このところシゴトもディスクの大会も忙しく
途切れ途切れで作業を進めている自作走行充電システム。
こんな風に考えたものが・・・
こんな風に出来上がって来ました。(^^;
先日までは細かい(柔らかい)配線だったので写真を撮る余裕がありましたが
22sq(AWGだと4番線)というぶっとい電線をの加工を始めると
写真を撮る余裕すらなくなってました。(笑
で、だいぶ配線も纏まって来たので
いよいよバッテリーを入れ込んでみたいと思います。
いわゆる「ディープサイクルバッテリー」と呼ばれている
一般的な鉛バッテリー(約30㎏)よりは圧倒的に軽いリン酸鉄リチウムですが
今回積む100Ahはそれでも10.5㎏もあるので
走行中の振動でバッテリー自体が動かないよう、固定しないと危険です。
というワケで、固定具の製作が必要になるんですが
押さえに金属を使うとサブバッテリーの電極が触れた際にショートするので
木材で固定具を作ります。
メンテ時には取り外しも必要なので木ネジは避けて
ねじ込み式の鬼目ナットを打ってMネジが使えるようにします。
通常はそのままねじ込んで取り付けるものなんですが
「鬼目ナット自体のゆるみ止め」として
ワタシの場合は木工用ボンドを少量塗ってねじ込みます。
ワタシは木ネジにも木工ボンドを少量塗って締めるようにしてますが
ボンドが乾くと1度締め込んだネジを緩めても木材が崩れなくなるので
2~3度くらいならシッカリと締まる状態を維持できるんですよ。(^^
ねじ込み後はこんな感じ。
コレでフツーのMネジが使えるので
ネジを締めたり緩めたりを繰り返してもネジ穴はバカになりません。
で、ついにバッテリーを搭載。(^_^)
バッテリーの左右方向の押さえはカイシャの休み時間に
廃材置き場から拾って来た1.2mmの鉄板(SECC)で作って来ました。
左側は固定なので木ネジで、右側は取り外すので鬼目ナット+M4ネジで
それぞれ3ヵ所ずつ、底面に固定します。
上からの押さえと左右からの押さえのバッテリーに当たる面には
保護と滑り止めとして厚み5mmのテープ状のエプトシーラを貼っています。
既存の自作セカンドテーブルの決まったスペースに収めたいため
3Dで設計を攻めたらなんとか思惑通りに収まりはしたものの
設計通りのかなーりギチギチな状態になりました。(笑
電源関係の配線はメインケーブルより少し細い14sqからスタート。
インバータ~スタッド端子台などを繋いでいきましたが
それでもブースターケーブルくらいの太さがあってそこそこ硬く
その硬さに慣れたころ、満を持して22sqのケーブルを配線。
22sq、14sqの比じゃないな・・・
ちょっとやそっとじゃ曲がらんぞよ。(^^;
バッテリー本体にはBluetoothが内蔵されていて
スマホのアプリで電圧や充電残量や温度などの情報が見られますが
この走行充電器もBluetoothモジュールを接続するコトで
現在の充電方式(オルタorソーラー)、充電電圧や充電(放電)電流値、
メインとサブのバッテリー電圧、充電器やサブバッテリーの温度など
同じアプリ内で管理出来るようになります。
インバータのリモコン線が長すぎて
束ねたとしても相当ジャマなので切って短くしましたが
Bluetoothモジュールの接続線もかなり長くてやっぱりジャマだったので
「切ってハンダ付け」で束ねなくて良い長さにしました。
一度設置してしまったらインバータもこのモジュールも
製品寿命を迎えるまで移設することは恐らく無い!と思うので。(笑
車両側とユニットが簡単に接続/切り離しが出来るよう
アンダーソンコネクタというのをを取り付けましたが
コレがまた、ホントにカシメられるのか?ってくらい硬かったです。
メインバッテリーからの電気は最大で80~100Aというコトで
ココをミスると車両火災になりかねないので
1極あたり表と裏の各1ヵ所、計2ヵ所をカシメてあります。
38sqまで対応のカシメ器で最初は両手でカシメようとしましたが
いやいや、マッチョ用エキスパンダじゃないんだからってくらい硬く
手でカシメるのはムリと判断。(^^;
カシメ器の取っ手の片方を板の上に置いて全体重を掛け
なんなら膝で乗っかって、がっちりカシメておきました。
カシメたあと全力で引っ張ってみましたが、ビクともしませんでした!(笑
その他、充電器へのIGN線や既存のリアスペース配線への接続線なども
ユニットから簡単に切り離せるようコネクタを取り付けました。
さあ、準備が整ったのでいよいよ100Aバッテリーを接続しますよ。
いきなりバクハツとかしませんように・・・(^^;
バッテリーモニター起動、表示正常!
インバータ用リモコン、ON!
ピーっとという音と共に青ランプ点灯、インバータ起動問題なし!
バッテリーモニター動作開始、バックライト点灯!
ブレーカON、AC100Vコンセント受電ランプ点灯を確認!
DC12V天井照明用スイッチ(左側)ON!
繋がってないので何も起こらず!(笑
DC12Vシガーソケット用スイッチ(右側)ON!
シガーソケット用のパイロットランプ点灯を確認!
エヴァ初号機、起動完了!(笑
とりあえずバクハツすることはなく、全てのスイッチは正常動作。
ACコンセント、天井照明用出力線、シガーソケットと
それぞれテスターで電圧をチェックをしましたが、全て問題なし。
ユニットとしては正常に動作してるようです。(^_^)
こんな感じに考えていたものが
こんな感じにできあがりましたよ。(^_^)
さて残すはいよいよクライマックスの
車両側、メインバッテリーからの充電用ケーブルの配線なんですが。
隙あらば流星号に2匹を乗せて近所の公園に遊びに行ってしまう奥さん。
メインバッテリーからエンジン横を経由して車室内の充電ユニットまで
80~100Aも電気が流れるぶっとい配線を通す、という
”しくじると流星号が燃えてしまう”かもしれない最も重要な作業なので
ココは時間に追われずに、落ち着いてシッカリ確認しながら作業したい!
公園やらシゴトやらに行くからと奥さんに急かされるのはミスの元だし
戻って来た時にはエンジンがアチアチになっていて
作業者自身がいろいろアブナイので避けたいんだけどなぁ・・・(^^;
正式運用開始までには、まだ時間が掛かりそうです。(笑