2011年3月11日14時46分。
東北地方から関東、中部地方に掛けてM8.8、震度7という
明治以降では初めてという規模の大地震が発生しました。
最初はゆらゆらと、ちょっとゆったりした感じの揺れでしたが
その振幅は次第に大きくなり、会社事務所では立っているのも大変なレベルに。
机の周りでは書類が崩れ落ちたり、壁際では大きな図面庫が倒れたり
他のフロアでは天井や照明器具が剥がれ落ちたり
水道管から大量の水が噴出したり・・・
会社のある東京・品川では震度5強という揺れでしたが
それはそれは生きた心地がしませんでした。
各フロアの大型モニターには、大津波がみるみる街を飲み込んでいく映像が・・・
沢山のクルマがまるでミニカーのように
津波に押し流され、その後海へ持っていかれるという惨状が映し出されていました。
すぐに首都圏の鉄道網はストップ。
会社からは業務を打ち切って帰宅せよ、との通達が出ました。
徒歩で帰れる人は徒歩で、帰れない人には社員食堂や会議室が開放されました。
自分も歩いて帰れるか?と思い、グーグル先生の行き方案内で検索してみると・・・
54km、11時間20分で到着という結果。
ハラを括って事務所で一夜を明かすことにしました。
ケイタイで家に連絡してみたものの、規制が掛かっていて繋がらず・・・
会社の固定電話から奥さんのケイタイにはすぐに繋がり安否確認が取れました。
ちょっとだけ安心したらお腹も空いて、会社の前のジャスコに買出しに。
会社前の道路は既に大渋滞・・・
こうなったらもう慌てても仕方ありませんね。(^^;
カップ麺とか、パックのご飯と3分カレーなんかを買い込んで
会社の電子レンジでチンしてお腹を満たしました。
事務用のイスを目一杯リクライニングして
ちょっとウトウトすると大き目の余震の繰り返し。
結局一睡も出来ずに朝を向かえ、やっと動き出した電車で帰って来ました。
いつもよりも時間は掛かったものの、無事に自宅最寄り駅に到着。
帰宅した我が家周辺はいつもの穏やかな日常が流れています。
阪神大震災の時にも感じたこの違和感・・・
岩手や宮城といった、直撃を受けた地域の方々がとても心配です。
まだまだTVでは地震関連のニュースが流れています。
大津波、大火災、更には原発の制御不能危機・・・
来週は全国で、まだまだ大変な1週間となりそうです。
Posted at 2011/03/12 13:01:03 | |
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徒然 | 日記