昨日は流星号の改築をがんばったワケですが。
今日はいよいよ、コイツの取り付けに掛かりますよ。
諸先輩方が発信してくれている情報を元に
自分なりに必要そうな小物をAm●zonさんで追っかけ注文しましたが
ブラックフライデーセールと重なってしまったので納期が怪しく
全ての部品が揃ってないので完成まで行けないコトが確定しているので
今日の目標は以下の通りとします!
・本体や燃料タンクの取付位置確定と本体の取り付け
・吸気菅、排気管取り付けなどの車外の作業
・完成に必要な加工と取り付けに合わせた既存構造物の改造
・作業時間は遅くとも17時くらいまで、暗くなったらお終い
というコトで今回は超長文になりますので
お時間がある時にお付き合いください。(^^;
数日前、晩ごはんの買い物に行った時に実物で取り付け位置を検討し
ホントは右側のステップに取り付けたいと思っていましたが
遠征荷物の積み込みの都合なども考えると
どうやっても温風吹き出しダクトや吹き出し口の取り付け場所を
確保するコトができません・・・
遊びに行った先では左側からだけを出入り口にしてることと
ケージ1個分の増床で土間部分がちょっと狭くなったので
出来るだけ左側は平らにしておきたい。
車両後方など別の場所では既存構造物の大幅な改造が必要になり
そんな時間的な余裕は無いぞ、というコトで
諸々の状況や条件を鑑みて
苦渋の選択ではありますが、左側ステップに取り付けることにします。
というコトで、早速作業開始。
ホントはステップカバーを外して切り抜き加工をしたいところですが
自作の床が上に乗っているので、取り外しはもはや無理。
というワケで車体に付いた状態で加工していくことにしました。
ホームセンターに小物金具を買いに行った時に
500円のリューター用ダイヤモンドカッターを買って来たので
2匹の爪の手入れに使っていたリューターのお古で
樹脂部品だけをカットする作戦です!
うむ、我ながらナイスアイデア。(笑
しかしステップカバーの肉厚が厚く
さんざん2匹の爪のお手入れに使ったホビー用リューターのお古は
グイグイと切っている時に過負荷で内部ヒューズが切れた模様・・・
立壁の写真左側、上から下まで直線で切ったところで
「もう無理!」となってお亡くなりになりました。orz
期待のリューターくんが早々にお亡くなりになってしまい
仕方が無いのでドリルでたくさん穴を開け、カナノコでカットする作戦に変更。
立壁部は奥に隙間があるコトが判っているのでバスバスと穴開けしましたが
足を乗せるステップ部はどうなんだ・・・?
半信半疑で穴を開けてみると若干の隙間があったので
コチラもバスバスと穴を開け、立壁側からバリバリと捲り
カナノコでカットすることが出来ました。(笑
最終的にこの部分にはカバーを作る予定なので
切り口はキレイではありませんが、このまま作業を続行しますよ。
次はいよいよ、ボディへの穴開けです。
位置決めのために付属のベース板を置いてみたら、まあデカい。(^^;
コチラはグラインダでカットして幅を詰めるコトにします。
と、ココで再びアクシデント。
グラインダのディスクが研磨用しかありません・・・orz
リューターに次いで2回目のアクシデントでしたが、大丈夫!
