さて、いよいよ待望の夏休み。(^_^)
あんなことや、こんなことをしようと思っていたのに・・・
今日は朝から雨が降ったり止んだりの、パっとしないお天気です。
外でエセ大工が出来ないので、夏休みの工作を少し進めますか。(^^;
まずは先日手に入れた熱交換器(RX8のヒーターコア)の
使わない配管部分をカットします。
工具はおなじみの、以前イレクターパイプカット用に買ったパイプカッターです。
2本のパイプを、ちょっと長めにカット。
アルミなので簡単に切れました。
ちょっと長めにしたのはホースのジョイントを取り付けるためです。
カットしたパイプから食器用洗剤を多めに流し込み
水を充満させてしばらく放置します。
油汚れを強力に落とす洗剤なので、クーラントもこれで落ちないかなー。(^^;
そのまま買い物に出掛けて、ホームセンターで部品を少々仕入れて来ました。
熱交換器にホースを接続するためのニップルやジョイントなどです。
真ん中あたりにあるメッキの部品は
熱交換器とクーラーボックスをカンタンに切り離せるようにするための
「ワンタッチカプラ」です。(^_^)
さきほどカットしたパイプの不要部分から、サンプルを切り出して来ました。
この太さのパイプに、このホースを繋ぎます。
まずはニップルでチャレンジ。
1/4の配管用テーパーネジで、根元で約13ミリになります。
パイプ内径が約10ミリでアルミなので
先端が入ればそのままねじ込んでしまえ!と思いましたが・・・
ぜんぜん入りません。( ̄▽ ̄;)
こんなこともあろうかと!
1/4を1/8に変換するジョイントも買ってきたのだ!(笑)
こちらは少々細く、防水テープを厚めに巻けばイケるか?と思いましたが
その先に先ほどのニップルを付けると簡単に抜けそう・・・(^_^;)
う~ん、却下です。
ならば!ということで、太めの散水用ホースをバンドで絞めれば・・・
ワンコたちのプール用のホースをちょこっと切って拝借してきましたが
ホースが肉厚過ぎてホースバンドでは締めきれません。orz
さて、どうしよう・・・
結局使うホースの先端をライターであぶって柔らかくし、無理やり接続。(笑)
このままホースバンドで絞めて、接続完了とします!(^_^;)
洗剤液が入った熱交換器にホースを接続。
サンプルに切り出したパイプ部分で径を合わせたのでバッチリです。(笑)
熱交換器上側のホースにUSBポンプを繋ぎ
中の洗剤液が全て排出されるまで綺麗な水を流し続けます。
水漏れもなく、なかなか良い感じです。(^_^)
ここまで来ると、実際に氷水を通してみたくなるのが男心。
というワケで、急遽クーラーボックスを準備します。(笑)
スチベルや3Way冷蔵庫を使うようになって
すっかり使わなくなった容量5Lの小振りなクーラーボックス。
これに、冷蔵庫にあった氷をテキトーにぶっ込み、水を1.5Lほど投入。
スマホ用モバイルバッテリーを繋いで運転開始!
すると5分ほどで、ホースが結露し始めました。
熱交換器を触ってみると・・・かなり冷たい!(^_^)
ここまで来ると、実際に風を送ってみたくなるのが男心。
というワケで、急遽USBファンを準備します。(笑)
今あるスマホ用モバイルバッテリーはUSB出力が1個しかないので
ポータブルバッテリーも出動。
とりあえずワンコたちのバリケン用に買ったシングルファンで実験。
おぉ!結構冷たい風が来るぞ。(^_^)
かなりいい加減だけど、いつもの温度計で測ってみると・・・
運転10分ほどで、熱交換器直前とは言え
17.9度!
ちなみに、エアコンを入れている居間の温度は26度。
お風呂場なのでもう少し気温はあると思うんですが、記録し忘れました(^^;
これはファンが2個になったらもっと下がるのか?
実際に使用予定の2連ファンに取り替えて、実験継続です。
稼働開始20分で、配管部分を含めて熱交換器が結露し始めました。
これは確かに、狭い車内では「除湿」になるんじゃないかと思います。
巷で「安い!カンタン!」と言われている簡易の自作冷風機では
発泡スチロール箱に氷を入れ、そこに風を当てて冷風を送るという方式で
確かに冷たい風は出るものの、こんなふうに「除湿t」は出来ないと思います。
狭い車内の蒸し暑さを和らげる、これが今回の工作の目的でもあります。
ファンを2個にして稼働すること5分、ポンプ運転開始からはおよそ30分。
果たしてドコまで冷たくなっているのか???
なんと、自分でも驚きの14.4度。(@_@;)
おそらく周囲温度は26度以上で、14.4度まで下がれば文句なしです。
さすが日本が世界に誇るスポーツカー、RX8!(の熱交換器:笑)
実際に車内に吹き出す風の温度はこうはいかないと思いますが
これはなかなか期待が膨らみますね。(^_^)
元ネタとなっている、合計45000円オーバーな市販製品では
ワイド・ハイルーフ・スーパーロングのハイエース・スーパーロングでも
車内温度を3度下げられた、との報告記事もあったりして
スーパーロングよりも室内容積がだいぶ小さい
ワイド・ミドル・ロングな流星号での効果に、大いに期待したいところです。
半信半疑で始めた今回の工作ですが・・・
俄然、やる気が出てきました。(笑)