テレビドラマや漫画には良く出て来たりしますが
我が家には鳩時計があったりします。
上の娘が生まれた時に購入したもので
幼稚園に通うようになったころには娘たちに
「ぽっぽが2回鳴いたら2時、3回鳴いたら3時だよ」と教え
小学校に上がる前に時計が読めるようになりました。
ぶら下がっている分銅や振り子はダミーで
単1の乾電池1個で5~6年くらい動いてくれますが
数週間前に時間が狂っているコトに気付いて
そろそろ電池を交換しなければ・・・と思いつつ
なんだかんだで電池を買ってくるのを忘れていて
再び気付いた時には完全に止まっていました。
やっと電池を交換し、定位置に戻したら・・・
なんと半日くらいでまた止まっています。
さすがにもう寿命なのか?と思いましたが
家族の時を刻んできた時計がこのまま無くなるは寂しいので
ちょっと”悪あがき”をしてみるコトにしました。
外遊び用にと思って購入した
WENGERクロノグラフもそうでしたが
古い時計は機械式、クォーツ式を問わずしばらく止まったままにしてしまうと
精密な歯車に塗布された潤滑油やそのカスが固着してしまい
動かなくなってしまうコトが多々あります。
再び動かすにはオーバーホールでバラバラにして清掃するか
止まっては動かし、止まっては動かしを何度も繰り返して
歯車の動きを元に戻してやるしか方法がありません。
この時計のムーブメントはクォーツ式なので
基板が壊れてしまっていたら交換するしか方法がなく
交換用の部品(基板)が無ければ諦めるしかありませんが
内部のギヤの動きが渋いだけなら注油でなんとかなります。
実はこの時計は購入直後にギヤボックスに小さな穴を開けてあって
長く動いてくれるようにとギヤボックス内に1度注油していたので
再びその穴から注油して動かしてみるコトにしました。
注油後しばらく様子見していると、数時間後にはまた停止。
油が行き渡るよう時計の針を手でぐるぐる回して再び様子見・・・
というコトを何度か繰り返したら
ついには24時間以上経っても止まらなくなりました。
もしかしたらまた止まってしまうのかも知れませんが
ひとまず定位置に戻して様子見を続けたいと思います。
ホームセンターの時計売り場で売られていたもので
決して高価なものではありませんが
再び動き出してくれたのはとても嬉しいです。
まだまだこの先も、我が家の時を刻んでいってね。
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徒然 | 日記
Posted at
2025/04/11 15:30:21