という事で、222Dの後はお台場の船の科学館へ。
係留展示されてる初代南極観測船宗谷を見学してきた♪
以前から関東来たら一度は訪れてみたかった。
ちなみに…
よりもいの聖地巡礼的なヤツとは違うからwww!!
いや、いい作品でしたけどね。
2年前には2代目南極観測船ふじも観に行ってるし元々興味ありますのんでw
https://minkara.carview.co.jp/userid/2132300/blog/37433261/
実際に来てみると想像以上に小さな船体に驚く。
全長84m。
この宗谷、もともと南極観測船として建造された訳ではなく、昭和13年にソ連向けの貨物船として建造され、戦時中は帝国海軍所属の特務艦として戦火を潜り抜ける。
戦後は引き上げ船として活躍した後、海上保安庁の灯台補給船となり日本の灯台を巡る。
そして昭和31年に日本初の南極観測船として改造が施され6度の南極観測を敢行。
取り残された樺太犬のタロとジロの物語は聞いた事ある人も結構居るんじゃないでしょうか?
昭和38年からは巡視船として北の海を守り、昭和53年解役。
ここまで建造から40年、戦時中の米潜水艦からの魚雷攻撃やトラック島大空襲を切り抜け、南極観測時の最大斜度69度の荒波を乗り越えて沈む事の無かったまさに奇跡の船!
そして自分が生まれた昭和53年からこの場所に係留展示され今年で40年。
まだそこに浮いてました。
もちろん初代南極観測船として日本の南極観測の礎を築いた船としても残すべき価値のある船だと思う。
そして、大戦中の帝国海軍所属艦として唯一現存してるのが何を隠そうこの「宗谷」なんです。
もちろん
三笠も残ってるけど…残念ながら海には浮いてない。
宗谷は未だに東京湾に浮き続け、何と!船籍も残ったままなので航行させようと思えば可能だったりする。
スクリュー外されてるし陀輪も繋がって無いんで実際には無理だけど。
今回、実際見に来るにあたり、本当に海に浮かんでいるのか?実際は船底を固定されてるんじゃないか?という所も確認しようと思って来たんだけど、、、、タラップが波の上下で動いてたんで間違いなく浮かんでました!
て事で、奇跡の船に乗船して見学してきた。
何と、見学無料です。
保存費用考えても乗船料取っても良いと思うんだけど。
小さい船なんで船内通路は本当に狭い。
実物の南極の氷。
船尾最上甲板には取り外されたスクリュー。
上は南極観測船として改造された際に新設されたヘリ甲板。
入れないエリアの奥にある浴場はかなり荒れて廃墟感が。
科員食堂の水飲み器や年代物の冷房。
南極観測船として改造された際に積み換えられた2サイクル8気筒ディーゼルが並列2基で4800馬力を搾り出す。
戦時中の写真。
8センチ単装高角砲で武装されていた事が分かる。
タロとジロが!
越冬猫のタケシも居たw
通信室。
ヘリコプター甲板。
ブリッジへ。
真鍮部品はピカールで磨きこまれてまさにピカピカ♪
旋回窓から船首を望む。
この斜度でも倒れない復元力凄すぎる!
舵角表示機と両サイドの回転計。
流石は80年前の船!
木製の窓枠にはネジ式の鍵が!
ウチの実家にも昔これあったぞw
最近の若モンは見た事無いんじゃないw?
舷側に突き出たバルジは戦時中の装甲…では無く、砕氷する際に船体を傾ける為のタンク。
奇跡の船に乗船しての見学満喫した♪
今年は建造80年記念と言う事でタイミングよく、、
記念品のステッカーとペーパークラフトもゲット♪
午後の遅い時間に行ったんだけど、先着100名様でももらえますた…。
お台場の端っこにあるし、船の科学館自体はずっと閉館中だしで、無料で見学可能なのに人気全然無いみたい…。
俺、ガンダム見てるよりこっちの方が断然楽しいんだが…。
ふじ、宗谷と乗船したから、次はウェザーニュースが保有してる初代しらせも見学行ってみたいし、現役の2代目しらせの一般公開あったら是非参加したいと思います!
四日市くらいでまたやらないかな~?
て事で、お台場で幻の車222Dと奇跡の船宗谷に逢って大変満足な大人の社会見学ですた♪
お次はお台場を後にして千葉へ。
ホテルにチェックインしてから…
福島の同士ダルと合流し、ヤロウ3人でもつ鍋龍でデナーんまんま♪
酒が美味い♪
ほろ酔い気分でベッドに潜り込み、翌日のメインイベントに備える!
続く→
Posted at 2018/06/12 22:45:45 | |
トラックバック(0) |
ドライブ | 日記