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simaumaのブログ一覧

2025年02月08日 イイね!

FFヒーター手直し(その4:管理モードパラメータの調整)

付属部品を使って取り付けた中華製FFヒーターですが
「とりあえず売るために付けとけ!」といった感が満点の付属部品は
これぞ中華クオリティ、といった感じで今後の運用に不安が残り
個々に代替部品を購入して入れ替え作業を実施。
やっと”完成”と言っても良いかな?というレベルになりました。

大会遠征での車中泊では充分な性能を発揮してくれているんですが
最弱運転でも車内は暑いくらいに暖まってしまうのが、玉にキズ。

ネットでいろいろと情報を集めていたら
「管理モード」というのがあって
制御に関するパラメータを調整出来るコトが判りました。

取説には「技術者以外は使用禁止」と書かれているモードで
変更した場合は保証対象外になってしまうようですが
そこは激安だった中華製FF、とりあえずやって見るのが筋ですよね。(笑

パスワードで保護されているモードに潜入して
調整できるパラメータは以下の7つ。
 ・燃料ポンプの最低動作周波数
 ・燃料ポンプの最高動作周波数
 ・送風ファン最低回転数
 ・送風ファン最高回転数
 ・本体動作電圧
 ・送風ファン制御方式
 ・プラグパワー
コレは中華製ヒーターではほぼ共通の項目らしく
潜入するためのパスワードも同じというコトが判りました。

alt

というコトで、早速潜入して
まずは初期値を確認して残しておきます。

各項目ごとに項目の意味や注意する点などの情報を集めて
初期値と一緒に一覧表を作っておきました。
※この表の初期値は2024年11月にワタシが購入して取り付けた個体のものです。
 また、各項目の意味や数値はワタシが集めた情報を纏めたものです。
 この表を丸々鵜呑みにせず、必ずご自分で情報を確認してください。
 この情報を利用したことで損害が生じても当方は一切保証しません。




燃料ポンプの動作やファンの回転数などを初期値から変更しては
その時の状態を確認して、メモ。

ワタシの場合は
 車内が冷え切っている時は5kwのパワーを活かして早く暖め
 設定温度になったら保温レベルでの運転で暑くなり過ぎるコトを防ぐ
というのを目的にしているので
ポンプの最高動作周波数とファンの最高回転数は初期値のままで
ポンプの最低動作周波数を下げて最弱運転時の燃料噴射量を減らし
熱交換器の温度が下がる方向のセッティングにしてみました。
併せてファンの最低回転数も下げて温風の送風量を減らすコトで
暑くなり過ぎるのが防げないか?と考えたワケです。

ポンプの動作周波数を下げ過ぎると点火や燃焼が不安定になり
ファンの回転数を下げ過ぎると熱交換器の過熱でエラーになったりするので
燃焼状態や熱交換器の温度を確認しながら数値を決めました。





何通りか試した結果を元に
燃料ポンプ最低動作周波数は初期値の81%の1.3Hzに
送風ファン最低回転数は初期値の94%で1580rpmに設定。

初期値では最弱運転時で140度程度だった熱交換器の温度が
設定変更後は130度くらいになり
ダクトから出てくる温風が確かにヌルくなった感じなので
次の車中泊で実際どうなのかを確認してみたいと思います。



ちなみに初期値のままにしている最大燃焼時の熱交換器は210~220度。
さすが5kw、ワイドミドルな車内が暖まるのは早いです。(^_^)

あとは燃料ポンプのトントン音対策かなー。
月曜日は代休でお休みなので、ちょっと防振対策をやってみますかね。
2025年02月08日 イイね!

FFヒーター手直し(その3:吸気フィルターと燃料ラインの交換)

本体の出来はまずまずな感じの中華製FFヒーターですが
付属品はまさに中華クオリティという感じで
砂埃を吸い込み放題な吸気フィルターだったり
2ヵ月経たずに錆びる自称SUS製のバンドだったり
接続にゴムホースを使うすぐに劣化しそうな燃料チューブだったり。

安心して使うだけでなく、少しでも長く使えるように
細かい部品を交換しようと思います。



まずはこの、吸気フィルター。
樹脂製の筒に穴が開いてるだけ、という
枯れ葉のような大きなモノを吸い込むのは防げるけど
砂埃は吸い込み放題というシロモノです。



燃焼室に砂埃を吸い込むなんて内燃機関では考えられないので
ちゃんとフィルターが組み込まれている物に交換します。
まあコレも中華製なので、どれほどのモノかは判りませんが。(笑



