長年愛用しているsnowpeakのペグハンマー、Pro.C。
ヘッド部分は銅製で打撃時の手に伝わる衝撃を吸収しつつ
確実に打力をペグに伝えてくれる、ペグを打つための専用ハンマーです。
銅製のヘッドは自分が変形することで打撃時の衝撃を吸収してくれるため
使っているウチにまるで花が開いたような形状になって行きますが
それがまた、長年使ってるという満足感に繋がっています。
ワタシのハンマーも10年以上の使用でヘッドがだいぶ変形したので
3月に交換用ヘッドを購入して交換したのでした。
ところが。
実戦に復帰してしばらく使っていたら、なんだか感触がオカシイ。
しかも先代では出なかった、金色の粉のような物が多々落ちる・・・
これは何かオカシイと思い、snowpeakのサービスに問い合わせをしたところ
代替品を送るので使用中のハンマーを調べさせて欲しい、という依頼が。
製品の不具合であれば原因が判明すれば良いな、と思い
5月中旬にハンマーを送ったのでした。
snowpeakのサービスから
「ヘッドを詳しく調べたいので交換して良いか」と問い合わせがあったので
原因解明に繋がれば、と思いお願いしました。
そして5月下旬、
ヘッドが交換されたハンマーが帰って来ました。
その時はばだ調査中、というコトで原因は教えて貰えませんでしたが
この
8月1日付けで公式に発表がありました。
残念ながら「銅製」のハズだった交換用ヘッドは
へっぽこメカ屋が想像した通り「真鍮に銅メッキだった」でした。
この交換用ヘッドは途中(2022年ごろ?)でリニューアルされ
それまでの型番「N-001-1」に「R」が付き「N-001R-1」となり
同時に生産を台湾の企業に委託したようです。
それまで新潟県周辺の地元企業と共にモノ作りをしてきたsnowpeak。
コロナ禍中、アルミや銅などの金属材料が高騰する中
値上げをせず提供価格維持のために製造原価が安い海外生産に切り替え
その海外企業の「管理」に失敗したのではないかと想像します。
アウトドア好きが1度は憧れる、snowpeak。
このところ立て続けに悪いニュースが聞こえてきていますが
初心に返り、この先も良い商品を作り続けて欲しいです。
がんばれ、snowpeak。
Posted at 2024/08/08 10:13:41 | |
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