昨年12月に取り付け、年末ギリギリまで手直しをしつつ試験運用をして
この1月から本格的に運用を開始したFFヒーターですが
もう無くてはならないモノになりつつあります。
中華製の安っすいヤツですが
富士山の麓でマイナス気温の中でも十分にその性能を発揮してくれていて
ワタシ的には性能的にも機能的も充分と感じているんですが
難点は「本体や付属品のクオリティが全体的に低い」というところです。
それでも本体やリモコンは割とシッカリと造られていて良い感じなんですが
燃料タンクや燃料ホース、燃料フィルター、排気管、消音器、ホースバンドなど
付属品の小物たちの出来栄えは・・・(^^;
排気管や消音器は”ステンレス製”とは記載されているものの
その素性はかなーりアヤシイ感じだし
燃焼用の空気を吸い込む”吸気フィルター”に至っては
樹脂の筒に穴を開けただけの”ほぼザル”な状態というありさまです。
そこで安物だけど少しでも長く使うコトが出来るようにと
Am●zonで販売されている部品の中から良さそうな代替品をチョイスして
チミチミとシステム全体での品質改善の準備をしているワケです。
で、先日ポチったコレは何かと言いますと・・・
燃料ポンプの吐出側に取り付け、吐き出された燃料の脈動を抑えるという
ドーシングポンプダンパーというものです。
FFヒーターの燃料ポンプはソレノイドを動かして燃料を送る仕組みで
いわゆるインジェクターに近い動きをするポンプですが
動作原理上どうしても燃圧が一定にはならず、燃圧に波があります。
エンジンのように燃焼タイミングに合わせて燃料を噴射するには良いんですが
石油ストーブやファンヒーターのように燃焼し続けるFFヒーターでは
燃圧の脈動が燃焼状態に影響を与えるコトになります。
特に最弱燃焼をしている時は「ボゥ、ボゥ、ボゥ」と言う感じになり
空気が薄い高地などでは燃焼が不安定になる場合があります。
この燃圧の波をダイヤフラムのようなもので受け流す(均す)ことで
「燃圧の脈動を抑えて燃焼を安定させる」というのが
このドーシングポンプダンパーの役目になります。
副産物として
燃圧の脈動が抑えられるコトで燃料パイプに発生する振動が減り
車体に接している燃料パイプから伝わってしまう振動が減るコトになって
結果的に車内に届くポンプの運転音が静かになる、と言われています。
ただ問題は・・・
吸気フィルターなども含め価格的には安いモノばかりなので良いんですが
このような補器類やダクトなどの周辺部材は発送元がAm●zonではなく
殆どが中国発送のため到着までに10日~2週間くらい時間が掛かります。
中国内の配送状況や通関手続きなどによりもっと時間が掛かるコトがあったり
時には中国を出る前に荷物が行方不明になって強制的に返金扱いになり
さらに時間と手間が掛かってしまう場合があるコトです。(^^;
そんな中国発送品ですが、今回はもう日本国内の空港に到着したようです。
Am●zonのスポンサーになっている販売者だったコトもあるのかも知れませんが
2日に注文して4日に国内に入っているというのは
中国発送品というコトを考えるとなかなか優秀なんじゃないかと思います。
中国でこの部品の配送を請け負った「YDH」という会社を調べてみたら
日本でいうところのクロネコさんや佐川さんのような会社の様で
トラッキング情報の更新も早く、なんとなく安心感が湧いてきました。(笑
Am●zonの配達予定は「2月16-20日までにお届け」となっていますが
この感じならちょっと早く届くかも知れません。
で、他にも幾つか交換したい部品があったんですが
確実に入手したい&破損や初期不良などがあっても返品処理がカンタンな
発送元がAm●zonのモノの中からチョイスしました。
価格は中国発送品よりも若干高めな感じではありますが
返品や交換の手間を考えたら安いんじゃないかと思います。(笑
コチラはAm●zon発送なので金曜日には確実に届くと思いますが
次の週末は日曜に休日出勤が確定していて改修作業は出来ず・・・
土曜日と来週火曜の祝日、なんなら月曜日に代休を取れば
燃料ラインの入れ替えも含めた改修作業が出来る・・・かな?
出来ると良いんだけどなー。(^^;
そんなコトを考えていたら、通関手続きが終わったようです。
Am●zonの配達予定は「2月16-20日までにお届け」ですが
もしかしたら明日6日には届くかも知れませんね。
今週末の改修作業に間に合わず2度手間になるなーと思っていましたが
もしかしたら1回で改修作業を終えられるかも?(^^