先月メル●リで購入した、20年以上前の時計。
有名時計修理店に電池交換に持って行ったらオーバーホールが必要と言われ
そのまま預けて来たものの交換用部品が生産終了で修理が出来ず
それなら!と
ダメ元で自分で電池を交換したら時を刻むようになりました。(笑
ただ、クロノグラフ機能はどうも動きが怪しい・・・
一般的なクロノグラフは
1)Aボタンを押すと1/10秒計が1回転し
2)60秒計の針が1目盛り進み
3)1分が過ぎると30分計が1目盛り進む
4)もう1度Aボタンを押すと計測停止
5)Bボタンを押すと各針がゼロ位置に戻る
という感じなんですが
購入した時計はBボタンを押すと1/10秒計の針は”7”辺りで
60秒計の針は30秒(6時)の位置で止まって
30分計の針だけがゼロ位置に戻ります。
Aボタンを押すと60秒計の針がカウントを開始し
もう1度Aボタンを押すと60秒計の針が止まり
1/10秒計の針は毎度違うところで止まりますが
Bボタンを押すと1/10秒計と60秒計の針は必ず上記の位置に戻ります。
やっぱり壊れてるのか?(^^;
とりあえずBボタンで各針がゼロ位置に戻るよう
”リセット操作”をしたいんですが
取説が無いので設定操作方法が全く判りません。(笑
と言うコトで、ネットで取説を探してみました。
本家のWENGERのHPにあった取説。
何種類かの時計の操作方法が書かれていました。
なぬ?AボタンとBボタンの同時押し?
早速試してみましたが・・・
30分計のゼロ位置調整後にBボタンを押しても
1/10秒計や60秒計の針には操作が移りません。
うーん、やっぱり壊れてるのか・・・
そう言えば電池を入れた時にムーブメントの型番を控えておいたので
時計の型番で取説が見つからないのなら
中身のムーブメント自体の取説があれば操作方法が判るハズ!
この時計のムーブメントは”G10.211”、恐らくETAのもの。
Google先生に聞いてみたところ、
ハミルトンの取説がヒット。
やはりいろいろな時計に、同じムーブメントが使われているようです。
取説を読んでいくと・・・
うーん、欲しい情報はビミョーに載ってない。(笑
さらにしつこくGoogle先生に聞いてみると・・・
ありました。(^_^)
この説明の「B」の部分。
・竜頭を1段引いてAボタンを押すと1/10秒計の針が操作出来る
・竜頭を1段引いてBボタンを押すと60秒計の針が操作出来る
・竜頭を1段引いて回すとカレンダーが調整出来る
・竜頭を2段引いてAボタンを押すと30分計の針が操作できる
・竜頭を2段引いて回すと時間の調整が出来る
カレンダーと時間調整はすぐに判ったんですが
1段、2段と竜頭を引いたところでボタン操作とは。(^^;
で、早速試してみると・・・
おー!ゼロリセットが出来た!
感動・・・(TT_TT)
で、Aボタンを押してみると・・・
Aボタンを押すと60秒計が動き出し
もう1度押して計測を止めると1/10秒計が動いて計測時間を表示します。
この動画の場合は”12秒1”が計測結果と言うコトになります。
どうやら1/10秒計は電池の消費を減らすためにグルグル回さず
計測を止めた時に動いて計測時間を表示する仕組みのようです。
計測時間が1分を越えると・・・
30分計の針が1目盛り進みます。
この動画の計測結果は”1分10秒4”と言うコトになります。
で、Bボタンを押すとリセット動作。(^^
この場合は”13分19秒1”が計測結果です。
で、Bボタンでリセット。
20年以上前のWENGER、548円の電池交換で完全動作。(笑
動かない、修理できない、と言った日本橋の有名時修理店・・・(^^;
実はその後、別の時計修理店に問い合わせをしてみたんですが
確かに同型番のムーブメントは生産終了になっているけど
後継品(互換品)があるのでムーブメント交換は可能との回答が。
ちょっと費用は掛かるようですが、修理は可能のようです。
時計を包んでいた緩衝材にこんなメッセージを付けてくれていた売主さん。
商品の紹介文や取り引き中のコメントからもその誠実さが伝わって来て
「これはきっと電池交換で動くハズ!」と信じていたので
こうして動いてくれたコトがとても嬉しいです。
WENGER Commando Chronograph Ref.70725(536.0765)
1990年代後半、もう20年以上前の時計。
決して存在をアピールするようなハデさはありませんが
何気に目に入るシンプルでスッキリしたデザインがワタシには好みで
色々調べたりいじったりしながら見ているウチに
普段使いしている白いヤツと同じくらい、気に入りました。
これから外遊びでバッチリ活躍してくれそうです。(^_^)
Posted at 2024/02/19 03:14:26 | |
トラックバック(0) |
DIY いろいろ | 日記