
ココにも時々登場する、我が家のワンコに付いてちょっとご紹介。我が家のワンコは「ウエルシュ・コーギー・カーディガン」という種類のコーギーです。街で良く見かけるコーギーは「ウエルシュ・コーギー・ペンブローク」という種類で、「しっぽ」が無い、まあるいお尻がカワイイのですが、我が家のワンコ「カーディガン」には「ふさふさしっぽ」があります。あまり知られていませんが、コーギーには2種類いるですね。そのルーツは古く、いろいろな説がありますが、代表的な物を以下に引用します。
<コーギー・カーディガン>
イギリス、ウェールズ地方のガーディガンーシャー出身。
3000年もの歴史を持つ古い犬種。
中央ヨーロッパからケルト人に連れられてやってきた犬がルーツといわれています。
背は低いが、足が速く俊敏で、勇敢な性質を持つこの犬は、
優秀な牛追いとして活躍していました。
また、イタチやキツネ、ネズミといった山野の小動物の猟にも役立っていました。
祖先は、ダックスフンドと同じ犬種です。
この犬が世間に知られるようになったのは
1933年、キング・ジョージ6世がヨーク公と呼ばれていた頃
宮廷で飼ったのが発端です。
<コーギー・ペンブローク>
イギリス、ウェールズ地方のペンブロクシャー出身。
ガーディガンとよく似ていますが祖先は別の犬種で、ガーディガンより歴史が浅く
12世紀頃に誕生しました。
ダックスフンド系の犬ではなく、スピッツタイプの流れをくみます。
この犬が有名になったのは、
イギリス王室が数世代にわたって、この犬を所有してきたことによります。
1936年、キング・ジョージ4世がペンブロークを娘に与えたのが最初で、
今でもマーガレット王女やエリザベス女王からかわいがられています。
となっています。
元々は違う犬種だったようですが、19世紀には同種と判断されていて、
普通に交配をしていたため外観的には良く似たワンコになっていったようです。
細かな違いはあるものの、外観で一番の違いは「しっぽ」が有るか無いかということ。
昔は生まれたときから「しっぽ」が無かったペンブロークは、
「しっぽ」が無いのが「スタンダード」として決められているため、
現在では生まれてすぐに断尾するそうです。
一説には牛の足の間を縫うようにして牛追いをするため、
踏まれてケガをしないよう改良されたのだとか。
対するカーディガンは「しっぽ」があるのが「スタンダード」なため、「ふさふさしっぽ」があります。
こちらは主に牧羊や荷役犬として使われていたようで、「しっぽ」はそのまま残された、とのコト。
我が家でワンコを飼うとなったときに、
生まれた時にはある「しっぽ」を切られてしまう、というのがどうも可哀想な気がして
それなら「しっぽ」を残された「カーディガン」を、となったワケです。
ペンブロークはキョンキョンの紅茶のCMで一躍大人気となり
2004年度で22783頭がジャパンケンネルクラブ(血統書発行機関)に登録されています。
カーディガンはというと知名度は圧倒的に低く、その数わずか243頭。
まさに「桁違い」ですね。
我が家では大人気のワンコ、世間ではあまり人気がないようです。(笑)
散歩していても「雑種ですか?」とか
「しっぽ、切らなかったんですか?」などと聞かれるコトもしばしば。
最初のウチは説明していたんですが、最近では面倒になって「そうです」って答えてます。(^-^;;
ふと思えば、なんででしょうね・・・
我が家の車は世間ではあまり人気が無いアコードワゴンなんですが
ワンコもあまり人気が無い「コーギー・カーディガン」・・・(^-^;;
我が家、変わり者ってコトですかね・・・(爆)
写真は、こんなカッコ悪い姿で寝る「しっぽのあるカーディガン」(笑)
Posted at 2005/08/25 03:17:19 | |
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