昨年秋ごろ、ムロツヨシさんが出演していた
「うちの弁護士は手が掛かる」というテレビドラマが面白くて
毎週欠かさず見ていました。
その第1話の中で”踊る大捜査線”が好きだったという
ムロさん演じる敏腕マネージャー改めパラリーガルの蔵前さんが
”踊る大走査線”で織田裕二さんが演じた青島刑事が付けていた
通称「青島モデル」という腕時計を自慢するシーンがありました。
その時計はスイスのナイフメーカーだったWENGERの
Commando Chronograph、Ref.70725(536.0765)で
1990年台後半、恐らく96~98年ごろの機種です。
見た目はゴツくて高級そうですが当時の販売価格は38000円で
この手にしては”ちょっと良い時計”くらいなものでした。
日本では2003年7月に公開された映画
「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」で
織田さん演じる青島刑事が付けていたコトで一躍有名になり
日本に上陸したばかりのWENGERの大ヒット商品に。
2008年7月にはその人気の高さから
復刻モデルが3000本限定(こちらも38000円)で販売されたそうです。
ムロさんのドラマを見ていた時は「ふーん」くらいに思っていましたが
コレは普段の生活の中でネタになるのでは?なーんて思ってしまい
ちょっとメル●リで見てみるコトにしました。
すると・・・
もう20年以上も前の、しかも4万円弱クラスだった時計ですが
「青島モデル」と銘打った中古品が多数出ていて
販売当時価格の倍以上のプレミア級から数千円のジャンクまで様々で
「不動品」「故障品」でも1万円前後で販売されていて、実際に売れています。
そんな中、ふと目に留まってしまいました・・・
踊る大捜査線の大ファンという方の出品で
電池切れで長らく押し入れで保管されていた、という物で
青島刑事が付けていたものと同じ、初代の「S.A.K.DESIGN」でした。
メル●リや某オークション、中古ショップを探すと
”青島モデル” "70725” "70725X”などの記載を沢山目にしますが
実は本来の”青島モデル”は「初代」のもので
復刻版を含め2代目以降は文字の配置やWENGERのロゴのフォントなど
細かい部分に少しずつ違いがあります。
しかし20年以上前のクオーツ時計で
しかも電池切れの状態で何年保管されていたか判らないもの。
もしかしたら電池が液漏れを起こしているかも知れないし
電池を入れればすんなり動く、とはなかなか思えません。
販売価格は1万円。
うーん、動かなかったらさすがに1万円は痛いぞ。
値下げ交渉をして8000円、ポイントを使って7800円。
ココは出品者さんを信じて!イチかバチか!すんなり動けばラッキー!
ということで・・・
散財。(^^;
普段使っている白い方ももう30年くらい前のモデルなのに
追加で”電池切れで動作保証がない20年以上前の時計”を購入・・・
これがちゃんと動いたら、外遊び用の時計にしよう。
電池交換で動くことを切に願う次第であります。(笑
Posted at 2024/02/15 20:30:53 | |
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