我が家に住み始めて約20年。
屋根や外壁の塗装など、数年前から気になっていましたが
手付かずでここまで来てしまいました。
海も近いというコトで鉄部の錆なども気になる今日この頃。
先日の台風ではスレート瓦が飛ばされたり・・・
そろそろ家屋全体で手を入れる必要が出てきました。
そんななか、心配な場所ナンバーワンが風呂釜給湯器。
メーカーのカタログには「耐用年数は約10年」と掛かれていますが
1度給湯側(シャワー側)のバーナー交換をしたものの
約20年、大きなトラブルなく毎日お風呂を沸かしてくれています。
しかしさすがに錆だらけ。
メンテ用のカバーを止めている4点のネジのうち
1点は朽ち果てて、3点止めになっています。(^_^;)
カバーの表示を見ると・・・2001年製。
カタログ記載の耐用年数を大幅に超えてるので
ある日急に壊れてお風呂に入れなくなるかも知れないので
屋根の修理や外壁の手入れと併せて
動いているウチに風呂釜給湯器も交換しようと思っています。
ってコトで
地元の東京ガスライフバル(クルマで言うところのディーラーさん?)に電話して
交換工事の見積に来てもらうことにしました。
まずは営業さんが実機を確認するというので裏手に回って見て貰い
現在の機種名からカタログ掲載の同クラス品を提案してもらいました。
他の機種の説明なども聞いて
今流行りの「エコジョーズ」という機能がある機種でざっと概算を聞いて
工事費を含む詳細な見積は後日郵送して頂くことになりました。
そして営業さんが帰ってから数分後、奥さんが・・・
「さっきまで点いてたのに給湯器のリモコンが点かない!」
と言い出しました。
営業さんが来る直前までお湯を使っていたんですが・・・
台所のリモコンを見に行くと、確かに点いていません。
お風呂場のリモコンを見に行くと、こちらはON/OFFが出来る状態。
営業さんが配線などの確認のために触って接触不良にでもなったか?と思い
給湯器の所へ行ってリモコンのケーブルと思われる線に軽く触ってみました。
すると今度はお風呂場のリモコンも点かない・・・(^_^;)
ここで急に、以前こんな記事を読んだ記憶が蘇りました。
◆大阪ガスサービスショップを家の中に入れてはいけない
◆続・大阪ガスサービスショップを家に入れてはいけない
いやいやー、まさか。
そんなことが実際に、しかも我が家に?( ̄▽ ̄;)
半信半疑で、とりあえず中を見てみましょうか。
まずは記事にあったような電源線に傷が無いか確認。
まあ、電源がダメだったらお風呂場のリモコンも点かないよね・・・
ってコトで4点止めが3点になってしまっているネジを外し
カバーを開けて中を確認することにします。
リモコンのハーネスらしきケーブルが2本下から入っているけど・・・
箱の中には出てきていないなー。
どこに繋がってるんだ???と思いながら良く見ると
外箱のハーネスの入り口部分に端子台らしきものがありました。
ネジを外して端子台らしきもののフタを開けて見ると・・・
各リモコンの2芯ハーネスのそれぞれ1本ずつが
端子台に接続されている端子の付け根で切れてるぞ・・・(・・;
いやー、確かにかなり錆てますけど・・・
営業さんが来るまではフツーに使えてたのにねー!(笑)
風が強くてハーネスがプラプラ揺れ続け
繰り返し応力で切れた、って感じでもなく・・・
しかも出口に近い側の各1本が切れてるってのは・・・(--;
まあ、現場を見てたワケでもないので良い方に考えて
営業さんが確認のためにちょっと触ったら
錆が進行してたけどギリギリ繋がってたハーネスの
出口側の各1本が耐えきれずに切れてしまった
って思うことにします!ホントか?!(笑)
先ほどの記事の2つめのほうの最後に
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ガス給湯器を故障させて全部取り替える場合
給湯器の中に細工をするとガス器具会社の中の人がやってきて
すぐに人為的に故障させたということがばれて激怒されるため
今回のようにガス器具の外側にある電源コードを傷つけ
大阪ガスサービスショップが修理できる範疇に留める
ということが行われていたそうです。
その際には「ネズミがかじってますね」ということで電源コードを見せ
「漏電ですべて壊れた」ということにして強制的に交換させるそうです。
万が一、警察に行かれても被害は「電源コードだけ」になるため
安全かつ確実な手口であるとのこと。
電源コードを傷つけている最中を目撃されても
「点検していました、今から交換します」と言い訳すればそれだけで済むため
「優秀な営業」であれば知っている手口だそうです。
ただし、傷つけすぎるとブレーカーが落ちる場合があり
そうなると電力会社の方が来てしまい
オール電化にされる口実になる場合があるので
よほどうまく切る技術がないと実行することはできないとのことです。
もしこれが本当なのだとしたら、とんでもない手法です。
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とあります。
サビサビな外観から考えれば
ハーネスを強めに引っ張りながら何度か左右に振れば切れるのは
容易に想像出来ました。
あらま、これじゃあ今夜お風呂にも入れないし
洗い物も冷たい水でしなくちゃいけないのも困るので
どこのお宅にも1本はあるワイヤーストリッパーとカシメ器、
そしてどこのお宅にも買い置きがある赤タンを持って
再び給湯器の所へ。(笑)
2本のハーネスのウチどちらが台所用で
どちらがお風呂場用のものなのかは調べていませんが
幸いそれぞれ2本組のうち1本ずつは繋がっていたので
その位置と線の色の組み合わせを記録してから一旦外し。
被覆を長めに剥いて銅線部分を折り返し
チャチャっと赤タンをカシメて
元通りの配置になるよう端子台に接続しました。
電源を含めて再度ハーネス類の損傷や接続具合を確認して
部屋に戻って台所とお風呂場のリモコンを確認。
元通り、ちゃんとON/OFF出来るようになりました。(^_^)
約20年がんばって動いてくれてる風呂釜給湯器。
もう少しだけがんばってねー!(^_^;)
もしかしたら電話機の前で
修理とか工事の連絡を待ってたかも知れない
地元の東京ガスライフバルの営業の人!
残念ながら連絡は行きませんから―!
口頭での概算見積もかなり高かったし!(笑)
そんなコトでドタバタをしている間に
昨日のAM2時にポチったものが届きました。(笑)
くっそー、予定外の余分な時間を取られてしまったぞ。
今度は家内IT管理者として無線ルーターの交換&設定です。
約8年がんばってくれた、旧Wi-Fiルーター。
当時はこのゴツいアンテナがトレンドだったんですよね。
今ではケース内にアンテナ4本(2X2)を内蔵というから驚きです。
それでも電波の飛距離も接続速度は格段に向上している昨今。
配線を取り替え、全ての設定をやり直して、2~3時間で作業終了です。
有線ルーター時代からNECさんを使っていて
その後NECさんの無線ルーターに変更しましたが
パワーアップを目論んでバッファローさんに乗り換え。
そして今回再び、NECさんのお世話になります。
アンテナがなくなり、スッキリした外観。
通信速度も体感で判るくらい速くなりました。
気付かないウチに時代はかなり進歩してました・・・(^_^;)
いろいろ壊れ始める時期に差し掛かった雰囲気がある我が家。
次はテレビか?冷蔵庫か?
いっぺんに来るのだけはカンベンして欲しい・・・(^_^;)