大きさはほぼ同じくらいですかね。
付属品の黒いほうも見た目はシッカリしてそうなんですが・・・



開けてみると中身はドンガラ。(笑
空気が流れる際の静電気で砂埃が内部にたくさん付いてますね・・・
というコトは燃焼室にも入り込んでる、というコトですね。(^^;



取り付けから2ヵ月経たずに錆び始めている接続部のバンドも
国産の正真正銘のSUS304製のモノに交換します。



続いて、燃料ラインの交換。
ホームセンターで耐油チューブを購入し
付属品の白いチューブに保護材として被せておきましたが
先端をゴムチューブに差し込み、機器に接続するという構造は
何かに引っ掛かったらカンタンに抜けてしまいそうです。

 

というコトで
燃料コックからポンプまではエンジンルーム内で使われる
耐熱性、耐圧性、耐候性がある3層構造のシッカリしたホースに交換。
ポンプから本体まではキジマの
耐熱120度、2層構造のバイク用ガソリンホースに交換します。



また、すぐに劣化して亀裂が入りそうな燃料フィルターは
これまたキジマのバイク用のメタルフィルターのものに交換。



各接続部のバンドも全て国産のSUS304製に交換です。



ついでに燃料コックと燃料フィルあーのレイアウトを変更。
今まではタンク→燃料コック→燃料フィルターという並びでしたが
タンク→燃料フィルター→燃料コックという並びに。
金属製の燃料コックから燃圧の脈動が木部に伝わらないように
木部に防振ゴムを取り付けて、その上に固定します。



燃料タンク→燃料フィルター→燃料コックまでは
ホームセンターで購入した透明な耐油チューブを使います。
こうするコトで燃料の流れを確認するコトが出来ます。(^^



燃料ポンプの燃料吐出側には燃圧の脈動を抑え燃焼を安定させるという
ドーシングポンプダンパーを追加で装備。
効果があるのかは判りませんが、無いよりは良いんじゃないか、と。(笑



ドーシングポンプダンパーからヒーター本体までは
高温になる本体部に接続するというコトで
耐熱120度が謳われているキジマのホースを使用しました。

内側が耐油ゴム、外側が耐熱ネオプレーンの2層構造で
柔軟性があるので取り回しがラクに出来ます。



ドーシングダンパーを経由したホースの先はヒーター本体へ。
もちろん、各接続部のバンドは国産のSUS304製に交換。



付属品を使った取説記載の配管方法では
1ヵ所の接続部に2個のバンドを使う=接続部が実質2ヵ所になりますが
ホースをシッカリしたモノに替えるコトで接続部は1ヵ所になり
ホース自体の強度の他に緩みによるエア噛みやホース抜けに対しても
少しは強くなったんじゃないかと思います。

作業終了後には試運転。
タンクからの燃料吸い上げも順調で1発点火。(^^
その後2時間くらい試運転を続けましたがエラーが出るコトも無く
無事、部品の入れ替え作業は終了です。

ただ「すごーく遠くで柱時計が時を刻んでいるような音」という感じの
トッ、トッ、トッというちょっと低い音が車内では微かに聞こえます。

外で耳を澄ますと「チッ、チッ、チッ」という小さな音で気にならないので
ポンプの振動が車体に伝わって低い音になって聞こえているようです。
ドコをどう伝わって来てるのかは良く判りませんが
とりあえずホースなどを伝って来ているワケでは無さそうなので
ポンプ取り付け部の防振を考えるしかなさそうです。

とりあえず気になっていた部品交換が終わったので
これまたちょっと気になっている
「パラメータ調整」をやってみたいと思います。(^^
2025年02月07日 イイね!

