
急な発熱でインフルか流行り病かと思ったが、翌日朝には平熱に戻ってました。
私は元気です。
という事で、今回もドライサンプねた。
ドライサンプ化で付けたいものの一つがこれ。

オイルプレヒーター。
外部電源で発熱させて、ウエットサンプのオイルパンやドライサンプのオイルタンク内の油温をEg始動前に上げておくもの。

ようは部品の洗浄液温めたりするのに使ってる投げ込みヒーターのちっさい版。

タンクに巻くウォーマータイプもある。
もちろんアメリカの部品なんで120Vだけど、日本の100Vでもそのまま使える。
20Vぶんパワー落ちるが。

120V 200w
そしてこれ、

外部電源供給プラグ。
これを車体につけといて、

ガレージの延長コードをぶっ挿して使う。
良い…。
EVAで言うとアンビリカルケーブルww
レーシングカーの場合、ピットでEg始動前にこうやってオイル温める訳だが、

日本のスーパーフォーミュラなんかはプレヒートはオイルじゃなく、マシンから冷却水を取り出してヒーターで温めながら電動ポンプでEgに循環させる方式。
与圧もされてる。
現場の人間に根掘り葉掘り訊きますた。
Egをプレヒートするにはこっちの方が理にかなってるわな。
↑画像はスーパーフォーミュラの元メカの友人のコネでKCMGのピットに入れてもらった時のものだが、ピット奥から機材やマシンカウル内部の撮影NGだったんでプレヒート用の機材とかの画像はない。スマン。
スーパーGTも500は多分同じ。
ガチレーシングカーのウォータープレヒーターポンプマシンなんて素人が使うようなブツじゃないw
なのでオイルプレヒーター付けるだけでもレーシングEg気分味わうには充分w
まぁオイル温めておくだけじゃ暖気タイム短縮するだけで、ドライスタート時のスカッフィング対策にはならない。
本来ならオイルプレヒートさせてプレオイリング→Eg始動がレーシングEgらしくてカッコいいんだけど。
プレオイリングするなら、それ用に電動ポンプ付けるとか、ドライサンプならベルト外してドリルでポンプだけ回すとかやりようはあるけど、

アキュームレーター付けるとかがスマートではあるな。
しかしプレオイリング用だけに付けるのはコスト的に…だし、Eg稼働時の油圧低下時用の蓄圧機として本来の使い方しようとすると、プレッシャースイッチとかソレノイドバルブとか色々要るから高額になるし、そもそもドライサンプなら油圧低下の可能性ほぼ無いから併用するメリットがあんまり無い。
まぁベルト切れたら油圧ゼロだけど、そんな致命的な状況じゃアキュームレーターでは一瞬しか対応出来ないしw
メタルブローです。
プレヒーターでオイルを余熱。
↓
コックピットのロールバーか何かにアキュームレーター付けておいて、手動のボールバルブ捻って油圧解放。
↓
油圧計の針がピコっと上がるのを確認
↓
フューエルポンプオフでセル回して油圧上げ
↓
フューエルポンプオンでセル回してEg始動。
うーん、こんな儀式が出来れば最高なんだがw
妄想するだけならタダなんでw
話戻します。
6年前に買って放置してたオイルプレヒーター、一度も通電させてない。
実際に使う前にテストしてみる。

鍋に5Lほど水入れた中にヒーター入れて電源接続。
しばらく放置。
30分後…

水温40度。
風呂の湯程度。
ちゃんと機能してるようだが、30分でこれかぁ…
さらに放置。
一時間後…

これだけ置いといたのに50度かよ…
何か思ってたのと違う
案外パワーねぇなぁ…。
これが20Vの差なのか、テストに使った鍋の形状のせいで放熱が大きかったのか、ショップオリジナル品の安物を買ったからなのか原因は分からない。
実際は縦に細長いタンクの底に付けるから対流も違うだろうし、オイルと水でも変わってくるとは思うけど。
こんなもんなんかねぇ?
せめて倍くらいのパワー欲しいけどなぁ?
まぁ雰囲気で付けたいだけなんでコレでエエけどww
ストリートカーにドライサンプでオイルプレヒーター付きってだけで変態確定ですわ。

て事でプレヒーターのプラグをチョンパ。

念のためテスターで配線確認。
白黒と緑がアースね。
この辺りは万国共通か。

電子工作して、

はい完成。
通電テストもOK。
車体にタンク付けられるようにしてから位置決めしてアルミボス溶接する。
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ドライサンプ | クルマ
Posted at
2024/04/27 00:34:08