前回からの続き
青海での見学が終わり、続いて例年の会場である有明へと向かいます。
MEGA WEBが会場になっているFUTURE EXPOにも行きたかったのですが、時間の関係で行けたら行くということで後回しとしました。
FUTURE EXPOだけでしたら入場料は無料となります。
残念ながら時間切れで立ち寄ることはできませんでした・・・(>_<)
日頃の運動不足を解消しようということで、有明の西・南展示棟までの1.5KmのOPEN ROADを歩いてみました。
OPEN ROADにも色んな展示車があって、道中を楽しむことができます。
「YAMAHA YXZ1000RR」
これって、公道を走れるのでしょうか?
「日野コンテッサ900」
トラック、バスのHINOもかつては乗用車を生産しておりました。
コンテッサ・クーペは近所で今でも見かけますがこのコンテッサは生まれて初めて見たかも。
「三菱ふそう キャンターATHENA」
国士舘大学とコラボ企画のレスキュー用のキャンターです。
パリダカのカミオンクラスみたいな出で立ちで、見るからに頑丈そうでした。
「D-SPORT COPEN」
"デ・トマソ"っぽいカラーが、80年代のダイハツ車を彷彿させます。
GRもそうですが、コペンに興味津々です。欲しいなぁ・・・
86/BRZ Raceに参戦しているCG ROBOT RACING TEAMのBRZです。
ドライバーはGT300のBRZでおなじみの井口 卓人選手であります。
所謂ワンメイクレースで、車両は全てナンバー付きになります。
今年のオートサロンにも出展していたハイゼットトラックジャンボのカスタム仕様です。
"カリフォルニア工務店"とのコラボでしょうか。
軽トラもここまで弄ればキマりますね。
荷台からキャブまで走っているパイプが雰囲気を出しております。
ダカールラリー参戦車のランクル200のレプリカモデルです。
ヘッドライトの上に貼ってあるスポンサーには以前大変お世話になりました(^_^;)
DAMDのカスタムカー、「JIMNY little G」です。
本家のGは手が出ませんが、これなら買えるかも。
スーパーカブのMOTO GP仕様でしょうか?
ちょっとしたシャレですね。
復活した「SUZUKI KATANA」です。
往年のGSX1100SKATANAを彷彿させるデザインはなかなかだと思います。
さすがに舘ひろしはもう乗らないだろうなぁ・・・
OPEN ROADは他にも痛車はスーパーカーなどが展示してあり、ここだけでも十分楽しめました。
ちなみにこちらも無料のエリアになります。
30分ほど歩いて東京ビックサイト西展示棟に到着。
先ずはSUZUKIのブースからです。
「HUSTLER CONCEPT」
もうじき発売の2代目のハスラーですね。
モーターショーで市販予定車を展示するのはスズキの常套手段で、前回はクロスビーを
同じように展示してありました。
完全なるキープコンセプトですが、まあ人気車なので難しいところですね。
ちょっとジムニー寄りになったのかな?
クルマに殆ど興味のないうちの娘(小3)は、何故かハスラーだけは見分けられます(*^^)v
「ジムニーシエラ」
まだ納車まで1年近くかかっているようですね。
人生最後の"あがり"のクルマとして欲しい1台。
コンセプトカーの「HANARE」です。
モバイルルーム自動運転車とのことですが、前後対称デザインはかつてジウジアーロが
デザインした4代目のキャリーのオマージュでしょうか。
「WAKUスポ」
スイッチを押すことによって、フロントマスクや車体形状を切り替えることができます。
今はクーペスタイルになっていますが、変身するとワゴンスタイルに。
昔の日産EXAみたいな感じでしょうか。
昨年末にマイナーチェンジした「エスクード」です。
MADE IN HUNGARYの立派な欧州車であります。
昨今流行のSUVの中ではかなり地味な印象ですが、スイスポと同じ1400ccターボに6速ATと
ライバルよりもこだわりのパワートレーンです。
スズ菌にやられているのか、スズキの四輪はどれも好意的なのですが、その中でも
一番は定番の「スイフトスポーツ」です。
初めて買ったクルマがマーチだったということもあり、今でもホットハッチ系には惹かれる
ものがあります。
実用面からこのサイズだとちょっと厳しいですが、次の買い替えの時は子供も大きくなって
いるので、選択肢に入ってくるかもしれません。
SUZUKIのお隣のHONDAです。
「NSX」
サーマルオレンジ・パールというボディカラーは、カリフォルニアの朝日をイメージしたそうです。
自分には全く現実味の無いクルマではありますが、スポーツカーの象徴としてこれからも
作り続けてもらいたいものです。
「ACCORD」
新型のアコードは既に北米、中国で発売済み。日本は遅れての投入になります。
クラウンもそうですが、アウディA5っぽい6ライトウインドウのHB風デザイン(実際はセダン
ですが)は、流行なのですかねぇ・・・
人だかりができていたので、それなりに注目を集めていると思いますが、ホンダの
高級セダンは日本だと難しそうです。
「Honda e」
来年発売になる後輪駆動のEVです。
初代のシビックに通ずるデザインはライバルのリーフよりも好感が持てます。
自宅で充電ができる環境でしたら、気になる1台です。
計器類は全て液晶で構成されています。
インパネはテーブル形状になっており、これもホンダの伝統ですね。
諸々の事情で発売が延期になってしまった4代目の「FIT」
来年早々には出るのでしょうか。
皆さん評価が高いようですが、アジア向けのコンパクトカー風情のデザインは、正直
微妙な気がします。道具感が強く、敢えてスポーティーさを狙っていないのかもしれません。
そういえば、初代のFITを見た時も同じような印象でしたが、大ヒットモデルになったので、
私の予想など全然あてにならないですね(-_-;)
テールライトはちゃんと内側も光ります(笑)
スポーツモデルの"RS"は追加で出るのかなぁ・・・
ヴィッツあらためヤリスの方が好みかな?