部品到着

FFヒーターの全体的な品質向上のために注文した部品たち。

今回も中国発送の物があり、時間が掛かると覚悟していましたが
昨日のウチに最寄りのクロネコさんの営業所に到着し
今日無事に届きました。



クロネコさんの情報では「60サイズ」となっていたので
てっきり梱包箱で届くのかと思っていたら
見慣れたグレーの、シワシワなビニール袋でした。
クロネコさん、コレでも委託元に60サイズの料金を請求するんですかね。(笑



早速開封、まずはドーシングポンプダンパーから。
樹脂製の部品で割と小振りですね・・・
効果が判らない、というレビューもありましたが
まあ無いよりはあったほうが、安定燃焼にはきっと良いハズ。(笑



この週末に作業が出来るよう、頼んでおいたAm●zon発送の部品。
コチラも見慣れた、ニヤリマークの箱で届きました。

 

まずは静音が謳われていた燃料ポンプ。
付属品のポンプとはちょっと形状が違いますがコネクターは互換で
そのまま差し替えて使えますが
現在取り付けているポンプカバーは使えなそうです。

付属品のポンプは今のところ不具合なく動いているので
不安要素が出て来たら、保護方法を考えて交換したいと思います。



コチラはチェックバルブ、いわゆる逆流防止弁です。
燃料タンクのキャップには”一応”逆流防止の仕掛けがありますが
コレがまたダメダメな感じで
走行中の揺れで1mm程度の穴から灯油が漏れ出てしまいます。

燃料キャップにコレを取り付けて、燃料漏れを防ごうという作戦なんですが
燃料ポンプが燃料を吸い出して負圧になった時に空気を通すのは良いんですが
夏場などタンクの内圧が上がる時の対策を別途考えなくてはイケマセン。

付属品から変更してるとはいえ、やはりそこは同じ中華製。
ある程度は耐えるとは思うんですが
成型時の合わせ目から裂けて燃料が漏れた、という話もあるので
ちょっと対策を考えないとイケマセンね。

 

あとはホース類の固定用バンド。
取り付けから2ヵ月経たずに錆び始めている自称SUS製のバンド類を
将来部品交換などのメンテナンスが出来るよう
国産の正真正銘SUS製のモノに交換しておこうと思います。

日曜日は休日出勤だけど、明日はお休み。
雨もなさそうなので、明日は作業が出来そうです。(^^
2025年02月06日 イイね!

優秀

毎度ドキドキしているAm●zonで購入した中国発送品。

今回のFFヒーター取り付け関連では何度か中国発送品を購入しましたが
時間は掛かっているものの、なんとか到着して運用するコトが出来ています。



そして今回注文したドーシングポンプダンパーですが。

2月2日に発送されて4日には日本に到着し5日には通関手続きが終わりました。
通関手続きの後はきっと国内の物流会社が引き継いで
自宅まで配送されるんだろうなーとは思っていましたが
ドコが引き継ぐのかはこの情報からでは判りませんね。



追跡情報を更新してみたら・・・
「南大阪EC小口オペレーション支店」に引き渡されたようです。
と言うコトは荷物を積んだ飛行機は関西空港に着いたんですかね。

しかし「南大阪EC小口オペレーション支店」とは一体。(^^;
Google先生に聞いてみたところ、どうやらクロネコさんのようです。



輸送業者をクロネコさんに切り替えて追跡検索してみたら
シッカリ情報が表示されました。

今朝配達日時変更の指定を入れておいたんですが
それもちゃんと反映されていますね。
しかも、もう最寄りの営業所に到着しているようです。
2日に注文して6日には最寄りのクロネコさん営業所に到着するなんて
今まで購入した中国発送品では初めてです。

今回の中国発送、チョー優秀!

販売業者(が使う物流業者)によってこうも違うのか!とビビりました。
ちゃんとした販売業者を見極められれば
今後は中国発送品でも安心して注文が出来そう、と思ったのでした。
見極めるのはなかなか難しいですけど。(笑



早速クロネコさんのMy荷物に登録、明日の到着が楽しみです!
明日、ワタシは出社なんですが。(^^;

明日はAm●zon発送品も届くハズなので
今回の改修作業に必要な部品はコレですべて揃うコトになります。

ヒーター付属品の錆びやすい部品の交換と一緒に
燃料ラインの改修も完了出来そうです。(^^
2025年02月05日 イイね!