カナノコで切ろうかとも思いましたが時間が掛かるので
コチラもドリルバスバス作戦で折り取るコトにします。
ベース板の加工を何とか終えて、いよいよボディへの穴開け。
ステップ部はリブ状のプレス加工がされているので
溝を1つ挟んだ凸部平面上にヒータ固定ナットが来るよう慎重に位置決め。
本体固定用の穴4つ、吸排気管用の穴2つと燃料吸入用の穴1つを開けます。
ココでまたまたアクシデント。
判っていたことではありますが、この部分は自作床が天井となっていて
ドリルに刃を取り付けた状態では上から入りません。
もちろん、ホールソーなんかは全然ムリな高さです。
タバコを吸いつつ暫し考え中・・・ (-。-)y-゜゜゜
試しに電動ドライバーに短いプラスのビットを取り付け
ビットの先にドリルビス(ピアスビス)を付けてみたら・・・
おー、上から入るじゃないか。(^_^)
コレで各穴のセンター穴だけ上から開けて、あとは車外側から開けますよ。
ROGANを一生懸命こすり、出来るだけ真ん中に目見当で印を付け
ドリルビスでセンター穴を開けて行きます。
いよいよΦ31のホールソー登場!緊張はMAXです。( ̄▽ ̄;)
覚悟を決めて、バスっと。
1トン積みの商用車なのでもっと鉄板が厚いと思っていたんですが
この部分の板厚はt1.2くらいですかね?
難儀するコトを覚悟してましたが、割とすんなり開きました。
薄板にリブ状のプレス加工を施して強度を出し、軽量化してるんですね。(^^
ベース板を仮固定して、本体を乗せてみます。
センターを目見当で開けた穴なので
スタッドボルトの若干の干渉があったので、微修正。
なんとか取り付きそうな予感がしてきましたよ。(^^
ヒータ本体とベース板の間には耐熱ゴムのパッキンがあり
ナットで固定することでベース板と密着するようになっていて
車内への一酸化炭素の流入を防ぐような構造になっています。
そんなコトをしてたら、Am●zonさんが荷物を届けてくれました。
今日はリレーとスイッチだけだから作業が進まないなぁ、と思っていたら
なんと
11日の水曜日に届く予定だった物が1点を除いて届きました。
ちょうどこの耐熱シール材が欲しい所だったんですよね。(^^
配達員さんは穴開けされてる流星号を見て
「コイツなにしてるんだ?」
と、ちょっとびっくりしたような顔をしてましたけど。(笑
ベース板と本体はパッキンで密着する構造ですが
リブ加工がされた車体側とベース板には隙間(赤丸部)が出来てしまいます。
ココを埋めておかないと一酸化炭素が車内に流入してしまい
最悪、命に関わる重大事故になる可能性があります。
排気出口に近く、排気管の温度は300度を越える場合があるので
耐熱温度が1000度の、Hoitsの耐熱シール材を選定しました。
Am●zonさんの納期と睨めっこして
2度手間にはなるけど後から隙間を埋めよう、と思っていたんですが
見てたのか?というくらい、タイムリーにシール材が届きました。(^_^)
早速開封して、隙間埋め。
ベース板の裏側と車体側の溝部分にモリモリに塗りつけて
定位置に置き、上から体重を掛けて密着させます。
シール材はまだまだたっぷりあるので
溝部分の奥側と手前側からさらに充填して表面を整えます。
軽く硬化するまでの時間に、Φ31をもう1ヵ所追加。
すでに大穴を2つ開けちゃったので、もうイケイケです。(笑
ココにグロメットを取り付け、燃料ポンプへの配線や燃料チューブを通します。
車体に穴を開けた切断面には錆止めとして
7代目の時に買ったパールホワイトのタッチペンをガッツリ塗っておきました。
なんとか本体が取り付けられる状態まで加工出来たので
今度は既存床の追加工を。
那由他くん疾風くんが居たころに作った流星号の内装。
短足くんたちが車泊中にウロウロして落ちてはイケナイと思い
土間部分は両スライドドアのギリギリまでを床とする作りにしましたが
今では足長族しかいないので、切り欠いてステップとして復活させて
この場所を温風吹き出し口として利用します。
床板を外せないのでステップカバー側を養生テープで保護してから
奥行寸法を細かく計って見当を付け、上からジグソーでガーっと。
ステップカバーにキズを付けることなく、結構ギリまで攻められました。(笑
ココでまたまたアクシデント発生。(もう慣れっこ)
ステップ部の天井として床板があったので
リアへの給電ケーブル(AC、DC、外部電源切替用AC)を固定してあったので
3本のケーブルを一旦外し、ジャッキ収納庫のあたりに穴を開けて
残したステップカバーの裏側に通し直しました。
ステップカバー立壁部の上のほうには隙間があり、なんとか通せましたが
七星の防水コネクタを通すのが一苦労でした。(^^;
耐熱シール材の硬化が進んでいるので
まだ若干柔らかいこのタイミングでヒータ本体を乗せ、M6ナット4個で固定。
4個のナットを締め込んでいくと
ベース板裏側に塗ったシール材がはみ出して来ました。
うむ、これでシッカリとシールされてるハズ!
