さて、
昨日まんまと失敗したリアワイパー流用作戦ですが。
今日ホームセンターに行ったついでに、思い付いた作戦に必要なものを買って来ました。
買って来たのはNWB(日本ワイパーブレード株式会社)製の
350ミリの長さの「GRB35」という型番の樹脂製ワイパーブレード、1350円也。
エスクァイア純正が400ミリで20ミリほど干渉するので
全長で50ミリ、中心からは25ミリ短いコレを選定してみました。
上が今回購入の350ミリ、下がエスクァイア純正の400ミリ。
50ミリは結構な長さの違いに見えますが・・・
バック時の後方視界はほぼナビさまのバックカメラなので
上下25ミリずつ狭くなっても、恐らく問題はないでしょう。(^^;
下がノーマルアーム+ブレード、上がエスクァイア用アーム+NWB製GBR35。
長さ的にはなんとかなっていそうですね・・・
では早速、アーム側に細工をしますか。(^^
まずはエスクァイア用アームのボスの深さを、差し込んだ定規に鉛筆で印を付けて記録。
次にノーマルアームのボスの深さも同様に印を付けて記録しておきます。
その差を計測すると・・・およそ7ミリほど。
エスクァイア用のボスを7ミリほど削るとなると・・・
ほぼ取り付け用ナットのカバーを支持している平面まで、バッサリ行って良さそうです。(笑)
来週カイシャで加工してこようかと思っていましたが・・・待ち切れずにウチで加工開始。(^^;
削り用電動工具は持っていないので、コレでがんばります。(笑)
相手は樹脂なので、割と簡単に切れます!(笑)
大まかに切った後は、コレでゴシゴシして微調整です。(^^
カバー支持面とツライチになるまでゴシゴシすること数分・・・
ガラス繊維入り樹脂とは言えそこは樹脂、ヤスリで簡単に削れます。
というコトで、ここで仮組をして寸法を確認。
実はボス寸法を詰めておかないと、駆動軸に被さっている台形のゴムカバーに干渉します。
ワイパー作動時にこのゴムカバーも回転すれば良いんですが、残念ながらカバーは回転せず
干渉したままワイパーを作動させ続けると、擦れてそのうち破れてしまいますし
ワイパーモーターにも過度な負荷が掛かり、ヒューズ切れやモーター焼損に繋がります。
私はさらに台形のゴムカバーとのクリアランスを設けるために
カバー支持部を残して、ボス部分だけをもう1ミリほど削り込んでおきました。(^^
仮組をして、再度確認。
アーム側カバー支持部はガラスに近くなっていますが
ボス部と台形のゴムカバーの間は十分なクリアランスは確保出来ました。
ナット部のカバーを付けるとこんな感じ。
カバー部の幅は軸部のゴムカバーを逃げているので、これくらいで良いかな?(^^
ボス内にインサート成型されている金物の、駆動軸に接する面に
防水性と錆予防、次回取り外し時にちょっとでも簡単に取れるよう
ホルツさんのグリスを少量塗布しておきました。(^^
リアガラスのアンダーミラーの下あたりに、位置決め用の点がプリントされているので
その点にワイパーブレードの先端を合わせるようにして位置決めします。
アーム形状が似ているとは言え違う車種のものなので、あくまで参考です。
位置が決まったらナットを本締めし、カバーを付けて、ひとまず完成!
うーん、ココまでは良い感じですよ!(笑)
ワイパーアームを跳ね上げてみます・・・
アンダーミラー支柱とのクリアランスは5ミリ程度ですが
干渉することなく、ワイパーを立てることが出来ました!(^_^)v
では早速、動作確認。
良い感じです。(^^
ワイパーブレードはノーマルサイズから全長で約50ミリほど短くなっているので
その拭き取り範囲が気になりますが・・・
ガラス下端までは10ミリ程度でしょうか。
この位置だと拭き取り範囲としては、上側が主に狭くなった感じですね。
雨の高速道路などでの後続車確認などには、支障は無さそうです。(^^
「干渉してワイパーが立てられない」と判った時にはどうしようかと思いましたが
1350円の追加投資はあったものの、無事作業は完了できました!
おそらく同車種の方にしか判らない、純正部品の流用ネタ。
全部が無駄にならなくて、ホントに良かったです。
残ってしまった新品のエスクァイア用リアワイパーブレード・・・どうしよう。(笑)
実はハイエースにお乗りの方には定番の、フロント側の流用ネタもあるんですが・・・
こちらはもう少し情報を集めて良く確認してから、着手しようかと思います。
RH+LHでいくか、RH+RHで行くか、さらにはブレードの組み合わせはどうするか。
まだまだ悩みどころ満載です。(^_^;)