
ホンダがF1から撤退を表明しましたね。
個人的にはとても残念ですが
今はそれが正しい判断なのかも知れません。
夕方、会社で驚きのニュースを聞きました。
「ホンダがF1から撤退」
しかし先日のニュースで各メーカーとも人員の大幅な削減を打ち出したと聞き
ホンダは素早い対応だな、と感じました。
以前聞いたニュースでは
・日産 全国に約2000人いる派遣社員を約500人に
・トヨタ 現在約6000人いる国内工場の期間従業員3000人程度に
・三菱 期間従業員、派遣社員を1100人削減
・ホンダ 期間従業員270人を削減
・マツダ 派遣社員を1300人削減
・スズキ 派遣社員を600人削減
という数字を耳にしました。
そう、ホンダが一番人数が少なかったんです。
今、先端技術研究や技術開発のスピードを少し落としたとしても
ホンダは従業員の生活を守ることを選んだのかな・・・と感じました。
「サーキットは走る研究室」と言っていた本田宗一郎さん。
「人は会社の財産」とも言っていた本田宗一郎さん。
新型マシンがほぼ完成していたこの時期に
撤退を決めた福井社長の勇気も、素晴らしいと思います。
世界経済が落ち着き、ホンダが再びF1に復帰する時を
今は楽しみにしたいと思います。
-----以下「Honda Racing F1メールニュース」より
■Honda Racing 2008 F1メールニュース
□2008.12.05 Friday
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F1レース活動について
2008年12月5日
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私どもHondaは、このたび、2008年をもってF1レース活動から撤退する
ことを決定いたしました。
サブプライム問題に端を発した金融危機と、それらに伴う信用危機、
各国に広がった実体経済の急速な後退により、Hondaを取り巻くビジネ
ス環境は急速に悪化してきています。
当面の世界経済は不透明さを増すばかりであり、回復にはしばらく時
間がかかることが予想されます。
Hondaはこの急激かつ大幅な市場環境の悪化に対し、迅速かつフレキシ
ブルに対応をしてきましたが、将来への投資も含め、さらに経営資源の
効率的な再配分が必要との認識から、F1活動からの撤退を決定いたしま
した。今後のHonda Racing F1 Team、英国でエンジンの供給を行ってき
たHonda Racing Development Ltd.については、チーム売却の可能性も含
め従業員と協議にはいります。
Hondaは第3期のF1活動として、2000年よりB・A・Rとの共同開発という
新しい形での参戦をいたしました。その後のF1を取り巻く環境変化によ
り2006年よりHondaが100%出資するチームとしての運営に移行しました。
最高峰のレースへの挑戦は、思いのほか厳しい道のりでしたが、多くの
応援を頂き、2006年に貴重な1勝をあげることができました。頂いたご声
援に十分お応えすることなく撤退の決定をすることは大変困難をともな
う決断でした。
今後は、この激動の時代を生き抜き、レースで培われたチャレンジン
グ・スピリットをもって、様々な新たな課題に引き続き挑戦し続けてま
いります。
これまで、ご声援をくださった多くのファンの皆様、そして活動を支
えてくださったF1界の皆様に対し、心よりお礼申し上げます。
尚、来年、鈴鹿サーキットでは予定どおりF1日本グランプリを開催い
たします。来シーズンに向けての改修工事も順調に進んでおります。
ありがとうございました。
本田技研工業株式会社
代表取締役社長
福井 威夫
-----ここまで
世界の巨人・トヨタは別としても
三菱はやっぱり今年もパリダカに参戦するのかな・・・(;^_^A アセアセ
Posted at 2008/12/06 01:16:58 | |
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