次は車体下側に潜り込んで、吸気菅と排気管の取り付け。
まずは薄いアルミ製の蛇腹ホース(黒)の吸気菅から。
根元を付属のホースバンドでシッカリと締め付け、車両前方に伸ばしていき
近くを通っていたサイドブレーキワイヤにタイラップで固定しました。
先端には付属のストレーナを取り付けてホースバンドで締め付け
車体の燃料給油口から燃料タンクに繋がるパイプにタイラップで固定。
雨などの跳ね上げ対策としてストレーナが若干上を向くようにしつつ
排気管の出口より高い位置になるようにして固定しました。
続いて付属の、”自称SUS製”の排気管の取り付け。
排気管の先には付属の消音器(コレも自称SUS製)を取り付けて
本体の排気口に接続し、排気漏れが無いよう付属のホースバンドでシッカリと固定しました。
もう大穴を3個も開けたので、ドリルビスもなんのその。(笑
ホームセンターで買って来たステーをドリルビスで車体に取り付けて
排気管を固定して行きます。
排気管根本は300度オーバーになる場合もあるほどで
排気管全体もかなりの高温になることが容易に想像出来るので
保持には樹脂製のタイラップは使えません。
ステーで巻いて吊るコトも考えましたが手間が掛かるなぁと思いつつ
Am●zonさんを眺めていて見つけたSUS製のタイラップを使いました。
このSUS製タイラップは
エキマニの断熱布巻きなどに利用されるモノのようですね。
2本しか使いませんでしたが・・・100本入り956円でした。(笑
排気管は長さ調整のために接続部の下でUターンさせて消音器の位置を決め
「消音器に向かって下り勾配」になるように注意しながら固定しました。
取説にも”重要事項”として記載がありますが
排気出口までの途中で持ち上がっていると結露などで排気管内に水が溜まり
最悪の場合は排気管が詰まってしまった状態となり
一酸化炭素中毒など、命に関わる重大事故の原因になります。
消音器にも水抜きの穴があるので、取り付け時には注意が必要です。
なんとか今日の目標だったところまでは完了!(^。^)y-.。o○
放心状態で一服しながら流星号を眺めますが・・・
外観からは消音器がチラッと見えるだけで、何も変わりません。(笑
あとは電源配線と、燃料タンク&燃料ポンプの取り付けで完成ですが
付属の燃料タンクは容量10Lと大容量で
大きさも座布団くらいあって車内への設置が難しく、使い物になりません。
燃料は1晩で1L程度の消費らしいので5Lもあれば充分、というコトで
コンパクトなものに変更することにしました。
また諸先輩方の情報ではポンプはカチカチと大きな作動音がするらしいので
最初から汎用のカバーを付けて静音化しておこうと思います。
というコトで、それぞれをAm●zonさんで注文してあるんですが
どちらも中国発送品で納期が読めず・・・orz
ポンプは仮設置でも良いけど、タンクはなぁ~(^^;
なんとか12日までには届いて欲しいぞ。
いやー、それにしても今日は寒かった。
今シーズンで一番の寒気が来てるコトを夜のニュースで知りましたが
冷たいコンクリートに寝っ転がっての車体下作業はツラかった。(^^;
お昼おはんを食べる時間も惜しんで作業してたので何も考えてなかったけど
今思えば・・・せめて段ボールくらい敷けば良かった。(笑