このところ、休みの日には工作が提案になっているsimaumaです、こんばんわ。
さて、一昨日届いた4型ナローDX用のシートですが
取り付けられるよう、床の改築をしなくてはいけません。(^^
流星号の床は、普段は畳みっぱなしのシートでも
必要な時には使えるように作ってあるのでした。
シートを使う時には床の前の部分を折りたたむと、シートキャッチャーが現れます。
その状態でシートを展開すると、キチンとロックします。
なぜこんなことをしたかと言いますと、それはワンコたちが同乗するから。
最初は市販の床張りキットなどを真似て作ろうかと思いましたが
市販のものはシートキャッチャー部分が穴や窪みになっていて
ワンコが足を突っ込んでケガをする可能性があったからなのでした。
現在はシートを降ろし、前の方まで床を増築して小物入れを設置しています。
今回この状態でオイル交換のためディーラーさんに出向いたワケですが
シートが外されているので整備は受けかねる、とのお話を頂きました。
シートは物置に入れてあるので、付けて行けば問題ないのですが
Super-GLのシートはデカくて非常に重く、かなりの重作業です。(^^;
そこで見た目に軽そうなDX用の簡素なシートを積むことにしたんですが
現在の床の状態ではシートキャッチャーの位置が合いません・・・
なぜ?と思って良く思い出してみると
Super-GLのシートの時には「前に寄せて」展開するよう設計していたのでした。(^^;
これではDXのシートはロックできないので、床の改築をする必要があります。
現状はこんな感じ。
製作時、丁番は頑丈なほうが良いだろうと思ってゴツいものを使いましたが
敷物を敷いてあっても膝をつくと「ゴリッ」となって痛いので
今回はこの辺りも改善したいと思います。(^^
床を折りたたむと「前寄り」のシートキャッチャーが現れます。
小物入れを、増築した前の部分ごと降ろします。
折り畳み部をのぞき込むと、奥に「標準位置」のシートキャッチャーが見えました。
DX用シートをキチンとロックして使えるようにするには
このキャッチャーが露出できるようにする必要があります。
固定の延長部分を外すと、キャッチャー全体が見えました。
こんな風になっていたのをすっかり忘れていて
寸法を測った時にDXシートとの違いに、頭の中が「???」になりました。(笑)
まずはDX用シートを付けてみます。
ネットをいろいろ調べましたが
ナロー用がワイドに付く、という情報は見つけられず
半ば、一か八かでこのシートを落札しました。σ(^_^;)
これで付かなかったら大損害です。(笑)
前側2ヶ所をM10ボルトで固定・・・特に問題なし!
シートキャッチャーの位置も、問題なさそうに見えます。
よし、ロックするよう上から押して・・・
あら?なにか挟まったような感触でロックしません。(^◇^;)
シート後脚をよく見ると、金属同士の干渉を避けるための部品が付いています。
その部品がコレ。
どうやらDXの内装とSuper-GLの内装の厚さが違うようで、ロックが浮いています。
良く見ると金属部品でゴム部品をパイプに固定し、クッション材にしているようです。
ゴムだけ先にパイプ部に取り付け、後から金属の爪を付けて固定。
丸パイプにゴム部品を取り付けるために、良く考えられた部品ですね!
なにかの工作にこのアイデアが使えるかも知れません。(^^
ゴム部品を外したら、シッカリロック出来ました。
<結論>標準ボディ用リアシートはワイドボディにボルトオンで取り付け可!
DX用シート、無事取り付け出来ました。(^_^)
ちなみに、スライドドアまでの間隔はこのくらい。
これはSuper-GL用のシートでも同じくらいの間隔がありましたね。(^^
シートベルトもフツーに使えますね。(^^
折り畳んだ状態では、Super-GL用シートの半分くらいの容積に感じますね。
展開/折り畳みの操作感も断然軽く、これで充分なように感じます。
無事に取り付くことが判ったので
必要な時にこのキャッチャーが露出するよう工作開始です。
まずは外した「延長固定部」の寸法を詰めないとイケマセンね。
ここの部品は床板を切って再利用します。
ステップ部のキズ防止に貼ってあったゴム板を剥がすと「シマホ」のシールが。
見えないトコと思って手を抜き、上からゴム板が貼ってありました。(笑)
長い距離のカット用目印線を引く時には「墨壺」が便利です。(^_^)
100ミリくらいカットして寸法を詰め、取り付けてみました。
うむ、シートのロックリリースレバーもこれなら操作できそうですね。(^^
昨日買っておいた新しいコンパネを、車内幅寸法にカットします。
定尺900x1830のコンパネですが、これしか余りません。
ワイドボディ、ホントにワイドです。(^^;
まずは折り畳み部分を切り出して、置いてみました。
うーむ、これじゃあ床面積が全然足りませんね・・・(^_^;)
取りあえず、丁番で連結。
以前のゴツいものに変えて、今回は薄い長丁番を採用しました。
軸の巻きの部分が非常に小さく、これなら敷物の上から膝をついても
「ゴリッ」っとなることがなさそうです。(^^
以前より軸が細くななっていますが
ステンレス製&長さで、強度的にはカバー出来ていると思います。
折り畳み部が1枚では床面積が足りないので、2枚目を切り出しました。
こちらはシートの前脚部分に一部がビミョーに重なってしまうので
苦手なノミで、2~3ミリほど慎重に座繰りました。(^_^;)
仮置きして状態を確認、いい感じに逃げていますね。(^^
さてさて。
この2枚目の床板は、裏から丁番で連結します。
先に連結してから取り付ければ良かったと、後になって思いました。(^^;
延長固定部に、2枚の床板を丁番で連結。
以前と同じくらいの床面積を稼げたかな?
シートを展開してみます。まずは床を折りたたんで・・・
この状態にします。
シート後脚をだして・・・
シートキャッチャーにロック、上手く行きました。(^_^)v
この状態でもロックリリースレバーなどの干渉はなく、操作もフツーに出来ます。
お昼頃から始めて、そろそろ17時チョイ前。
今日の作業はこれでおしまいです。
あとはまた後日、シートを降ろした時に出来る空きスペースに
小物入れを設置できる床を増築したいと思います。(^^
今回の改築費用は今のところ7000円弱。
シートが1万6千円だったので
変な拘りのための仕様変更には2万3千円くらい掛かった計算になります。
オイル交換をするために2万3千円・・・(^▽^;)
ま、車検時のシートの載せ降ろしも楽になるというコトで。(笑)