戦闘機の導入計画でも、インドへの大幅な技術移転と、インド国内での生産比率の向上を掲げています。US-2は、一定の条件付きで防衛装備品の輸出や技術移転を認める「防衛装備移転三原則」で、輸出が認められている「捜索救難」に使用される防衛装備品であり、また安倍政権はインドを、インド太平洋地域と世界の平和と繁栄のために協働する重要なパートナーと位置づけているため、技術移転にあたって大きな問題は生じないと考えられます。ただ、前述したようにUS-2には多数の新技術が盛りこまれているため、インド国内での生産の実現は難しいと見られています。日本側からは、日本から完成機を輸入して、インド国内では整備やスペアパーツの製造を行なうとの提案もなされていますが、インド側はこの提案に難色を示したともいわれています。
 
ひるがえって、海上自衛隊はUS-2を導入する際、V-22「オスプレイ」を比較検討の対象としていました。その際はV-22の技術的熟成が進んでいなかったことからUS-2が導入されることとなりましたが、US-2の後継機を選定する際には、再びV-22の導入も検討される可能性が高く、仮にV-22が捜索救難機に選定された場合、新明和工業の飛行艇事業は継続が困難になります。筆者は以前、US-2のインドへの輸出に携わっていた業界関係者から「US-2そのものをインドに輸出するのは困難であり、US-2の性能と価格を意図的に低下させた『US-3』を日本とインドで共同開発したほうが、インドへの輸出の道が開けるのではないか」との所感を聞いたことがあります。US-2より能力の劣る飛行艇を海上自衛隊が導入することに対しては、様々な意見があると思います。しかし、1931(昭和6)年に川西航空機が九〇式二号飛行艇の初飛行に成功して以来、90年以上に渡ってつむぎ続けられてきた大型飛行艇の技術を守るという観点で見れば、US-3の共同開発は検討に値するのではないかと筆者は思います。(竹内 修(軍事ジャーナリスト))



2年か3年に1機を発注なんて工芸品のような作り方をしていれば価格が上がるのは目に見えている。US-2を国外に販売するというよりもこの手の飛行機が今後必要なのかと言う議論が先だろう。波高3メーターの荒れた海に離着水できるというのは大変な技術だが、非常な危険がつきまとう。V22のようにホバリングして遭難者を吊り上げる、あるいは離島などでヘリの発着スペースで離発着できるという性能と合わせてどちらが費用対効果で優れているかと言検討ははあってしかるべきだろう。90年にわたって培ってきた大型飛行艇開発の技術が途絶えるのは誠に慚愧に耐えないが、技術も時代の流れとともにその使命を終えるものもあるし、その能力を落として安価に購入できるような機体を開発するという選択肢もある、・・(^。^)y-.。o○。
Posted at 2020/03/07 15:23:38 | コメント(0) | トラックバック(0) | 軍事 | 日記

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