数少ない輸入車の出展、ルノーです。
フランスからお偉いさんが来られたのか、ちょうどフジテレビの取材が入っており、
入場が規制。プレスデーがあるというのに、ちょっと残念な対応です。
このアルピーヌのみ、近づくことができました。
「A110S」、A110の高性能バージョンのようです。
これをベースに日産も面白いクルマを出せば良いのにと思うのですが、自動運転の
開発でそれどころではないのか、スポーツカーは置いてけぼりです・・・
その日産ですが、、、
今年50周年の「FAIRLADY Z」
初代S30へのオマージュということで、往年のBREカラーを装っております。
このZ34もデビューから10年以上になりますが、ボディカラー以外はずっと放置された
感があります。
「セレナ e-POWER AUTECH」
数少ない日産のドル箱モデルであるセレナにオーテックが手を入れたモデルで、
ボディの一部の補強と足回りのセッティング、そしてオーテック仕様の外装とボディ
カラーが専用となっております。
セレナにはどういうわけかニスモ仕様もありますが、チューンの内容はニスモも
オーテックもどうやら同じようで、外装の違いだけみたいです。
オーテックとニスモ、自分だったらオーテックかなぁ・・・
Z同様に今年で50周年の「GT-R」です。
"ワンガンブルー"というボディカラーはR34GT-Rのイメージカラーであった"ベイサイドブルー"
から来ているのかと思います。
横浜のグローバル本社ではこれと同じクルマの試乗ができます。
「GT-R NISMO」
Zと違ってGT-Rはマイナーチェンジを何度か行ってきましたが、この2020年モデルが
R35型の最終になるのではと噂されています。
デビュー当初は800万円ぐらいだった車両価格はいつの間にか1,000万円を超えて
しまいました。初期モデルの中古でも500万円前後の値段を付けておりますが、
漢たるのもの、一度はGT-Rを所有してみたいです。
まあ、妄想でしかないですが(^_^;)
続いて三菱のブースです。
「MITSUBISHI ENGELBERG TOURER」
3月のジュネーブショーに出展されたコンセプトカーで、三菱お得意のPHEVシステムを
搭載しています。
4WDはランエボⅣから始まったAYCを採用し、さらにS-AWACと呼ばれる車両運動統合
制御システムまで取り入れ、まさに電子制御の塊といった感じが三菱らしいです。
「MI-TECH CONSEPT」
電動SUVとのことですが、あと20~30年後には普通に走っていそうです。
「SUPER HEIGHT K-WAGON CONSEPT」
こちらはかなり現実的なコンセプトカーですが、おそらく次期eKスペースのプロトタイプ
だと思われます。
デリカD5もそうですが、今後の三菱車はこの顔つきになっていくのですかねぇ・・・
西展示棟から南展示棟へ移動。
最初はMAZDAです。
「MX-30」
マツダ初の量産EVで、来年あたりに発売になるのでしょうか。
各社EVの開発、発売は避けて通れない道(特に欧州向けなど)だと思いますが、
集合住宅の多い日本では、先ずは充電インフラをどうするかが課題だと思います。
後席ドアはRX-8以来の観音開き(フリースタイルドア)
EV専用モデルになるのか、それと後からエンジン付が追加で出てくるのか分かりませんが、
これは人気が出そうです。
「MAZDA3」
最近街中でもよく見かけるようになりました。
赤いボディーからが映えますね。
ちょっと乗ってみたい1台です。
「CX-30」
10月24日発売のブランニューモデルです。
列に並んで運転席に座ってみましたが、ドライビングポジションがしっくりきました。
自分の中のマツダ車は90年代のファミリアあたりで止まっており、ここ10年来の
マツダの進化ぶりには今更ながら驚きです。
どれも同じようなデザインには食傷気味ではありますが、改めてポテンシャルの高さを
感じております。
トヨタはパスしましたが、LEXUSには寄りました。
「LF-30 Electrified」
いかにもショーモデルといったデザインですが、お世辞抜きでカッコ良かったです。
こういうクルマこそ、モーターショーで展示すべきですが、今回はどこのメーカーも
控え目でした・・・
「LC CONVERTIBLE CONCEPT」
市販されたらいくらになるか分かりませんが、贅沢なクルマです。
「LC500」
値段は全然違いますが、かつてのソアラの立ち位置がこのクルマなのですかね。
自分には縁のないクルマですが、憧れます。
本家BMWの出展は今回は無し。
ただし、ALPINAだけはありました。
「B3 LIMOUSINE」
ベースの3シリーズ同様、新型(G20)に切り替わりました。
アルピナグリーンがたまらなく綺麗です。
15時までに帰らなくてはならず、正味3時間半ほどの見学でかなりの駆け足に
なってしまいました。
本当は一日かけて、バイクや部品メーカのブースも覘いてみたかったところですが、
仕方ありません。
会場が二つに分かれてしまうという前代未聞の開催は、OPEN ROADでの展示などの
工夫で移動自体を楽しむことができましたが、全体的に展示車が地味だったこと、また
外国勢の出展がルノー、メルセデス、ALPNAだけというのは寂しい限りでした。
日本市場がなかなか難しいのかもしれませんが、再来年は戻ってきてほしいなぁ・・・
あとは、開催期間をもう1週間ぐらい長い方が個人的には助かりました。
今年は3連休が入って1日延びたとはいえ、週末が2回しかないのはなかなか調整が
大変だと思います。