安物だけど

昨年12月に取り付け、年末ギリギリまで手直しをしつつ試験運用をして
この1月から本格的に運用を開始したFFヒーターですが
もう無くてはならないモノになりつつあります。

中華製の安っすいヤツですが
富士山の麓でマイナス気温の中でも十分にその性能を発揮してくれていて
ワタシ的には性能的にも機能的も充分と感じているんですが
難点は「本体や付属品のクオリティが全体的に低い」というところです。

それでも本体やリモコンは割とシッカリと造られていて良い感じなんですが
燃料タンクや燃料ホース、燃料フィルター、排気管、消音器、ホースバンドなど
付属品の小物たちの出来栄えは・・・(^^;

排気管や消音器は”ステンレス製”とは記載されているものの
その素性はかなーりアヤシイ感じだし
燃焼用の空気を吸い込む”吸気フィルター”に至っては
樹脂の筒に穴を開けただけの”ほぼザル”な状態というありさまです。



そこで安物だけど少しでも長く使うコトが出来るようにと
Am●zonで販売されている部品の中から良さそうな代替品をチョイスして
チミチミとシステム全体での品質改善の準備をしているワケです。



で、先日ポチったコレは何かと言いますと・・・



燃料ポンプの吐出側に取り付け、吐き出された燃料の脈動を抑えるという
ドーシングポンプダンパーというものです。

FFヒーターの燃料ポンプはソレノイドを動かして燃料を送る仕組みで
いわゆるインジェクターに近い動きをするポンプですが
動作原理上どうしても燃圧が一定にはならず、燃圧に波があります。

エンジンのように燃焼タイミングに合わせて燃料を噴射するには良いんですが
石油ストーブやファンヒーターのように燃焼し続けるFFヒーターでは
燃圧の脈動が燃焼状態に影響を与えるコトになります。

特に最弱燃焼をしている時は「ボゥ、ボゥ、ボゥ」と言う感じになり
空気が薄い高地などでは燃焼が不安定になる場合があります。

この燃圧の波をダイヤフラムのようなもので受け流す(均す)ことで
「燃圧の脈動を抑えて燃焼を安定させる」というのが
このドーシングポンプダンパーの役目になります。

副産物として
燃圧の脈動が抑えられるコトで燃料パイプに発生する振動が減り
車体に接している燃料パイプから伝わってしまう振動が減るコトになって
結果的に車内に届くポンプの運転音が静かになる、と言われています。

ただ問題は・・・
吸気フィルターなども含め価格的には安いモノばかりなので良いんですが
このような補器類やダクトなどの周辺部材は発送元がAm●zonではなく
殆どが中国発送のため到着までに10日~2週間くらい時間が掛かります。
中国内の配送状況や通関手続きなどによりもっと時間が掛かるコトがあったり
時には中国を出る前に荷物が行方不明になって強制的に返金扱いになり
さらに時間と手間が掛かってしまう場合があるコトです。(^^;



そんな中国発送品ですが、今回はもう日本国内の空港に到着したようです。
Am●zonのスポンサーになっている販売者だったコトもあるのかも知れませんが
2日に注文して4日に国内に入っているというのは
中国発送品というコトを考えるとなかなか優秀なんじゃないかと思います。

中国でこの部品の配送を請け負った「YDH」という会社を調べてみたら
日本でいうところのクロネコさんや佐川さんのような会社の様で
トラッキング情報の更新も早く、なんとなく安心感が湧いてきました。(笑

Am●zonの配達予定は「2月16-20日までにお届け」となっていますが
この感じならちょっと早く届くかも知れません。









で、他にも幾つか交換したい部品があったんですが
確実に入手したい&破損や初期不良などがあっても返品処理がカンタンな
発送元がAm●zonのモノの中からチョイスしました。
価格は中国発送品よりも若干高めな感じではありますが
返品や交換の手間を考えたら安いんじゃないかと思います。(笑

コチラはAm●zon発送なので金曜日には確実に届くと思いますが
次の週末は日曜に休日出勤が確定していて改修作業は出来ず・・・
土曜日と来週火曜の祝日、なんなら月曜日に代休を取れば
燃料ラインの入れ替えも含めた改修作業が出来る・・・かな?
出来ると良いんだけどなー。(^^;



そんなコトを考えていたら、通関手続きが終わったようです。
Am●zonの配達予定は「2月16-20日までにお届け」ですが
もしかしたら明日6日には届くかも知れませんね。

今週末の改修作業に間に合わず2度手間になるなーと思っていましたが
もしかしたら1回で改修作業を終えられるかも?(^^
Posted at 2025/02/05 18:10:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | 散財 | 日記

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