2020年03月16日
今日は天気がいいのでバイクで箱根に行こうと思ったら土曜に降った雪で箱根も丹沢も真っ白、凍結や降雪はバイクの最大の強敵で大型バイクでは手も足も出ないので箱根はやめて大磯、二宮、秦野中井、大井松田、矢倉沢の平場コースに切り替えた。ご近所ツーリングだが、それでも何だかんだで7、80キロも走るし、高速もあればちょっとした山坂道もあり、まあそれなりに面白い。しかし、もうすぐ春になれば遠出ができるのでもう少しの辛抱ではある。
ところで相変わらずバイクの事故が多いそうだ。特に右直の衝突事故が多いらしい。これは四輪の不注意が事故の主原因だが、バイクも路側帯など道路の左端を走って来るのも原因には違いない。うちのガッキーが、帰って来て、「交差点でバイクが倒れていてライダーは大量の血を流して動かなかった。パトカーや救急車が来ていたが、バイクは前部がめちゃめちゃに壊れていた。車は左の側面が凹んでいた」などと話をしていた。右折の四輪に直進のバイクが四輪の側面に衝突したんだろう。
以前、ドカティのスーパースポーツが134号の交差点で右折の乗用車に衝突してバイクのライダーさんが亡くなった事故があった。バイクは車の左後ろのフェンダーに衝突したが、その時の速度は100キロ以上だったという。車の運転手は年配の女性だったが、「バイクが空から降ってきた」と言っていた。車も10メーターほど飛ばされて電柱にぶつかっていた。バイクのライダーは横浜の人で週末には箱根や伊豆方面にツーリングに出かけていたそうだ。バイクも前部は大破してはいたが、思い切りカスタムされていて相当に金をかけているようだった。車かバイク、どちらかが1秒早く、あるいは遅く交差点を通過したならば事故は起こっていなかったかもしれないと思うと何だか虚しい感じがしたのを覚えている。
バイクに乗るときはフルフェイスのヘルメット、胸部・背部のプロテクター、そして皮膚を露出させない服装、まあできれば肘と膝にもプロテクターを着けた方がいいが、が必須だろう。時速40キロで衝突すると30Gの荷重がかかると言う。体重が70キロの人だと2トン以上の力がかかる。2トン以上の力でアスファルトの路面に押し付けられてそのアスファルトに自分の皮膚が擦りつけられるのだからゼリーのような人間の組織がどうなるか明らかだろう。皮膚と路面の間に1枚の生地があるだけでも負傷の程度は天と地ほども違う。
先日、急制動で大転倒をした子が検定に合格したので「プロテクターがどれほど大事で効果が大きいか分かっただろう」と言ったら大きく何度も頷いていた。バイクは乗るものを守る装置は何もついていないのでぜひ自分の体につけるべきだろう。バイクは危険だと言うが、危険なのはバイクではなくてその乗り方だ。安全に楽しく、そしてスマートにバイクに乗りたいものである、‥(^。^)y-.。o○。
Posted at 2020/03/16 15:32:49 | |
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バイク | 日記